V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2008年03月09日(日) インタビューでインタビュアーが心得ておこくと

12日のパネルディスカッションの司会に向けて、『インタビュー術』なる本をおさらいする。インタビューのコツは「相手を好きになる」「『なに』『なぜ』をきちんと聞く」「その人の価値観を引き出す」などいろいろあるが、特に意識するのはこれ。「エピソードに敏感に反応する」「インタビュアーは忠告や助言をしてはならない」そして極めつけ「念入りに質問を考えて後は白紙」。間近になるとこの心境しかない。

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2008年03月08日(土) 抽象的な記述多い企画書の修正方法

部下が作った企画書をチェックする。見ると抽象的な表現が多く並んでいる。『iモード事件』の松永真里さんは「抽象的なことを言う人はあまり語ることがない人」と語っているが、そう思われても仕方がないだろう。問題はこの企画書を読んだ人に「どんな感情を持って欲しいか」だ。「よくわからないなあ…」ではなく「面白い!やってみよう!」のはず。企画書はそこから逆算して考えて作るものだ。

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2008年03月07日(金) 07-08 ヒット商品研究その(5)猫村さん

単行本化された『今日の猫村さん』を読んだ。毎日ひとコマだけ配信されるメルマガ。イラストは鉛筆で書いている?超ゆる系で実に憎めないキャラだ。猫村さんの特徴は「お節介」なこと。NHKみんなの歌からヒットした『おしりかじり虫』もお節介な内容だが、効率追求の中で、今の世の中からお節介が忘れられてきたのかもしれない。誰かのために何かをしてあげる。その重要性に皆気づいている。

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2008年03月06日(木) 07-08 ヒット商品研究その(4)田村裕

田村裕の『ホームレス中学生』を読んだ。彼の恩師の手紙など、随所に泣かせる話があったが、最も印象に残ったのは、1日300円生活の中で3兄弟がお米をかみ続けるシーンだった。彼は『味の向こう側』と読んでいたが、噛んでいるうちに一瞬味がする瞬間があるという。以来私は、よく噛んで食べるよう心がけている。『味の向こう側』はまだわからないが、噛んで味わうことの素晴らしさを知った。

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2008年03月05日(水) 07-08 ヒット商品研究その(3)モモタロス

仮面ライダー電王のDVDを借りてきて観た。心優しい主人公に鬼が忍び込み悪を退治するのだが、あるときは鬼の面が出て、あるときは優しい面が出る。そんな二面性を一人のキャラクターが持っていることがとても面白かった。脳科学者の黒川伊保子先生は、今の時代を「斉藤祐樹」と「亀田興毅」が同居する時代と評しているが、一人の中に斉藤と亀田がいるような設定。人気爆発に納得がいった。

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2008年03月04日(火) 07-08 ヒット商品研究その(2)もやしもん

『もやしもん』のDVDを借りてきて観た。深夜放送ながら視聴率5%超のアニメーション。菌が見える少年が農大を舞台に活躍する?話だが、この設定だけでも相当笑える。また、見える「菌」がゆるゆる系で何とも可愛い。こんな身近なところにキャラ化できる素材があったのかと気づかされて愕然する。酒造りのときに菌の働きと、鮭を殺してしまう菌の存在。学びが多いのも人気の秘密だろう。

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2008年03月03日(月) 07-08 ヒット商品研究その(1)人生銀行

『人生銀行』を買って試した。人生銀行とは、バンダイが開発した500円玉専用の貯金箱である。箱の正面にはたまごっちのような液晶画面が組み込まれていて、ここに苦学生が住んでいる。貯金する都度に、液晶の中の生活が華やいでいき、苦学生が幸せになっていくという設定。使っていると中の人間が心配で、ついお金を入れたくなる。自分のための貯金は続かないが誰かのための貯金は続くのだ。

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2008年03月02日(日) ブランドを維持していける企業の条件

三菱重工社長の講演会。「ブランドを守り抜くには、さまざまな出来事を評価できる幅広い技術力や巨大システム全体を洞察し続けることができる能力が必要。そして最も大切なことは、異常を見つける人の力と立ち止まる勇気。心ひとつにして作業ができる人の輪。あらゆる環境に耐えて責任を果たそうとする矜持を持つこと」。活き活きとした職場作りの必然性を端的に語った言葉に、その通りだと感動した。

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2008年03月01日(土) アイデアが見つからない…とお嘆きのあなたに

大手企業の新規事業担当者が嘆く。「アイデアが見つからないんですよ…だから社員に出させようとすると、上から『昔、社員から集めた300のアイデアがあるじゃないか。あれを検証したらどうだ』と言われるのです…はぁ」。どうやらこの300アイデアは、彼には魅力的ではないらしい。そこで私から彼にアドバイス。「その300のアイデア捨ててください。捨てないと新しい知恵は入ってきません」。まず、捨てる。新しいのを入れるのはそれからだ。

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2008年02月29日(金) 「お洒落でしょう〜」と胸を張る社長の発想法

昨日の社長はコンテンツビジネスの新しい姿として、カラオケ屋を例に出した。カラオケ屋は、歌で儲けているわけでも室料や料理で儲けているわけではない。大会の参加費だ。1回のカラオケ大会のエントリーフィーが3,000円として、これに1万人が参加すれば3000万円。それが年に4回あれば1億2千万。メーカーもそういう考え方をしないと。検定ビジネスと同じモデルはこれから益々伸びるだろう。

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酒井英之 |MAILHomePage
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