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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
小林製薬の開発物語を聞く。「マーケット・イン」ではなく「ユーザー・イン」の発想を掲げていた。同社にとってのマーケットは店。店を見ながら新商品を考えると、それは「競合への対抗品。追従品」になる。そうではなく、ユーザーの生活を見る。すると、誰も気付かなかったオンリーワン商品を作ることができる。これまでユーザー発想の大切さをうまく説明できなかったが、腹にストンと落ちた。
この国に『日本晴れ』という言葉がある。アメリカや中国には『アメリカばれ』とか『中国ばれ』という天気があるのかな?運動会などを控えた日には日本人の誰もが、「明日、晴れないかなあ…」と同じ天気を祈っている。上手くいえないが、そのように思いをひとつにできる国民というのはありがたいなあと、日本晴れを見ながら感じる。国の面積も人口規模も、このくらいが一番いいのかもしれない。
来年就職する人は可愛そうだ。これだけ景気がいいと、入社後はいわゆる会社の歯車にしかなれないだろう。一方、5年前の就職氷河期に入った人は、不景気の中「知恵はないか?」「いい案だ。それじゃ、お前やってみろ」と言われた世代。その人がリクルータになって「うちの会社っていいぜ。何でもやらせてくれる」という。だから期待と現実がずれて「こんなはずじゃ…」になる。2年後、第二新卒市場が活発になるだろう。
阪神野田駅内のマクドナルドで昼食。ここのトイレ、入ったらシャワー付。私の体験ではマックでシャワー付きは初めてだったから感激した。メーカーを見ると「INAX」。「コスト要求きつかっただろうなあ…でも、よく頑張ったエライぞ!INAXマン!これからもいろんな店に入れろよ!」と頭の中で謝辞。それなのに…用を足した後にボタンを押しても、壊れて全く動かなかった。期待大だっただけにカックシだった。
電車の優先席を見ると3通りの人が出てくる。「�,�構いなしに座って携帯メールを始める人」「��後ろめたさを感じながら座る人」「�N�ったまま、自分の携帯電話のスイッチを切る人」。�,筬△�350人いる会社と、��が350人いる会社では提供できるサービスの質が違う。その違いがリッツカールトンの優位性で、その人を探すために、採用時に昨日の日記に書いた質問をするという。その遠慮深謀に驚いた。
昨日の日記に書いた「今週の感謝」は、リッツカールトンが採用面接時に「貴方は、この一週間に大切な誰かを喜ばせるために何をしましたか?」と質問すると聴いて、これは実に良い質問だから、うちの部全員でやろう!と考えて始めた。私はこの質問の通りにやりかったが「感謝されることよりも、感謝することから始めたい」と部下から進があり内容を変えた。それでもやって正解。以来業績も好調だ。
私の職場では、毎週「先週の感謝」を書いて仲間で共有している。先週、一緒に仕事して助かったとか、刺激になって良かったとか発表するのだ。すると、上司と部下が同じことをお互いに感謝し合うケースがある。このとき、お互いが「ここが素晴らしい!」と感動的に書けたらいいのだが、上司に比べ部下はまだ淡々と「感謝します」としか書けない。深く感謝できるようになるにも、時間がかかるものなのだ。
「ホンモノ営業塾」の第1回で、受講生は「この塾で何を学びたいか」を発表した。最年長42歳の営業部長は「自分のビジネスマン人生は残り20年。このままでいいのか。新しいことに取り組むとしたらそれは何かを探しに来た」と語ってくれた。塾が終わった今、彼は「取組む課題が見つかりました」と喜んでくれた。職位の高い人の謙虚な姿勢は、学びに真摯な雰囲気を作る。彼の存在は私にとっても有難かった。
「酒井英之先生のホンモノ営業塾」(主催:日本商工振興会)が、打ち上げ。全5回シリーズで3週に1度、土曜日に開催した。集まった受講生は業種も職位もバラバラ。しかし、それが刺激になった。普段見られない他社の営業マンが、自分と同じ壁にぶつかって苦労していたり、経験の浅い営業がセオリーに素直に取り組んでいち早く成果を出したり。少人数ゆえの交流の深さも生まれ、実に楽しかった。
2004年9月25〜27日の日記に登場した商社マンが50歳を目前に独立をした。酒類のファブレス企業を立ち上げたのだ。その社長が挨拶したいというのでお会いすると、なんと「自分の独立〜上場物語をドキュメントにしたいので書いて欲しい」という。それも実名小説+マーケティングセオリー+経営実務が学べる実学書にしたいというのだ。史上最短で上場まで持っていくと息巻く社長に圧倒されてしまった。
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