V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2006年06月16日(金) ホテルはCSのためここまでするのか。

先日泊まった愛宕山東急インのフロント脇に「エアー・シャワー・ルーム」が設置されていたので驚いた。食品工場等の入り口でよくみかける、強力な風で人体に付いている埃や髪の毛を吹き飛ばす装置だ。こんなのがホテルに置いてあるのを見たのは初めてだったので理由を聞くと「花粉症の季節に花粉を落とすため」だという。特定季節の顧客満足のために、わざわざ設置するのかと感心した。

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2006年06月15日(木) 距離は近づいたが、溝は深まった

納期遅れが常態化している某社。部門間の連携が鍵だということで、部門をまたがる幹部会議を開催した。ここで情報交換が行われ、問題は解消に向かうかと思いきや、両者はお互いの正当性を主張し、他を非難するばかり。距離は近くなったものの、溝は深まると言う現象。解決策はただひとつ。原因追求をやめて、共に理想の実現に向けて何ができるか、できる打ち手を結果思考で考えることだ。

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2006年06月14日(水) ダイヤルQ2を健全化する逆転の発想!

ダイヤルQ2と言えば、90年代に流行ったHテレホン。利用過多で多重債務に陥る人が多く、社会問題になった。そのQ2が堂々とTV広告に出ていたから驚いた。なんと「ジャワ島中部地震被災者救援募金」。「0990-513-006」にかけると、100円が課金され、それが募金になるという。早速募金したが、Q2=Hとしか思いつかない私は、この逆転の発想にただただ脱帽。考えた人に感心してしまった。

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2006年06月13日(火) 部下の個人面談を2ヶ月かけて行う狙い

某課長が40人以上の部下と個人面談をした。勤務時間後に行い、交代制勤務でもあるため2ヶ月以上の時間がかかったという。何か起きたときに部下から、『課長すみません』と言ってもらえる環境作りが狙い。面接時にも工夫し「こうして欲しいのだが」とは言わず「こうして欲しいのだが、どうだろうか」と問いかけるようにしている。近頃は部下から「お先に」との声が出るようになったそうだ。

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2006年06月12日(月) 【W杯】ハーフタイムのジーコの言葉に「???」

負けちゃった、日本。1点リードして、ハーフタイムにジーコ監督が「リードしているサッカーをしよう」と言ったそうだが、日本人には「1点なんて意味はない。負けていると思ってやれ、挑戦者の気持ちを忘れるな!」と言った方が、気合が入るのではないか。リードしている経験が少ないのだから、「リードしているサッカー」に自信が持てないはず。結果、一番見たくない負け方を喫してしまった。

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2006年06月11日(日) 2019年モデルから、自問自答を繰り返す

某社のショウルームを見学した。同社の技術は先進的であり、すっかり感心した。そのことを常務に伝えると、同社には2019年モデルという構想があるという。1998年に20年後の理想のモデルを描き、その開発に向けて進めていると言うのだ。常務は「これでいいか?」「次は何か?」と目標に向かって「自問自答する」ことが大切だという。質問をされたとき、人の頭はグルグル回り知恵が出るからだ。

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2006年06月10日(土) その男の出現で、不可能は可能に変わる

某社に天下った新社長。最初に過去10年の財務体質をチェックし、同社がいかに脆弱であるかを知った。次に全支店を回り、社員のテンションの低さを痛感した。そこで1ヵ月後に出した方針が「テンションを変える(成功体験を与える)」。そして真っ先に社内で不可能だといわれていた仕事を2件、率先垂範でこなしてみせた。以来、社員の目の色が変わった。出来るかも?!という予感が彼らを変えたのだ。

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2006年06月09日(金) ああ、女神さま in研修所

講師でお伺いする大規模研修所が2箇所ある。どちらにも、とても親切で陽気な購買部のお姉さん(50歳前後)がいる。私のことを覚えていてくれて、いつも売り場で雑談する。ところが、うち一人が先日お見えにならず、購買部は閉店状態。病気で入院されたと聞き、とても寂しくなった。すると他社の講師も同じことを言っていた。購買部のお姉さんは、隔離された研修所に咲く艶やかな花なのだ。

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2006年06月08日(木) 警察官に教える「国民からの愛され方」

警察学校で「国民から愛される警察官」を講義している人の話を聴いた。結論的に愛される秘訣は「笑顔」しかない、という。曰く「好きな人に『おはよう』というときに、『おはよう』と言ってから笑いかけるのではない。まず笑いかけてから『おはよう』というだろう。それと同じだ」「『相談に乗るときは、5%体を前に傾けること』。この聴く姿勢だけで相談者がどれだけ安心するか」。納得してしまった。

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2006年06月07日(水) 人の命の重さがわからぬエレベータ屋

シンドラー社ホームページより。
「報道においてシンドラーの名前が大きく報じられているのは残念なことですが…(中略)…コメントを表明することを控えることとしています。事実が公表された時点で、シンドラーの名前が大きく報じられることはなくなると確信しています。エレベーターでは世界第2位の現地法人であるシンドラーエレベータ株式会社は、我々の製品及び保守が高い安全基準を満たしていると自負しています」。

本コメントに見られる事故後の傲慢な企業態度は、事故後の初動対応ミスとして永遠に語り告がれる材料となるだろう。ブランドをダーティイメージに変えるお手本のような対応だ。そして、同社は日本〜アジア市場を失うだろう。回転扉事件の時とはあまりにも違いすぎる。

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酒井英之 |MAILHomePage
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