V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2008年06月27日(金) 他人の仕事は外からは見えない。しかし…

人間の仕事の中身は外から見ていてもなかなか分からない。しかし、やる気の状態はよくわかる。そのため、やる気がある人の周囲にいると周囲のやる気は自ずと高まり、やる気のない人の近くに居るとやる気が失われる。よって周囲の人に不快感を与えないよう、チームメンバー全員が常にやる気ある状態にしておく必要があり、そうでない場合はその人の意識を変えるか排除する必要がある。

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2008年06月26日(木) 事業経営で苦しいときに支えてくれるもの

昨日の新規事業の共通点で感心したことがある。それは「苦しいときに支えは何か?」に各社の共通した答えが「お客様」と「従業員」だったこと。いくら金儲けが上手でも、従業員に隠し事をさせたりお客様を騙したりするようでは繁栄しない。昨今の偽装問題の発覚は殆どが内部告発だが、いかに従業員が支持できない事業だったかよくわかる。従業員やお客様から支持されてこそ事業は成長するのだ。

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2008年06月25日(水) 各社に共通する新規事業成功物語(セオリー)

新規事業のセミナーに集まった約30名の受講生に、自社の新規事業の成功物語を調べさせた。そして、業種も規模も時代背景も違う新規事業の物語での共通項を探させた。すると、成功までに主に二度躓いていることが分かった。最初の躓きは、創業後間もなく。ヒトモノカネ等の経営資源の不足で起きる。そして二度目の躓きは、軌道に乗ってからQCDSの躓きで起る。こうしたことに自社を題材に気付いて貰った効果は大きい。

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2008年06月24日(火) 面白い自己紹介ができる先生・できない先生

子供の行く小学校のPTA会報誌に全先生のプロフィールが載っていた。そこには先生への質問として「動物に例えると何ですか?」があった。その答えは人によって「ぞう」「サル」「カメ」「ねこ」といった超平凡なものから、「くいしんぼうのキリン」「夏に氷に抱きつく白クマ」「高所恐怖症のねずみ」「気まぐれな猫」という工夫した表現のものもあった。同じ問いなのにこの差はいったい…?こんなところに生徒への配慮の差が出ている。

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2008年06月23日(月) 人口減少エリアでの成長モデル

カゴメの北海道支店の話を聞く。北海道の市場経済は人口がも減少。小売企業も次々廃業したという。そんな中、カゴメは売上げを着実に伸ばした。その秘訣は本社に頼らない地域密着型の商品開発だ。特に当たったのが、ラム肉にケチャップを混ぜて焼くラムチャップ用のソース。実演販売したところ好評で、商品化したという。縮小市場での成長に、この国の近未来のマーケティングの姿を見た思いだ。

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2008年06月22日(日) 辞めた人間に優しく声を掛けてくれる会社

札幌ドームを視察したとき、以前勤めていたブラザー工業の安井義博会長と一緒だった。眺めの良い場所に来たとき、会長の方から「酒井、一緒に写真を撮ろう」と声を掛けてくださった。そして、同期で今会長の秘書室長を務めている有人にシャッターを切ってもらった。20年近く前に辞めた人間に今も社員同然に暖かい声を掛けてくださる。その心根に感動した。大きい人だなあ。ありがとうございます。

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2008年06月21日(土) 方針をスローガン化したら魂を吹きこもう

カゴメが90年代に立ち直ったときの話を聞く。社長は3つの経営革新課題「新しい需要創造力」「持続的利益獲得力」「自主活動あふれる社風」を掲げ、これをひとり一人が自分のものして取り組んでくださいと伝えた。すると、ひとりの管理職がこれを自分の職場で唱和することにした。これを聞いた工場長が「唱和して満足するな。これについて考えて行動することが大切だ!」と叱ったという。盲目に唱和しても何もかわらない。方針は実行してなんぼだ。

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2008年06月20日(金) 職場は結果ではなくプロセスから作られる

16日の副委員長の組合では夏に大々的な夏休みを開催していた。そのDVDを見せていただいたが、8月の一日の夕方から夜に変えて、すべて組合員の手作りで行なわれる。浴衣コンテンストやダンス大会があり、最後はソーラン踊りで終わるという参加型のイベント。副委員長は「雨で実行できなくてもかまわない。職場はプロセスから作られるのだから、準備できた時点で目的は果たしている」。そういって今年の準備に入っていった。

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2008年06月19日(木) 人の表情が撮れないと広報誌は作れない

16日の副委員長の労組発行の機関紙を見せてもらった。ものすごく写真が豊富でかつ上手いので同労組の楽しさが伝わってきた。聞くと、「人の良い表情が撮れないと組合広報誌は作れない」との合言葉で、カメラは1眼レフを揃え執行部員が練習したのだという。昨日紹介した合宿討議にもカメラ担当がいて、参加者が悩んだり、気付いてハッとしたりした表情を捉え、臨場感が伝わってきた。この合言葉は名言だ。

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2008年06月18日(水) 労組が仕掛ける工場長と班長の合宿討論会

16日の副委員長の労組は、職場改善のため工場長と現場の班長が一緒に合宿し、とことん話し合う機会を作っていた。通常なら工場長にはなかなか物が言えないし、言ったところで工場長は部下の意見・進言を遮って、自説を述べようとする。そこで労組がその場に立会い、「工場長、今日はそれを聞きに来たのでしょ。だから聞きましょう」「そうはいっても工場長。ここからが大事です」など繋いでしまう。すると、風通しの良い風土ができるだけでなく、一体感が醸成される。こんな熱心な労組は滅多にない。

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