V字経営研究所・酒井英之の4行日記
DiaryINDEXpastwill


2007年10月20日(土) 民宿の女将さんの暖かさが伝わる空間

白川郷の民宿・白弓荘。この民宿の暖かさは、座敷の障子を見ればわかる。障子のマスひとつひとつに、泊まった人のご主人や女将さんへのお礼が墨字でびっしりと書いてあるのだ。「メシうまかった!また来ます」「こんなところに住みたいなあ!」「あたたかいおもてなしありがとうございました」。平凡な言葉だけど、そこがまたいい。想いを伝えられる場があるのは宿泊者にもありがたいことなのだ。

←クリックしてね。続きが出るよ


2007年10月19日(金) 猟師が捕った熊を、熊汁にして食べる

ふじや旅館の夕食の献立表に「熊汁 月の輪熊の肉です。ぜひ食べてみてね。脂から、おいしいだしが出るよ」とあったから驚いた。一緒に行った3人とも熊なんて食べたことがない。熊は細かく刻まれていたが、熊汁は殊のほか美味しかった。女将によると、猟師が山で捕ってきた熊の肉を使っているのだと言う。このくらい強烈に客の期待を超える料理を出されると、すっかりファンになってしまう。

←クリックしてね。続きが出るよ


2007年10月18日(木) 地元のものだけでお客様をおもてなし

岐阜県の白川郷のふじや旅館(藤助の湯)に泊まる。日本秘湯の会に加盟するこの温泉宿の夕食に驚いた。すべてが、飛騨で採れたものだけで構成されていたからだ。献立表はすべて手書きで、一番上に「天然のならごけがとれたよ」と嬉しそうに赤いアンダーラインまで引いてに書いてある。そして「ならごけ 舞茸のこと。見つけると舞い上がって喜ぶんだそうです」と解説が添えてある。それを見ただけで、店主の喜びぶりが伝わってきた。

←クリックしてね。続きが出るよ


2007年10月17日(水) クレドで交通安全・人の命を守る

某社から、クレドを作る研修講師のご依頼をいただいた。きっかけは今年の9月1日の私の4行日記。「飲酒運転はダメ!」と言うよりも、「飲酒運転はしません。なぜならば私の大切な人は、誰一人としてそんなことを望んでいないからです」と言えば、相手を前向きに誘うことができる。このようなクレドを交通安全のために作りたいと言うのだ。それで人の命を守れるのなら、こんな嬉しいことはない。

←クリックしてね。続きが出るよ


2007年10月16日(火) 及ばざるは過ぎたるに勝れり

ビジョン作りの研修講師を務める。できるだけドラッカーに忠実に行おうとワークシートを作ったら時間が足りなくなってしまった。前回、同じ講義でもう少し簡便なワークシートを使ったのだが、このときは飛躍がありすぎて戸惑う人が何人かいた。そこで細かくしたのだが、細分化しすぎて時間が足りなくなった。「及ばざるは過ぎたるに勝れり」という日光で覚えた家康の遺訓の意味を、身をもって知った。

←クリックしてね。続きが出るよ


2007年10月15日(月) 宇都宮・餃子で味起こし成功の秘訣

宇都宮商工会議所で餃子の味起こしの物語を聞いた。たくさんある餃子店の一覧MAPを作ったのが始まりだという。以来、その成功例にならい、今ではジャズの街・宇都宮をPRするためのJAZZ・MAP、さらにはカクテルの街を訴えるためのMAPを作り、市民に情報発信していた。何でも地図化してくれると、客は自分にピッタリなものを探しやすい。多くから選べる楽しさが大ヒットに繋がったのだろう。

←クリックしてね。続きが出るよ


2007年10月14日(日) 戦場ヶ原は日本一のハイキングコース

奥日光に宿泊し、翌朝「戦場ヶ原」を散歩した。雄大な自然にすっかり癒された。ここにはハイキングコースが幾多もあり、実によく整備されている。特に戦場ヶ原の湿原内には、歩くための橋が整備されているのだが、これを整備した人は本当にこの自然を守りたいと思って整備したのだろう…と、歩きながらその人の熱い想いが伝わってきた。自然もそうだが、そういう人の熱い想いが人を癒すのである。

←クリックしてね。続きが出るよ


2007年10月13日(土) 日光を観るまでケッコウというな

日光東照宮のケバケバしさを観ながら、どうして家康のような質素な人がこんな絢爛豪華な寺を求めたのか不思議でしょうがなかったが、由来を聞いて得心した。家康は、もっと地味な寺に奉るよう遺言し、秀忠はそれを忠実に守ったらしいが、それを孫の家光が日光に移したのだという。家光は、日光を造ることで徳川家の権勢を示したかったのだ。道具にされてしまう英雄。今でも、何かの記念にと金ピカに彩られるものがそこかしこにある。このとき、本当に称えられる人の意思はそこにない。そこにあるのは、それを利用しようとする人の意思だけだ。

←クリックしてね。続きが出るよ


2007年10月12日(金) いちいち小銭を取られる日光東照宮

日光東照宮に参拝するが、中は大変な混雑だ。その原因のひとつが、各施設での料金徴収。○○堂に入るたびに、次々と入館料が取られる。面倒くさいし、いちいち財布を出すからセキュリティ上も心配だ。パスポート制にするとか参観者の負担軽減を考えて欲しい。また、東照宮内にはバスのガイドは入れないなど、ここは古い日本の習慣の見本市。それをい恥ずかしいと感じているのは私だけだろうか。

←クリックしてね。続きが出るよ


2007年10月11日(木) 観てガッカリ日光・百者揃千人武者行列

日光東照宮で「百者揃千人武者行列」を観た。1000人の武者行列だが、観てガッカリしてしまった。武者たちに、全然覇気がないし、格好も滅茶苦茶だ。日光市に金で雇われて仕方なくやっていることがありありとわかる。一人ぐらい熱い人が居てもよさそうだが、ついにそんな人は見つけられなかった。そこに居る人が熱いからこそ、祭は見る甲斐がある。こんな祭をやっていたら世界遺産の名折れだ。

←クリックしてね。続きが出るよ(日記ランキング投票ボタン)


酒井英之 |MAILHomePage
My追加