V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2011年01月17日(月) グラノ24K訪問の記(2)畑がまるごとお金になる

地産地消型のビュッフェ・レストラン『野の葡萄』には、たらの芽とか旬の筍など、今日そこに来ないと食べられない料理がある。仕入れは毎朝。農家のおばちゃんが持ち込んでくる野菜。担当の社員がおばちゃんと「今のこの部分のこれが美味しいのよ」と野菜について話し合う。これまで農家とレストランには直接交流がなかった。それが直接出会うことでレストランの可能性が大きく広がったのだ。

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2011年01月16日(日) グラノ24K訪問の記(1)地産地消型レストラン

ビュッフェ・レストラン『野の葡萄』を経営する「グラノ24K」を訪ねて北九州へ。同社は、その日近所の農家で取れた野菜や米を惣菜にし、バイキング形式で提供している。キャッチフレーズは「健康を食べに来てください」。旬の食材で料理を作るため、定番のメニューなし。お客は「今日はどんな美味しいものが食べられるのだろう?」というミステリアスな気持ちで店に入る。そこが人気の秘訣だ。

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2011年01月14日(金) 真冬の天津訪問記(9)海外から日本のTVを観る

天津のホテルで日本のニュースを見る。豪雪のニュースの他に、海老蔵殴打事件を放送していた。世界の目から見たらそんな報道しかしていない日本が間抜けに見えた。翌日の天津空港。ももひき二枚重ね履きが丁度良いという天津帰りの名古屋行きの乗客は、150人乗り位のジャンボに私を含めたった13人。大韓空港の方には大勢の乗客がいて、天津−日本が薄くなっているような印象を持った。

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2011年01月13日(木) 真冬の天津訪問記(8)驚きの連続の天津市内

天津の夜、K総経理とその部下たちと伊勢丹の上のレストランで会食した夜は驚きの連続だった。「残すこと(食べきれないこと)がおもてなし」という山のような美味しいご馳走に驚く。ウエイトレスが使っていた情報端末がi-phoneだったことに驚く。天津市の寒さに驚き、凍った川に驚き、川にかかった箸の上の観覧車に驚く。泊まったホテルのTVはSAMSUNG。日本製品がないことに驚く。

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2011年01月12日(水) 真冬の天津訪問記(7)勘違いする日本人駐在員

天津ではマリオットに泊まったが、この高級ルームに日本人が当たり前のように泊まっていた。工場の係長クラスがこんな待遇を受ければ、自分が偉くなったんだ錯覚するのも無理はない。中には運転手を連れて週3回もゴルフをする総経理も。そんな植民地的な搾取のマネジメントをやっていれば、中国人だって黙っちゃいない。彼らはちゃんと見ている。今にとんでもないしっぺ返しを食うだろう。

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2011年01月11日(火) 真冬の天津訪問記(6)なぜ休憩所はキレイか?

工場の中の一角にとてもキレイなコーナーがあった。中国人労働者の休憩所である。なぜこんなにキレイなのか尋ねたら、従業員をグループにし、グループ単位で「キレイ」を競争させているという。そしてトップチームには金一封を上げるのだという。たったこれだけのことで中国人は現金に働くのだ。こうした民族的な特性を知っていない人には、中国人はマネジメントできない。

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2011年01月10日(月) 真冬の天津訪問記(5)日本車はなぜ売れない?

中国で日本車が売れていない。現地に人によると原因はデザインにあるという。しかし、日本企業は「高いから売れない」と思っているからサプライヤーへのコストダウン要請が厳しい。「労務費は上がる」「コストダウンをしろといわれる」「出荷数が思うほど伸びない」。これでは「凄い勢いの下りエスカレータに乗っている」ようなもの。中国に進出した下請け企業のビジネスも地獄の有り様だ。

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2011年01月09日(日) 真冬の天津訪問記(4)和魂中才を実現できる人

改善の発想がない中国とはいえ、今後、現在の倍の量の納品を求められるとこの方法では限界がある。中国ローカルも設備投資して自動化するしかなくなるだろう。そうなると、日本企業と中国ローカルの手札は似てくる。が、中国ローカルは品質問題の自工程完結力が弱い。その点、日本のサプライヤーに勝機はあるが、現場の中国人を中国人にフィットしたやり方で動かせる「和魂中才」を持ったマネージャが必要になる。

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2011年01月08日(土) 真冬の天津訪問記(3)不良品と中国マネジメント

天津の自動車部品メーカーを見学。中国人は手先が器用で日本人よりスピードは速い。しかし不良品が出た場合、改善しようとは思わないという。中国ローカル企業は、プレスしてバリが出れば、人海戦術で取り除けばいいと思っている。100のうち良品が95しかできない場合、100欲しいといえば、彼らは110生産すればいいと思っている。「歩留まりを変えよう」という「もったいない」の発想がない国民性のようだ。

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2011年01月07日(金) 真冬の天津訪問記(2)伊勢丹の繁盛振り

天津空港の街中は予想以上に渋滞していた。車は中国国産車が多く、企業としてのトヨタなど影が薄いという。天津にはエアバスやサムソンが進出し、巨大企業が労働力を持っていってしまうのだそうだ。続いて天津市内の伊勢丹に入る。売られている服はどれもおしゃれ。日本ではセレクトショップにしかないようなブランドがテナントとして出ている。4〜8万円。日本人には高くて買えないものばかりだ。

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