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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
某社で計画の進捗状況を確認する会議を行なった。その中でAさんが発表したとき、誰も質問しなかった。Bさんが発表をしたときも同様だ。それを見て社長はぶちきれた。「他部署の話は、その部署の上司になったつもりで聞け!質問は関心の表れです!質問をすることで質問された方はさまざまなことに気付く!その質問への答えは多くの人にヒントを与えるんだ!」。発表者の質問は、管理者の仕事なのだ。
わが部に2Sパトロール隊ができた。担当は20代の女性二人。彼女達が抜き打ちで整理整頓の状態をチェックする。チェック項目は5つ。キレイかどうか。どこにあるかわかりやすいかどうか。そして鍵がかかっているかなどセキュリティの状態はどうか、である。これらを3段階で評価し、10点満点で採点。デジカメ写真付で部会で公表する。部長としてドベにはなりたくない。何とか片付けねば…
「褒めろ、と言われても何をどう褒めてよぴかわからない」。そう嘆く管理者は少なくない。しかし、それはその人を褒めようとするから難しいのだ。褒めれば良いのはその人の仕事。「よくまとまっている」「丁寧に仕上げてあるね」「この表現が良いね!」などいくらも指摘できるはずである。褒めるのは愛情がベースにある場合は難しくないが、愛情がない場合は仕事(生んだ成果)を見る。相手もそれを望んでいる。
昨日のKさんの工夫はグラフだけではない。職場に張り出された月間の成績優秀者の欄にも、受賞者の声を噴出しで入れていた。「●●さん、受賞おめでとうございます。受注のポイントを聞かせてください!!」「新設の時は伝えることがあるので忘れないように一番最後に…。既設のお客様には話の流れがおかしくならないようにして…」。まるでHEROインタビュー。この実況中継感LIVE感がいいんだろうね。
某社のグラフを見ていたら実に面白い工夫がなされていた。そのグラフには作者の吹き出しが付いていたのだ。作者は、マネージャではなく、マネージャを補佐する人。彼女がグラフを作りながら、激しく落ち込んだときには「ゲゲッ!やばいですよ」と書いたり、成績が上がった時はハートマークに「久々の1位です。うれしいですぅ。ずっとここままでね」など。本音言葉が同僚の注目を集めている。
昨日紹介した事業部は要望・意見を集めるとき、同時に「感謝の気持ち」も集めていた。営業部は設計や製造に対して、製造は営業や設計に対して感謝する点を書いたのだ。集まった数は「112」。要望・意見の117よりやや少ないが、愚痴や対応不可の要望を除いた有効数100に比べれば、全体の52.3%となる。これは清原のヒット数/(三振+ヒット)数とほぼ同じ。できていないこともあるが、そこから学んでできたことが少し上回る。それが成長している者の姿だ。
4ヶ月前、某社の事業部が「○○部はこうしてくれると助かります」という要望・意見を社員から集めた。営業部は設計や製造に対して、製造は営業や設計に対してこれを書いた。こうして集められた要望・意見は全部で「117」。うち愚痴のようなものや事業部内対応不可のもの「17」。その後部門内で改善に取り組んだもの「12」。そして残りの「88」は、管理者からの全体説明で解消した。例えば「情報がない」→「サイトの××にアップされています」のような類だ。よく、コミュニケーションが盛んになったら問題の80%は解決された、という。この場合、88/117が、コミュニケーションだけで解消された。8割解決の考え方は正しかったのだ。
某社のある部門がNOTES活用度のテストをした。テスト内容は東京営業部長のメールアドレスや工場長の内線番号を引き出せるか?あるいは慶弔金規定を閲覧できるか?など。テストの背景には同部門には女性社員に「○○さんの内線番号教えてよ」と隣人に気軽に尋ねる人が多く、女性社員から「はっきり言って仕事の邪魔。それくらい自分で調べろ」という不満が多かったから。確かにそれぐらい調べられないと、職場から無視されるだろう。
私が2人に伝えた「上がらない秘訣」は3つ。第一は、競技をそれよりも自分の協議(仕事)を通して見ている人に何を感じて欲しいのかを決めること。そして、それを伝えることに集中する。第二は、そんな機会があることや自分を支えてくれた人に感謝すること。第三は、第一動作を決めておくこと。立ち上げが決まれば後はスムーズに展開するからだ。そうすればワクワク感が先に出てよい意味での緊張に変わるはずだ。
トヨタ系ディーラーでは、自動車整備士の技術・接客力を競う大会を毎年開催している。その地区大会で優勝し、全国大会に進みたい…そう願うディーラーからの依頼で2人の選手を2時間、マンツーマンで教育した。教育のテーマは『本番で上がらない秘訣』。通算1100もセミナー講師をやってきたからこその依頼だが、そんな方法があれば私が知りたいぐらい。うまくやろうとすれば今でも上がってしまうのだ。(明日に続く)
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