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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
改善の発想がない中国とはいえ、今後、現在の倍の量の納品を求められるとこの方法では限界がある。中国ローカルも設備投資して自動化するしかなくなるだろう。そうなると、日本企業と中国ローカルの手札は似てくる。が、中国ローカルは品質問題の自工程完結力が弱い。その点、日本のサプライヤーに勝機はあるが、現場の中国人を中国人にフィットしたやり方で動かせる「和魂中才」を持ったマネージャが必要になる。
天津の自動車部品メーカーを見学。中国人は手先が器用で日本人よりスピードは速い。しかし不良品が出た場合、改善しようとは思わないという。中国ローカル企業は、プレスしてバリが出れば、人海戦術で取り除けばいいと思っている。100のうち良品が95しかできない場合、100欲しいといえば、彼らは110生産すればいいと思っている。「歩留まりを変えよう」という「もったいない」の発想がない国民性のようだ。
天津空港の街中は予想以上に渋滞していた。車は中国国産車が多く、企業としてのトヨタなど影が薄いという。天津にはエアバスやサムソンが進出し、巨大企業が労働力を持っていってしまうのだそうだ。続いて天津市内の伊勢丹に入る。売られている服はどれもおしゃれ。日本ではセレクトショップにしかないようなブランドがテナントとして出ている。4〜8万円。日本人には高くて買えないものばかりだ。
天津空港に着く。K総経理の出迎えを受け、早速空港内のケンタッキーフライドチキンでレクチャーを受ける。その間でも様々な中国らしさに面食らう。�|繁爾呂覆�、非常に寒い。�▲侫 璽好肇奸璽匹鮨�した後の分別回収はない。自分で片付ける習慣もない。専門の掃除婦が掃除をしている。�C�もがお洒落な服を着、携帯電話で電話をしている。物質的な豊かさと精神的な若さが同居していた。
新年早々、昨年訪ねてくれた天津のK総経理を尋ねることにした。わが国のデジタル家電の輸入が輸出を上回る時代。海外に出て行くことが本当に幸せなのか…中国の勢いを肌で感じておくことはとても大事なことだ。最後に行ったのがオリンピック前。わずか二年だがどのように変化したのか楽しみだ。幸い飛行機に空きがあり、ホテルも取れた。仕事の都合上わずか1泊2日間あるが風を存分に浴びてきたい。
マイケル・サンデル教授の授業「正義の話をしよう」を観た。衝撃を受けた。教授はある先人の考え方を示す。現在の道徳とか、法律の元になっている考え方だ。次に、それを極めて身近な例に置き換えて「この場合はどうか」「こうなったらどうか」など次々問いを投げる。答えは求めない。決め付けをしない。ひたすら考えることを求める。その授業を見ながら、自分もこんな授業がしてみたい、と思った。
正月の特番映画「二人の軍師」を見た。コンサルタントは一般に「勝ち方を説く」と思われているが、そうではない。堺屋太一氏は以前の大河ドラマ『軍師とは人の道を説くものなり』と語り、三枝匡氏は著書の中で「コンサルタントは何が正しいかを教える人」と語る。このドラマでもキーワードは信義。半兵衛も官兵衛も「信義を貫く」ことで絆を結ぶ。そんなコンサルタントに、私はなりたい。
今年のテーマは「脱」。「脱下請け」と「脱受注体質」を目指すクライアントをサポートしていきたい。これまでのクライアントを振り返ると、私のお客様は企業規模、業種問わず「受身体質から自律的に社員が提案して動いて売れる組織を作りたい」「下請け体質、特定の顧客に依存する体質に変えたい」企業ばかりだったことに気がついた。イノベーションを求めて私の所に来る人を裏切ってはいけない。
新年のテーマは「脱」。今までの自分のビジネスのやり方を大きく変える。これまで自分が☆になって人を導いていくことを考えていたが、そうでないことに気がついた。お客様に火を点けて、お客様に☆になっていただき、お客様を通して広く世界を幸せにする。ようやくそんな考え方になった。その考え方にのっとり、情報発信の仕方も、提供するサービスもビジネスモデルも変える。そんな一年にする。
スーパーに買出しに行く。お目当てはネスカフェの無糖コーヒー750ml98円を1ダース買うこと。私はコーヒーはいつも1ダース単位で買っているのだが、この商品は初めて。カロリー0と表示されており味も心配。よってまとめて買をやめて1本だけにしたのだ。が、ネスカフェのカロリー0は予想に反して美味かった。だから今日買いに行ったのだが本日在庫なし。良い商品を上手に買うのは誠に難しい。
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