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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
富山の社長は不景気を生き残る3つのコツだけを社員に求めていると言った。「モチベーションアップ」と「スキルアップ」と「コミュニケーション」。わが意を得たりでマネージャはそれに注力するしかない。コミュニケーションが活性化すれば問題の8割は解決する。仕事が少ない時には勉強するしか他にない。問題はモチベーションアップで、新聞読んでもTV[を観ても暗くなる時代。カラ元気で吹き飛ばすしかない!
富山で講演会。講演後の懇親会である経営者が随分と絡んできた。同社は下請け企業だが、大手に一社依存せず、現在7社と取引しているという。それだけの技術があるということだが、その社長から「すごくできる職人に、できない奴の二倍の給料を払う。どうもそれは違うんじゃないかという気がするのだが、先生はどう思うか?」と聞かれた。職人の間でそこまで格差を付けるべきかの問題。私も2倍ほどの差には違和感がある。
ゴルフで石川遼くんの賞金総額が1億円を突破した。それでいて奢ることなく、感想を聞かれればお世話になった人への「感謝の言葉」。30代のゴルファーが頭を茶髪に染め、髭を伸ばし、ダブダブのズボンを履きへんてこな帽子を被る。そのため人気がなくなったスポーツを当たり前の清楚で礼儀正しい17歳の青年が変えつつある。やっぱり世の中は実力以前に礼儀なんだ。彼の活躍と人気を見てそう思う。
少年野球の野球部の監督・コーチ陣が代わった。今度の監督はとても張り切っていて、練習中での指示が多く3時間半の練習で、監督やコーチから選手がもらう情報量(アドバイスの量)は、これまでの10倍ぐらい。おまけに具体的で迷いがないので、子供は素直に吸収できる。また、ノックの量も多く、先日はシートノック2時間打ちっぱなし。そんな体力と技術を持った監督・コーチに感謝したい。
米国ビッグ3が裁判所に陳情に行った際に自家用機を使ったという話。それを指摘された3人は、今度は10時間かけてハイブリッド車で陳情に行ったという。その変わり身の早さはまさに「恥も外聞もなく」だ。ただ、ここに【恥】とか【外聞】とかの概念を持ち込むのは日本人特有の文化なのだろう。「恥」があるから、日本人は人に指摘する前から襟を正す。他人の目で自分を見る文化は受け継いでいきたいものだ。
会社の中には落ち込んだ人を救うカウンセラーがいるが、悩み多き社員を救うのはセラピストでもカウンセラーでもなく先輩ではないかと思う。本人が今苦しんでいることは、その数年前に同じように先輩も苦しんだはず。だからその乗り越え方を適切にアドバイスできるのだ。ただし、今の20代後半の層には先輩がいない。就職氷河期だったからだ。そこに離職率の高さの原因があるように思う。
某社の社長は不況の今こそ基本の徹底だ!と語った。�‖腓�な声でハッキリ語る �∋�間を守る �K萋�計画を立てる �は辰鯤垢�時はメモを取る �グЩ△垢襦´Ε�ビキビした行動を取る …まるで幼稚園の先生のようだが、これこそがビジネスの基本。そこで同社のマネージャ研修で聞いた。「時間を守れなくて怒られたことのある人?」。全員が同じ経験をしている。いかに繰り返さない組織を作るかだ。
某社のマネージャ研修で「自部門のコミュンケーション活性化のために何かしなさい!」という宿題を出したところ、ある人が部下を集めて「何がしたい?」と聞いた。すると部下から出たのは「面談して欲しい」。皆、聞いて欲しい話があったのだ。出た話は「人間関係のこと」「業務に対する個人別の温度差のこと」「自分の仕事に自信がないこと」など。面と向かって話さないと掘り下げられないことが多数あるものだ。
元厚生次官宅を襲い3人を殺した犯人は私と1歳しか違わなかった。国立大に合格した人がなぜそこまで転落したのか想像すると、バブルの影響だろうと思う。私たちの世代にとってバブルは20代後半。転職しようと思えばいくらでもできた。それゆえに、彼は仕事を代え、以後転職を繰り返しながら履歴書を汚していく人生になる。転職で成功するのは今の会社で実績を上げた人だけ。それまでは容易に移るものでない。
再来年の大河ドラマが「竜馬伝」で主役は福山雅治に決まった。NHKのホームページによると竜馬を選んだのは、この先どこまで伸びるか分からない「のびしろ」があるからだという。「のびしろ」は昨今よく聞く言葉。閉塞感ばかりで先が見えない時代にのびしろがあると思うと気持ちが明るくなる。逆に言えば、今の時代はのびしろが見えている人には楽しいフィールドで、見えない人には地獄ということか。
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