V字経営研究所・酒井英之の4行日記
DiaryINDEXpastwill


2010年11月27日(土) 単品ではなく、PKGにして冒険を売れ

芸術塚の加藤社長はビジネスマンの顔も持つ。陶器というモノが売れる時代は終わり、今はコトを売る時代。そこで同社が開発したのが「美濃陶酔」というセット商品。日本酒(三千盛)に美しい杯2つ、それに緋酒器がついている。私にはこの緋酒器がとても魅力的で、これを使いながら人と酒を酌み交わしているシーンを脳裏に描いた。「美濃陶酔」を買う人は、このシーンに憧れ、このシーンを買うのだ。

←クリックしてね。続きが出るよ(日記ランキング投票ボタン)


2010年11月26日(金) 伝統文化を背負って生きる人の背中を見た

多治見にある美濃焼きの工房「幸兵衛窯」を訪ね、加藤亮太郎社長の話を聞いた。美濃は陶磁器産業に必要なものが全部揃っているがために、独自性が生まれにくく、故に九谷焼や有田焼のようなブランド力がないと言う。地元の窯業仲間もいろんな分野に多角化し、美濃焼きの代表の織部等の伝統を一人で受け継ごうとしていた。伝統文化を背負って生きる人の、背負うものの重さが見えた気がした。

←クリックしてね。続きが出るよ(日記ランキング投票ボタン)


2010年11月25日(木) 「依存しない経営」を目指す人たちのHERO

「魔法のフライパン」で有名な錦見鋳造の錦見社長の話を聞いた。鋳物を使ったフライパンで、実際に普通のフライパンで作った野菜炒めと「魔法のフライパン」で作った野菜炒めを食べ比べてみたが、シャキシャキ感が全然違う。厚さ1.5mmの技術を確立するまで9年かかったという。「代わりはいくらでもいる」と言われて一念発起しての大ヒット商品。錦見社長は脱下請けを目指す中小企業のHEROだ。

←クリックしてね。続きが出るよ(日記ランキング投票ボタン)


2010年11月24日(水) そんなにもAKB48が良いのかねえ?

某社の管理者研修で受講生を3つの班に分けた。通常通り、左から1班、2班、3班に分けようとしたら、その中の一人から「A・K・B」に分けましょう、という。面白いことを言うなあ、と思っていたら、今日、中堅社員が考えたマーケティングプランを聞く機会があった。キャンペーン案はAKB48一色。朝、NHKをつけてもAKBを特集しているし。そんなにもAKBがいいのかね…ハア。

←クリックしてね。続きが出るよ(日記ランキング投票ボタン)


2010年11月23日(火) 裁判員裁判の死刑判決と軽すぎる大臣の発言

裁判員裁判で死刑判決が出た。犯人がどんな人物であれ死刑を判断するのは人を亡くすことだからさぞかし辛いだろう。が、こうした判決が出た後に死刑執行の判子を押すのは法務大臣である。その法務大臣が「たった二言だけ言っていたら仕事になる」と言うのは冗談にも程がある。裁判員の悩み・苦しみをなんと心得ているのだろう。法務省に限らず現場感覚のない人がトップに立つ組織は悲劇だ。

←クリックしてね。続きが出るよ(日記ランキング投票ボタン)


2010年11月22日(月) 故・星野哲郎さんの想いを込めた出だしの二行

先日亡くなった作詞家の星野哲郎さん。いつも「自分は懸賞狙いの作詞家だから」と笑ったていたという。懸賞で審査員の受けを良くするには、とにかく最初の2行にインパクトを込めること。「はるばる来たぜ函館…逆巻く波を乗り越えて…」「幸せは歩いてこない…だから歩いていくんだよ」。確かにたった2行で人を勇気付けてくれる。「人生の応援歌」を作り続けた人の仕事に改めて拍手!

←クリックしてね。続きが出るよ(日記ランキング投票ボタン)


2010年11月21日(日) 小さなからだに溢れそうな大きな笑顔の和尚

大垣市の法永寺を訪ねる。ここの先代の和尚は「達磨」と呼ばれた両足のない小澤道雄氏。私は15歳のとき、道雄和尚の自伝を読んだ。その内容に感動し、会いたいくなってノーアポで法永寺を訪ねた。そしたら、その日、その和尚の葬儀をやっていた。会いに行った日が、たまたま臨終の日だったのだ。それも不思議な縁だと、和尚の奥さんに可愛がられ、以来人生に迷うたび同寺を時折訪ねている。奥様も今は出家し、尼僧となっている。キャッチフレーズ『精一杯喜んで』のまま、小さなからだに溢れそうな大きな笑顔で迎えてくれる。今日もその笑顔に救われた。10年前と変わらぬ美しい庭に癒された。

←クリックしてね。続きが出るよ(日記ランキング投票ボタン)


2010年11月20日(土) 今の時代に求められるコンプレックス克服法

私も含め、世の中には自分のコンプレックスを克服するために仕事をしている人が少なくない。が、その克服法は二つある。第一は、コンプレックスの対象者を上回る結果を出して「それ見たことか」と思うこと。もうひとつは、コンプレックスをあるがまま受け入れ、そのような自分だからこそできる創意工夫を生み出し、それを求める人に提供すること。私は長年前者だったが後者になりたいと思う。

←クリックしてね。続きが出るよ(日記ランキング投票ボタン)


2010年11月19日(金) 某社沖縄支店の職場活性化コンサルの結果(5)

沖縄の研修で他部署との連携が上手くいって成果を挙げた部門が少なくなかった。そのような部門はお互いが意見を言う前にまずは共に目指すところが同じであることを確認。そして、一方的にどちらかが改善するのではなく、お互いにメリットのあることを見つけて、協力して改善する手順を踏んでいた。龍馬が薩長を結んだときのように、双方のメリットのある方策を見つける。これがマネージャの腕である。

←クリックしてね。続きが出るよ(日記ランキング投票ボタン)


2010年11月18日(木) 某社沖縄支店の職場活性化コンサルの結果(4)

沖縄で好結果を出した課長の発言。「一人ひとりの意見を聞いた。今、何を考えているのか。今、何をしているのか。これがわかったとき、思い切って仕事を任せる勇気が沸いてきた…」。仕事を部下に任せるのはとても勇気がいること。が、怖がっていたら人はいつまでたっても育たない。自分が言い出したことをやるとき、人は吸収力も丁寧にやろうとする意欲も高まる。責任を与えると人は本気になる。

←クリックしてね。続きが出るよ(日記ランキング投票ボタン)


酒井英之 |MAILHomePage
My追加