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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
元支店長で今は幹部となった銀行員と話す。彼に今の若手職員の印象を聞いたが、曰く「若手は優秀だと思う。よく若手職員が使いにくいと愚痴るマネージャがいるが、それは『部下を使いこなせない、育てられない自分が馬鹿だ…』と言っているのと同じ。私が部下なら『絶対にお前を伸ばしてやる!』と言ってくれる上司がいい」。ないものを嘆く人より今の戦力を活かそうとする人が一番尊いのだ。
昨日の書記長によると、多重債務のことで相談のある組合員は組合事務所に一人できてぼけっとして座っていることが多いという。そこで「今日はどうしたの?」と声をかけると「いや、別に…」とのなま返事。「そうか」といって放っておくと、そのうち「いや、実を言うと…」と話し出す。そして、最初に出てくるのは決まって借金総額の約半分。そこで「それだけか。じゃ、この話は無しだ」と突き放すと「あ、いや、関係ないかもしれませんが…」とあと2件くらいの借金が出てくる。そうして、組合員を多重債務から救っている。
某労組の書記長と総務課長と話す。同社では多重債務者が増加していることを問題視し、労働金庫と組んで多重債務予防のセミナーを全員参加で開催したという。希望者参加でなく強制参加にしたのは「本件に対して希望者だけでいいということはありあえないから」。確かに多重債務の怖さに関する知識は、誰もが身につけるべきもの。それを強い口調で言われた使命感の強さに感銘を受けた。
某社の経営方針発表会に出席。専務が挨拶の冒頭で次のように述べた。「昨年は大変嬉しいことがありました。来社されたお客差が、弊社の挨拶と清掃を見られて『実にシッカリしていて気持ちが良い。これからは貴社に発注したい』と言ってくれたことです」。営業は営業担当だけが行なうものではない。従業員ひとり一人の態度がお客様を創る。まさに「ひとりの100歩より100人の一歩」の事例だろう。
自宅でココイチの出前を取った。また、マクドナルドのテイクアウトを買ってきて食べた。食べ終わり、ゴミをゴミ袋にしまってハタと気がつく。なんて多くのゴミが出るのだろう…。「テイクアウト」というお客のワガママがなければ人間のゴミはもっと抑えられるのに…。蕎麦屋や寿司屋の出前はこんなゴミが出ない仕組みになっている。環境を考える会社は回収も含めてお届けの仕組みを考えてほしい。
昨日の先生が指摘した「観光地におけるおもてなし」は全部で5つある。�,�もてなしの気持ち �⊂霾麋�信 �J發�やすさ、周りやすさ �ぬノ呂鮃發瓩襦¬ノ呂鯏舛┐襦´ヂ弍�、受け応え 。これは観光に限らず、企業経営にも当てはまるだろう。メーカーが工場見学の来場者を迎えるとき、地方の食品産業が都心で物産展を開くとき、この5つを満たしているか、チェックポイントとして使えそうだ。
観光業界の専門家による地域活性化の話を聞く。先生は観光の語源は地域の光=自然、歴史、文化などを観にいくことと説明した後、次のような式を紹介した。「地域の光(観光資源)×おもてなし=価値観光の創造」。おもてなしがあると、リピート客や住民が増えるという。おもてなしは観光客と住民とのふれ合いから生まれるもの。ふれあいの仕掛け作りが観光資源を持つ自治体の大事な仕事だ。
子供の野球チームが勝ち上がるのは「たまたま」。が、勝つとほっとするのか、子供たちの気が緩むようだ。そこで監督が、細かい連係プレーなどを意識した密度の濃い練習をする。そうした練習は慣れない反復動作の繰り返しとなり、いつもと違う疲労が子供たちを襲う。が、こうした練習が子供レベルを上げるのだろう。よく言う「一戦ごとに逞しくなっていく」は、経験してみるとよくわかる。
石川遼選手が中日クラウンズ最終日に「58」を出して優勝した。12バーディ、ノーボギー。こういう状態を「ゾーンに入る」というのだと、漫画『上がってナンボ!』に描いてあった。が、漫画からは、どうしたらゾーンに入れるのかわからなかった。試合後、彼は「ミスをイメージする前に打っていた」と語っていた。そこから察するにゾーンは「実力以上のものを発揮できる自分の力を信じきることができる」の状態を指すのだろう。
上海万博の開幕がマスコミでバンバン報道されている。熱狂的に報道されるのは、今回の万博が「強い中国」の象徴だからだろう。先日お会いした繊維産業の社長は、「私たちにとってビジネス上の楽しみはインドから西に進出することだけだ」と語ってくれたが、国内市場に魅力がないわが国に、中国市場は黄金の輝きを帯びて見える。上海万博は「中国市場」の機が熟したこと=参入にはもう遅い=を告げる警鐘なのだ。
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