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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
あるパーティでの、某社会長の挨拶。曰く「「皆さんは暮れになると来年はどうなる?」というが、「どうなる」という受身ではなくて、「来年、自分はどうする?」と能動で考えて欲しい」。シンプルだけど、とてもよくわかる主張だ。さて、自分は毎年新しいことに挑戦し、何とかそれを乗り越えている。が、来年もまたとんでもない挑戦の連続だ。同じことを繰り返せないのは辛い。だから人生は楽しい…
この11月は史上最大の忙しさだ。講演数は22回。ひと月当たりの過去最高は23回だから1位ではないのだが、問題はその移動距離と受講者数。3日で5回飛行機で異動するとか、一週間毎日新幹線に乗るなんてザラで、ひと月当たりの移動距離で人生最大。おまけに延べ受講生数は2,700人。これも、ひと月当たりで最大。おそらく、この月のうちに2000年以降の通算登壇回数1000回を超えるだろう。
リーダーシップについて某経営者が幼児体験を語った。砂場で小さな山を作って遊んでいたら、友人の兄貴がスコップを持ってきて、お前は掘れ、砂を集めろ、水をかけて固めろなどと一人ひとりに指示を出したという。そして皆で力を合わせて、砂で滑り台を作ってしまったという。一人ひとりの力を結集して一人ではできない大きなことをする。それこそがリーダーシップだという話。実にわかりやすい。
キャビンアテンダントの仕事の半分がリスクの回避であるように、中期経営計画には攻めの部分ばかりではなく、来るべき脅威への備えや、今どの程度のリスクを抱えているかを計測できるシステムの開発なども計画に盛り込んでおくべきだろう。今の時代PDCAサイの他にリスク状況を把握するCAPDの統制活動も不可欠である。時代ニーズからも、次の経営計画はこの視点こそが肝心だと考えるべきである。
現役のキャビンアテンダントさんと話す機会に恵まれたので、いろんな質問をしてみた。仕事の本質について尋ねたとき、彼女が「仕事の半分は、お客様の安全確保であり、リスクをなくすことです」と答えたのが印象的だった。考えてみればベルトや座席、荷物の確認など皆安全のためだし、万が一のために避難誘導の訓練も受けている。それを「空飛ぶホステス」と呼ぶ輩は、浅薄としかいいようがない。
某社の事業本部長の話を聞いた。曰く「『人は自分のために』と思うときに一番弱く、『他人のために』と思うときに一番強くなる」。これは真実だ。彼は続けて「私は…」というIメッセージよりも「あなたは…」で始まるYOUメッセージを増やせとも言った。一般のご主人が奥さんに頭が上がらないのは、偏にこの「他人のために」の量で奥さんに圧倒的に負けているからだ。「強さ」とは何かがわかった。
リスクマネジメント専門のコンサルタントに、統制活動の5大要素を教えてもらった。曰く�‥�制環境 �▲螢好�の評価と対応 �E�制活動 �ぞ霾鵑氾礎� �ゥ皀縫織螢鵐亜�これを聞いて、当社の内部監査担当者を思い出した。彼の監査は、まさにこの5つに忠実に実践しているのだった。監査担当者で人から好かれる人は稀だろうが、そう考えれば、彼も憎めないまじめなビジネスマンの一人なのだ。
小沢民主党党首が辞任を表明したが、周囲の説得によって再び党首に留まった。もういい加減にして欲しい。小沢も安部も政治家はどうして簡単にリーダーの座を捨てたり戻ったりできるのか?民間の二世経営者など、好きと嫌いにかかわらず、皆必死になってリーダーの座を守り、お客様はもちろん社員とその家族の人生を背負おうとしている。背負うことが仕事なのだから、それを大切にして欲しい。
ビジョン合宿の中で参加者の思考が止まる場面がたびたびあった。例えば、問題点に「スーパーバーザー(店舗巡回指導者)の研修なし」と書かれたカードを前にしたときだ。参加者は「研修がなかったことが問題」→今後はちゃんとしなきゃとしただけで、深堀りして考えなかったのだ。つまり、「なぜ研修をしなかったのか」→(なぜ)→必要ないと感じたから→(なぜ)→クリンネスやスタッフのスマイルは業績に関係ないと考えた→(なぜ)→女性客をターゲットだと考えていなかったから。こういうそもそもの発想の間違いに辿り着かないと同じことを繰り返してしまうのだ。
某社再建のため幹部が集い、自社の将来を考える「ビジョン合宿」に参加した。問題点を数百個洗い出してカードにし、問題の発生の真因を突き止めるまで、深夜2時まで議論した。こうした議論はどんな結論が出るかも重要だが、仲間とここまで考え抜いたという共有体験・記憶の方がずっと大事なのだ。解は簡単に見つからない。だからやっとの思いで見つけた解を、誰もが絶対に守ろうとする。そのような負荷のかけ方が不可欠なのだ。
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