V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2011年02月17日(木) 競争力の強いエリアと弱いエリアの違い

クライアントのマーケティングの担当者と話す。同社の商品は地域Aではとてもよく売れているのだが、地域Bでは競争力が弱い。なぜか?同社の誰もが考える謎だが、彼は「Aがどうであろうとそんなの関係ない。Bのお客様がどうしたら喜ぶのか。それだけを考えればよいのではないか」言う。「Bで売れていないのは、偏にBのお客さまに満足していただいていないから」。彼の考え方は正しい。

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2011年02月16日(水) 大相撲の八百長問題を嘆く(2)

NHKの特番でもやっていたが、江戸時代からある相撲の八百長に「人情相撲」というのがあるという。相手のことを慮って強い者が「わざと負ける」というもの。大人が子供と相撲をとって、大人が負けてやるような相撲だ。ただし、人情相撲の一番大事なところは「勝った方が相手がわざと負けてくれたことに気がつかず『自力で勝った』と思うこと」である。そこには日本人固有の優しさを感じる。

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2011年02月15日(火) 大相撲の八百長問題を嘆く(1)

70歳を過ぎてもマワシを締め、子供たちに相撲を教えている人の話を聞いた。八百長は昔からあったという。ただし、○星を金で買うようなことはなかったという。あったのは「○星の貸し借り」。この前負けてあげたから、今回は勝たせろ、というものだ。それが今や売買の対象になってしまったことが嘆かわしいという。何でも金に置き換えてその価値を計り、買えるもの置き換える考え方の弊害だ。

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2011年02月14日(月) がんばれ!ローカルに根ざしたタイヤショップ

タイヤショップの幹部が自分で作成したチラシを見て欲しいと送ってきた。全部手書きで、インパクト十分。そこには「年に数回しか雪が降らず、午前中に積もっては午後には消えるこの土地に相応しいタイヤがあります」と書かれていた。地域密着を標榜する店主らしい切り口だ。通勤でクルマを利用する女性が多い街。「あなたの生活にピッタリを選ぶお手伝いをします」で十分売れるはずだ。

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2011年02月13日(日) 塾の説明会に見る弱者のプロモーション戦略

子供の塾の説明会を聞く。最初に塾長が、同塾の進学実績を語った。次に、塾の方針を語った。そして、他の塾と違う点を2点語った。この2点はいずれもシステム上の内容だった。それを聞きながらプロの仕事を他人に伝えるときは、「実績」と「方針」「他とのシステム上の違い」をPRすれば十分だとわかった。細かい授業の内容は枝葉末節のこと。自分が研修の魅力を伝える時の参考になった。

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2011年02月11日(金) 「誰の何のための商品か」を2日間考える研修

某技術系企業で新規事業の立ち上げを支援する幹部セミナーを勤める。受講者には現在進めている企画書を持って参加していただいた。が、そこにあったのは「どんなユーザーのなんのために、どのように」の「どのように」ばかり描いた構想図ばかり。聞くと、他社追従のために開発ている商品も多いとのことだった。このままでは開発は成ってもセールスの段階でとても難しい商品になってしまう。結果、2日間の講義はほとんどをこの「どんなユーザーのなんのために」に費やした。

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2011年02月10日(木) 小さな改善を積み重ねて書類作成時間を短縮!

某社で、新任監督者が半年間実践してきた職場改善プランの成果発表会が行われた。皆、職場内問題点を改善、一定の成果を上げた。特に高い成果を上げたのは、1枚当たりの書類の作成時間を1/3にまで圧縮した女性管理者。彼女には12月に実施した個別面談時に改善のビフォーアフターがハッキリわかるよう問題を数値化するアドバイスをしたのだが、彼女持ち前の素直さが成果に結びつき嬉しかった。

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2011年02月09日(水) 若き経営者の座右銘は「倒れる地頭は土掴む」

ある経営者が教えてくれた座右銘は「倒れる地頭は土掴む」。90年代に父の経営の跡を継ぎ、資金面で苦労した彼。今は会社も立ち直り、国の助成金や補助金を経営に生かしつつ独自性の高い経営を行っている。そして、これらの資金を得るために行う申請を、自社の「これまで」と「いま」そして「これから」を見つめる機会として捉えている。申請を機に成長と資金を得る。進化する人は、何でもプラスにしてしまう。

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2011年02月08日(火) サポーティングスタッフに叱られてべそをかく

某社の監督職社員の研修で「サポーティングスタッフのモチベーションを上げる方法」について討議してもらった。その中のメンバーの一人が、前日にサポーティングスタッフから「話があります」と呼び出され「あなた、最近私のことを便利屋と思っていませんか?」と訴えられたという。そして自分のいたらなさに気づき反省したという。彼にとっても他のメンバーにとっても誠にタイムリーな討議テーマだったが、毎日を楽しくするには大切なことだ。

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2011年02月07日(月) ダイナランドに見る強者のプロモーション(3)

私はスキーヤーだが、ゲレンデでは圧倒的にボーダーが多い。スキーヤーはほとんどが私と同じ世代かそれ以上で、残念ながら「変化対応力に乏しい化石のような存在」だ。スキーだから笑っていられるが、仕事の面で変化対応力に乏しいとこれは問題。自分の中でボーダーを疎ましく思う気持ちがあるように、新しさを認めたくない自分もいる。そんな自分を変えないと…とボーダーを見るたびに思う。

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酒井英之 |MAILHomePage
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