V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2010年02月12日(金) 携帯ネットの時代に衰退していくメディア

D2コミュニケーションズの篠崎功本部長とその部下の方と会食。今の若者の「嫌消費」現象はどこから来るのか尋ねた。彼は「所得減が一番の要因」としながらも、他の要因として、企業が携帯ネットで一次情報を得ている若者に十分にアプローチできていない点を指摘していた。いくら新聞やチラシで宣伝しても、新聞読まない・とっていない世代には響かないのである。その矛盾に企業はもっと気づくべきだ。

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2010年02月11日(木) なぜ大手生保はネットで生保を販売をしないのか

ライフネット生命の出口社長に、なぜ大手の生保がインターネット生保市場に参入してこないのかを尋ねた。答えは「大手生保は、最終ユーザーをお客様だと思っていない。生保の販売員さんをお客様だと思っている。販売員さんの組織を維持できる商品を提供している」。セールス・フォースを落とす商品は、なんぼ市場が求めても売れないわけだ。こうした経営上の矛盾は生保業界に限らず、どの業界にもある。

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2010年02月10日(水) ライフネット生命・出口社長から学んだTwitter効果

ライフネット生命の出口社長とその部下の方と会食。そこで「ツイッターの効果」を聞き大変勉強になった。出口社長の講演会を聞きながら、Twitterをする人がいるという。彼は講演会の話を書き込んでいる。するとそれを読んだ人から「是非、出口さん、うちに来てください」と誘われるのだそうだ。ITは時間と距離のストレスから人類を解放したメディアだが、そうであればあるほどコンテンツ命になっていく。強くて深いコンテンツを持つ人が、今後益々求められる時代になる。

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2010年02月09日(火) 選挙戦最終日に「最後のお願い」をする場所は?

私の住む岐阜市で市長選があった。投票日前日の6日午後7時、駅前で某候補がシュプレヒコールを行なっていた。しかし、駅前に人影はまばら。同じ色の運動服を着た人の数の方が多かったくらいだ。こんな街の選挙でも、「最後のお願い」は駅前に人がいないと知りつつ駅前に来るという旧態依然とした発想。そんな候補者の、オバマ大統領ばりの「チェンジ岐阜」の呼びかけはむなしく聞こえた。

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2010年02月08日(月) サントリーとキリンの経営統合が決裂

サントリーとキリンの統合話が決裂した。国際競争力を前提とした巨大カンパニーの誕生を期待していただけに残念な結果だ。最終的にサントリーの創業家がどこまで経営に関与するかが問題になったようだ。あれだけの規模になると「創業家」は邪魔になるのだろうか?私はそうは思わない。国際競争力の源泉は、オーナーならではのリスクの取れるチャレンジ精神のはず。堅実経営第一のサラリーマンよりよほど頼りになると思うが…。

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2010年02月07日(日) トヨタには同族経営のお手本であってほしい

トヨタのリコールへの対応の遅れが指摘され、同社がオーナー社長であることが問題視されている。が、オーナー経営には、方針がコロコロ変わらない。利益を度外視しても優先すべきことを決められるなどのメリットがある。今回残念だったのは、オーナーならではのスピード感に欠けていたこと。迅速な決定、一見非常識な判断…トヨタにはオーナー経営ならではの良さのお手本であることを期待したい。

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2010年02月06日(土) 20年後の自分のために自己投資を続ける人

2年ぶりに女性経営者に会った。この2年間に彼女はコンサルタントとして成功し、とてもキラキラした人になっていた。聞くと、月曜から木曜までコンサルをし、金曜日の夜は東京で姿勢を良くするためのダンスのレッスンを受け、土曜日はボイストレーニングをこなし、著名なコンサルタントのセミナーにも参加しているという。毎日が楽しくて仕方がないとのこと。ミッションを持った人の凄みを感じた。

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2010年02月05日(金) 残念だった横綱・朝青龍突然の引退

朝青龍の突如の引退。記録更新を期待していただけに残念だ。横綱になると、朝青龍個人であることよりも、「横綱」であることが期待されてしまう。それに応えられなかったのだから仕方ない。個人のことを第一に考えるのではなく、組織のことを第一に考えるべきだと、高砂親方が幼少の頃にもっと教育しておいてくれたら…。あれだけのアスリートを失った空虚感は簡単に埋まらないだろう。

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2010年02月04日(木) 問題点かが見えないと正しい打ち手も見えない

部下たちが倒産企業を題材にした演習に取り組んだ。課題は「倒産した会社の問題点は何か?」。これに対し多くの部下が「変化に対応できなかったから」と回答した。しかし、それは問題ではなく「現象」である。部下たちに考えて欲しかったのは「なぜ、変化に対応できなかったのか」という部分。この会社の「間違った考え方」の根本は何か?そこを見出さないと、会社を良くする対策も生まれない。

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2010年02月03日(水) 恵方巻に思うA級に真似のできないB級の良さ

ご贔屓のお寿司屋さんで恵方巻を買って家族で食べる。恵方巻きもB級グルメに入るだろうが、来るべき「ポスト低価格」の時代には、B級が流行るのではないか…。焼きそばや餃子、洋食などのB級グルメはA級とは違うが、庶民から愛され根強い。VIPを相手にするA級企業ばかりが取沙汰されるが、地元のニーズに応え続けるB級の中小企業の存在価値は今後高まるはず。そんな会社の支援がしたい。

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酒井英之 |MAILHomePage
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