V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2006年10月04日(水) 好業績の秘訣は「どこでもドア」

大阪本社のクライアントが前年比120%以上の成長。社長は「どこでもドアのおかげです」と笑う。「どこでもドア」とは、オフィスに60インチのフラットテレビを置き、そこに東京や札幌、福岡などの出先のオフィスを映し出した空間のこと。そのTVに写っている人に話しかけると、そのまま顔を見ながら、受話器不要で会話ができるのだ。今年の好成績はコミュニケーションが促進された結果の好成績だと言う。

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2006年10月03日(火) 成功する新規ビジネスの条件

昨日の研究センター長から、ビジネスで成功する秘訣を聞いた。それは、「最先端の技術を既存のビジネスモデルで売ろうとしても成功しない。成功するのは既存の技術のものを新しいビジネスモデルで売ったもの」という法則だ。ホテルや旅館は既存の商品だが、旅窓で売って成功した。電子メールは既存の技術だが、パケット通信という新しい金の取り方で成功した。確信を突いた真実だと思う。

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2006年10月02日(月) 失敗しても良い場所

某社の研究センター長が、研究所設立の経緯を教えてくれた。「うちはメーカーなんです。一度作ると変なものは作れません。だけど、いいものを作るためには、いろいろ失敗しなくちゃいけない。失敗しても良い場所が必要。だから研究所を作ったのです」これを聞いて目から鱗が落ちた。研究所って、失敗していいところだったのだ。だからコストを問わない等、受託部門とは異なるマネジメントが必要なのだ。

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2006年10月01日(日) 『東洋経済』10/7号P143に出ています

『東洋経済』に自分のコメントが載った。きっかけは、以前取材してくれたリクルートの編集者が独立し、フリーエディターになったこと。彼女とは随分連絡をとっていなかったのだが、会社でカメラマンを使う必要が出たときに「誰か、いいカメラマン知らない?」と連絡。すると「私、独立したんです」という。そのまま「取材してもいいですか?」になって、掲載された。懐かしい人と連絡を絶やさない事は大切だね。

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2006年09月30日(土) 中間報告会でのアンカー(錨)

9月22日・23日に中間報告の進め方についてアップしたが、もうひとつコツがある。それは、振り返り作業の前に15〜30分程度講義をする。この中で、今日、振り返りの中で意識してもらうべきキーワードを埋め込んでおくこと。振り返るべき「視点」、あるいは今後、もっと良い中身にしていくための「視点」と考えてもいい。すると発表の中でそのワードが出てきて、その後の議論や共有化が一層活発になる。

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2006年09月29日(金) データコレクションでは意味がない

4Sの調査を何度も行っている人に部下が言う。「調査は同じ方が同じ眼で何度見ても、結果は余り変わりません。繁忙の差で状況が刻々と変わるので何度も現状を見るべきと言う意見もあるが、一度見れば体外のことはわかります。データは次に繋がる活用しないと意味がない」。データを録り始めたときは目的があったはず。それを意識してみれば、大局が判るはず。するとその後の調査は限定的でよくなる。

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2006年09月28日(木) すべての台車と作業台に車輪を付けよ

機械メーカーで4Sを担当する人が言う。「工場の作業者はとにかくスペースがあればものを置きたがる。一度置くと重くて面倒だから動かさない。簡単に動かないから整頓できない悪循環。専門誌にすべての台車に車輪を付けることが4Sの鉄則とあったがまさしくこれだ。多少費用がかかっても徹底して実行していきたい」。確かに、車輪があれば「重い」を言い訳はできない。4Sは心を強くするマネジメントなのだ。

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2006年09月27日(水) 小学校みたいな張り紙ですが。

某社の課長が朝一番、気持ちよく仕事を始めようと、職場に『朝のあいさつをしましょう「おはようございます」』『朝のラジオ体操をしましょう』」と書いた紙を張った。これを見た人が、「こんなの小学校じゃねえか!」と言と、この課長は「小学生並みのことができていないのだから、仕方がないでしょう」と開き直ったという。立派。モラルを高める方法には、小学校や幼稚園の運営に学ぶことは多い。

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2006年09月26日(火) 提案件数が少ない人への罰ゲーム

提案制度を設けたが、なかなか改善提案が出ない。出さないのは仕事をしていない証拠だと課した罰ゲームは「朝礼で歌を歌うこと」。これは、単純だけどインパクトがある。朝の気持ちの良い朝礼の場で、カラオケなしに、改善提案が出せないという理由で歌を歌のは、今の若い人でも嫌なようだ。査定に響くほど重くなく、仮に罰を受けても場は明るくなる。その結果、提出件数は徐々に増加し始めた。

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2006年09月25日(月) トヨタbB 2.5倍売れたキャンペーン物語

トヨタの宣伝部長にbBのキャンペーン物語を聞いた。「若者の真ん中にbBを置きたい」「bBを若者に売るのではなく、bBで若者を動かしたい」という強い意志で、驚くほど今の若者を研究していた。そこに出てきた若者像は「作り込まれた切なさだと判っていても胸を熱くする姿に憧れを抱く」「自分のこだわりを大切にしながらトレンドからはずれていない安心感が好き」というもの。意外と純粋で臆病なのだ。

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酒井英之 |MAILHomePage
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