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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
デンソーが開発した「業界初」のさまざまなシステムは、最初にクラウンに搭載されるという話を聞いた。このことは開発者には大きなインセンティブだったろう。なぜならば、クラウンユーザーはどんな人で、何を基準にクルマを選び、日常的に車をどのように使うのか、どの程度の操作なら受け入れるのかとてもイメージしやすいかだ。高級車だから最初に搭載されるのだが、運転手(消費者)像が開発者に見えるところがクラウンの良さだ。
デンソーの研究所で今後を展望する話を聞いた。その中で、同社は次の基準になる単位を模索している話が出た。かつて自動車メーカーはクルマのkm/h(時速)を競っていた。、それがkm/l(燃費)競争になり、今では〔CO2〕m3/l(1リットル当二酸化炭素退出量)の競争へ移りつつある。時代の節目節目では、「ものさし」の単位が変わる。次にどんな単位が使われるようになるか。それを見ると時代が読める。
機械メーカーのY課長は、新人の部下を工場実習に行かせた。当初、実習は2ヶ月の予定だったが、その新人は2週間で送還された。現場から総スカンを喰らったのである。彼は、新人とはいえ正社員。現場に居るのは派遣や契約社員。その身分の違いから随分不遜な態度を取ったらしい。誰がこのビジネスを根幹で支えているのか、それを分からせるための実習だったが、分かる前の三行半。新人にはここから教育せねばならない。
友人と飲んでいて共通の友であるH君の話になった。友人「H君は今どうしてる?」私「羽振りはいいみたいだよ。BMW乗っているって話聞いたよ」友人「BMW…?BMWなんてうちの兄貴でも乗っているぜ。BMW乗っていても金持ちとは限らないよ」。確かに今や高級車=ステイタスの時代ではないのだろう。そもそもステイタスに価値がなくなっているのでは。家族と楽しく、自分らしく。価値あるのは自分流のスタイルだ。
某業界団体で新任支店長研修の講師を務めている。この研修では私の持ちパート『営業改革と目標管理』の後に腕利きの現役支店長2人が講義をする時間が設けられている。そこで「普段感じている疑問をぶつけてみて!」と問いかけるのだが、反応は薄い。何を質問していいかが分からないのだ。これは彼らの日頃の問題意識が薄いから。良いOUTPUTのために必死になって考えている人は、どんなINPUTをしたらよいか考えている。だから、質問の質も高くなるのだ。
部下が求める3つ目の武器に出てくるものは本人が自覚している自分にとっての一番の弱点。だから個々人によってバラバラだ。例えば「買ってくれるお客様が欲しい!」は、自分ではなかなか需要創造的な提案ができない人のもの。ならば、彼らと一緒に案件発掘できないか考える機会を作ればいい。弱い部分が見えたら、それを克服するアクションプランを起こす。その糸口になるのが3つ目の答えだ。
かつて私の営業管理者研修を受けたK課長と4年ぶりに出会う。彼に今のマネジメントの秘訣を尋ねると部下面談時に「あなたに武器を3つ上げましょう。何が欲しいですか?」と聞くことだという。多くの部下の答えの2つまで同じ。「スキル」と「時間」。これに対しK課長は学習する機会やルーチンワークの軽減などを与えて答えている。この一事だけでマネージャに必要なのは環境づくりだとわかる(3つ目の答えは明日)。
ダイエットを題材にしながら自分に必要なテーマでPDCAのPを作る演習を銀行の支店長研修で行なった。Pが雑だとDも雑になり、実行すべきことが曖昧で掛け声倒れになる。逆にPが具体的だと、Dのクリアになり、Cもしやすい。そんな単純なことに気付いてもらうためである。禁煙、ダイエット、家族との会話、スポーツの腕を上げる…などテーマは様々。しかし、Pが粗い。挫折するはずである。
部下Kがダイエットに成功した最大の要因は、見える化にある。彼は風呂場の前に自分が痩せていた頃の写真を貼った。次に体重計の前に、毎日つけられるグラフを張った。グラフは一ヶ月に1kg痩せるように斜めの目標線が引かれていて、それを下回れば計画以上の減量があったことがわかる。これら見える化効果で、彼のダイエットプロジェクトは続いた。要は続けること。そこが成否の別れ目である。
ダイエットで15kgの減量に成功した部下Kの話を聞いた。当初いろんなダイエットを試みたが、無理が多くて全滅したという。そこで彼がとった策は、昼飯はパン一個。帰りは駅まで50分歩く、というもの。本人曰くビールとポテチが大好きで、それははずせない。だから昼飯を犠牲にしたという。食べ過ぎのうち何だったら犠牲にできるか考えて取り組んだのは素晴らしい。しかし彼が成功した要因はこれだけではなかった…(以下明日)。
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