V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2008年05月18日(日) トヨタQCサークル残業認定の脅威

トヨタのQC活動を残業と認め、残業時間が全額支払われることになった。改善活動を自主活動ではなく業務としたのは賛成だ。私もメーカーに就職したとき、QCに残業が付かないことを不思議に感じたが、その違和感が消えた。また営業部門にQC活動が根付かなかったのもそもそも残業の概念の乏しい営業部門にさらに時間外を要求したことも一因である。これで改善活動への考え方が変わるだろう。

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2008年05月17日(土) 各個人の取組み状況を3色で評価する

ある工場で、「5S」について、隔週で個人別の評価をしていた。評価基準が決められていて、例えばAさんの5SがOKなら青、注意が必要なら黄色、警告なら赤のマグネットが貼られる。そして赤が貼られた人にはその人が属するチームが赤から脱出できるようアドバイスするルールになっていた。各社員の取り組み状況の見える化とチームで助けるマネジメント。同時に実施される良い仕組みだ。

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2008年05月16日(金) でも、エッセイストといわれて満足しては×

コンサルタントはエッセイストといわれて満足してはならない。なぜなら、人はエッセイを読むならもっと文化人の作品を読みたいはずだからだ。私に求められているのは提言やアドバイスである。つまり、自分のコンサルを商品化し成功事例等を紹介するのが待たれているのだ。エッセイストとしての評価は新しい自分の発見だが、逆に商品化力が弱いことを指摘されたのと同じ。肝に銘じなければ。

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2008年05月15日(木) 何と私は『エッセイスト』だったのだ

拙著『スーパー上司力』が社内表彰された。3回目の受賞だが、選評を読んで思わず笑ってしまった。曰く「著者の人間性を感じさせる迫力のあるエッセイ集である。理論的な書物ではないものの、読みやすさ、内容のわかりやすさ、説得力など、ビジネス書が備えるべき要件は十分に備えている」。なんと私はエッセイストだったのだ。自分をそのように定義したら、背負っていた荷物がずっと軽くなった。

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2008年05月14日(水) 中国では専門店のことを中心という深さ

中国に行くと「××中心」と書いた店や専門店をよく見かける。聞くと専門店という意味のよう。中心=専門とは、素晴らしい言い方だな、と感心した。自分の専門性を磨くことは、自分の中心を磨くこと。専門性が高まると、その専門的な知識や技能を求めて非常に広範囲から人が寄ってくるが、まさに自分が中心にいる構造が作れる。コンサルタントは自分の中心に何を据えるかが、問われている。

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2008年05月13日(火) クレドは部下が働きやすい環境整備の一環

環境整備が大切だ…という一倉定先生の話を10年前に感心して聞いたが、私は先生の言う環境整備は狭義の「整理整頓」だと思っていた。しかし、先日部下と話をしたら先生の言う環境整備は「働きやすい職場を作り」で、管理者が自分の価値観を示すクレドもまた環境整備の一環だと解釈していた。そう広義で考えるとクレドが特別なものでなくごく当たり前なものになる。その方が普及するだろう。

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2008年05月12日(月) グローバル化する部下たちのフィールド

私の部下のうち4人が海外に出張に出ている。CO2排出権売買のコンサルティングでインドネシアに1人。内部統制のコンサルティングで2人が米国に。そしてM&Aに関係して1人が英国に行っている。当部は「クライアントの経営戦略の支援部隊」だが、その分野はどんどん多様化し、結果的にフィールドも広範囲になった。それだけ部下ひとり一人の専門性が立ってきた証だと素直に喜びたい。

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2008年05月11日(日) 銀行支店長の1:11の目標達成計画

某銀行の支店長と話す。同行が4月1日から発売した定期預金は、5月1日までに自支店の目標の3倍超を達成したという。そして「今期の預金目標はこれでクリア。余程のことがない限り年末まで大丈夫。あとの11ヶ月は融資目標の達成に全力を挙げる」。なんとも戦略的な発想で経営しているものだと舌を巻いた。戦略の達成に時間のマネジメントは欠かせないが、それもこのくらい単純な方がいい。

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2008年05月10日(土) 若手社員が活き活きとして働く理由

11年連続で同じ会社の経営方針発表会に参加。いつも若手社員が活き活きとしている同社の体質に感心する。その要因を挙げるとすれば、第一は信賞必罰がハッキリしていること。同社には明確な人事賃金制度がないが、常に公平に処遇が決まっているのだ。第二に、「○○課長」「○○主任」のように役職名をつけた呼び方を誰もがしていること。ひとり一人の自尊心を大切にする社長の思いやりがここから感じられる。

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2008年05月09日(金) 「この商品に賭けた」男たちのプロジェクトX

昨年まで開発・販売をお手伝いしていたコンサルティング先の展示会を訪問する。一昨年来、同社は新商品を出さないと生き残れないギリギリまで追い込まれていた。その中で開発した商品は、惨敗。そこでコンセプトを根底から作り直したところ、昨秋、ビッグサイトでも一・二を争う人気商品になった。この商品は今年も好調で、予想以上の来場客を集めた。「去年の今頃を思うと夢のよう…」と幹部たちは談笑していたが、自分たちのプロジェクトXをやり抜く男たちが輝いて見えた。

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