V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2010年05月19日(水) 多重債務問題に熱い人を訪ねて高知へ(3)

高知で会った40代半ばの労組の書記長の一人になぜそんなに熱心に組合活動をするのか聞いた。彼は以前、労金の多重債務防止のセミナーに出たことがあるという。そこで、サラ金に法定金利以上支払っていた場合は戻ってくる可能性があると聞いた。実は彼の父親は多重債務に悩んでいたのだ。そこで労金に相談したところ、400万あった借金の殆どを払わなくても済んだという。以来彼は同じような苦しみから人を救おうと、立ち上がったのだ。その正義感に拍手したい。

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2010年05月18日(火) 多重債務問題に熱い人を訪ねて高知へ(2)

今回の高知行きも熱心な労働組合を取材するため。高知は製造業が少なく、その分大きな組織がない。そこでいくつもの小さな労組が力を合わせて活動を盛り上げている点が画期的だ。聞くと組合員を集めてファミリー向けには「駅伝大会」「地曳網」、若者向けには「ねるとんパーティ」「スキー&スノボツアー」、女性向けには「メーキャップ教室」。率いているのは、組合員10人の小規模労組の女委員長。その志が素晴らしい。

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2010年05月17日(月) 多重債務問題に熱い人を訪ねて高知へ(1)

名古屋飛行場(小牧空港)からJAL便に乗って高知に出張。この路線は近い将来消える予定だ。私が乗った機材は20人乗りだったが、乗客は9人。私以外は全員ゴルフの団体客だった。そして高知龍馬空港から高知駅までのバスは…なんと私1人。50人乗りの大型バスがなんと貸切り状態。大河ドラマで龍馬を取り上げている年にかかわらずこの状況。地方の衰退振りは予想以上に深刻だ。

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2010年05月16日(日) 念ずれば通ず。「ウナギを飼いたい」夢が実現

いつの頃からか息子が「ウナギを飼いたい」と言い出した。そこでウナギを取るために川に罠を仕掛けたのだが、昨年は成果なし。今年こそと思っていた矢先、近所の人から突然電話をもらった。「生きたウナギ、要りません?」。どうやら子ども会でウナギのつかみ取りがあって持ち帰ってきたらしい。しかし30cm超の大きさで飼うことができず我が家に持ち込まれた。念ずれば通ず、というが本当なのだ。

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2010年05月15日(土) 苦しいときこそ貯金し続ける姿勢が大切

富山の新湊には連合のススメで入社から定年まで毎月2000円、賞与時には5万円づつ給与天引きで積み立てする「ゆとり預金」を実施している組合が多い。が、現在のような不況下では一時金が少なく、例年通り天引きすると困る組合員も出てくる。そこで組合は天引きするかどうか判断するが、このようなときでも天引きすると判断する組合は少なくないという。短期より長期で考えたらその方がいいからだ。

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2010年05月14日(金) 子供がいる人は決して自己破産してはならない

多重債務対策セミナーで講師役を務める労働金庫の支店長が力説していることがある。それは絶対に自己破産してはいけない」ということ。多重債務の処理に当たっていると「自己破産すればいい」と考える人がいる。が、破産してから数年は借金ができないため、教育ローンが借りられなくなるというのだ。親が破産すると子供が行きたい学校に行けなくなる。その事態を避けねばならないと考えているのだ。

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2010年05月13日(木) 会員組織に新規会員を巻き込んでいく方法

顧客に会員制度を導入し、会員を増やしている某社の話を聞いた。新規会員の獲得は、現在の会員幹部の食事会に参加してもらうこと。参加は、一社につき必ず幹部1名、担当者1名で参加してもらう。そして、会員幹部から、会員となる魅力や意義について語ってもらう。こうして一度火がついたら見込み客には、後は訪問回数を重ねて説得するだけ。一本釣りより効率の良い、手の込んだやり方だ。

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2010年05月12日(水) 選手にとって一番良い監督、一番優れた上司

元支店長で今は幹部となった銀行員と話す。彼に今の若手職員の印象を聞いたが、曰く「若手は優秀だと思う。よく若手職員が使いにくいと愚痴るマネージャがいるが、それは『部下を使いこなせない、育てられない自分が馬鹿だ…』と言っているのと同じ。私が部下なら『絶対にお前を伸ばしてやる!』と言ってくれる上司がいい」。ないものを嘆く人より今の戦力を活かそうとする人が一番尊いのだ。

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2010年05月11日(火) 多重債務に悩む人を救う労組書記長の会話術

昨日の書記長によると、多重債務のことで相談のある組合員は組合事務所に一人できてぼけっとして座っていることが多いという。そこで「今日はどうしたの?」と声をかけると「いや、別に…」とのなま返事。「そうか」といって放っておくと、そのうち「いや、実を言うと…」と話し出す。そして、最初に出てくるのは決まって借金総額の約半分。そこで「それだけか。じゃ、この話は無しだ」と突き放すと「あ、いや、関係ないかもしれませんが…」とあと2件くらいの借金が出てくる。そうして、組合員を多重債務から救っている。

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2010年05月10日(月) 多重債務の学習会には全員参加せよ

某労組の書記長と総務課長と話す。同社では多重債務者が増加していることを問題視し、労働金庫と組んで多重債務予防のセミナーを全員参加で開催したという。希望者参加でなく強制参加にしたのは「本件に対して希望者だけでいいということはありあえないから」。確かに多重債務の怖さに関する知識は、誰もが身につけるべきもの。それを強い口調で言われた使命感の強さに感銘を受けた。

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酒井英之 |MAILHomePage
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