V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2006年02月04日(土) 見栄を張りたくなるよね

某金融機関が、60歳以上の高齢者を対象に、定期預金を募集をした。一口30万円で何口でも結構…という内容だったが、実際に30万円を預けに来た人はゼロ。それどころか「10口でもいいかな…」と、300万円を預ける人が多かったのだ。「定期預金に、たった30万円では恥ずかしい」という恥の文化が働いたのだ。高齢者相手のビジネスは、「恥ずかしくない」を誘発することも重要なテクニックだ。

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2006年02月03日(金) 受講生の目が輝く教え方

NHKの『ようこそ先輩!課外授業』を楽しく見ていて気がついた。子供の目が輝く授業には共通したパターンがある。まず、何に気づいて欲しいかが明確。そして「気づかせる」→「気づきを自分の課題に応用」→「実際に少しやって、自分で課題を解決できると確信」→「皆の前で発表し、自分のものにする」というステップを踏む。何を教えるかではなく何に気づかせるかが良い研修なのだろう。

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2006年02月02日(木) 「目的」の欠如が弱さになる

四国新聞にホリエモンの大学時代のゼミ先生のコメントが載っていた。(以下引用)「堀江君に弱さがあるとしたら『目的』がないことだろう。(中略)彼らの世代に欠けているのはその仕事全体を意味づける目的や価値観だ。価値観をゼロから築くことはできない。これまで蓄えられてきた知恵や経験が必要だ。それを世代を超えて受け渡していかねば、私たちの社会は脆弱なものになる」。ズキッと僕の胸にも刺さった。

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2006年02月01日(水) さすが、ユニクロだね。まいった。

ユニクロで\7,990のダウンジャケットがバーゲンで\3,990だった。ここまで安くなると他社品を値打ちの面で完全に圧倒する。そのダウンを見ながら、中国で見学した縫製工場を思い出した。戦場のような職場で彼らが一心不乱に働くからこそこの価格が実現する。監督は日本人だったがこの戦場を仕切れるのは、かつてこれを体感した人だけだ。つまり引退間際の社員のガンバリがこの価格を生んでいる。

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2006年01月31日(火) 8人と30人の法則って何?

コンサルタントの先輩から8人と30人の原則という話を聞いた。人がひとりで掌握できるのは8人までだという。それ以上になったら組織を2つに分け、それぞれマネージャを置いて管理する。また、部長が一人一人の顔色まで目配せできるのは30人までだという。よって部長の下に課長が4〜8人いるのがマネジメントしやすい組織となる。自分も部下が8人超えてから苦労したが、納得の行く法則だ。

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2006年01月30日(月) 私はヘルシアを買っているのではない

私は講義でよくヘルシアを飲んで痩せたという話を引き合いに出す。「私はヘルシアを買っているのではない。スリムな体を買っているのだ」と語って、商品が持つ「価値」を売ることの大切さに気が付いてもらうためだ。すると、この話がよほど印象に残るのか、久しぶりに会った受講生たちに「ヘルシア飲んで私も○.○kg痩せましたよ」と言われる。いつしかヘルシア先生になってしまったようだ。

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2006年01月29日(日) 違います!活性化しているのは人です

名古屋本社の某社の社長。同業の他地域の社長から「名古屋はいいですね。地域が活性化していて」。この発言は、暗に「あなたの業績がいいのは市場のお陰。うちの業績が芳しくないのは市場のせい」と言っているのと一緒。これにカチンときた名古屋の社長は「違いますよ!地域が活性化しているのではなく、社員が活性化しているのです!」と返答。これは事実。同社の社員の意識は格段に高い。

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2006年01月28日(土) さすが、松下電器だね。まいった。

家に帰るとポストに「松下電器より心からのお願いです」が入っていた。例の「ナショナルFF式石油暖房機を探しています」の案内だ。全戸配布するとは聞いていたが、中にはこの案内にわざわざ「突然ポストにお入れいたしまして大変失礼致します。私、近隣に在住しております、松下電器の者でございます」とのメモを添える人もいるという。危機に際してこの対応。さすがモノを創る前に人を創る会社だ。

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2006年01月27日(金) さすが、AERAだね。まいった。

今週号のAERAの特集「さらばホリエモン」。その中に、鈴木宗男と親しかった外務省のラスプーチンこと佐藤優氏へのインタビュー記事がある。タイトルは「小泉に訣別の国策捜査」。記事はとても刺激的なのだが、この人を引っ張り出した編集者のセンスに脱帽した。一見、無関係なものを関係付ける。そうすることで人々の視野は広がり理解は深まる。コンサルタントにも必要な素養だ。

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2006年01月26日(木) ほら、その壁塗り、やってみないか?

建築会社の社長に「建築中にどこかひとつ、危険でない作業をお施主様に手伝わせるといいよ。自分が参加して作るのは一生の思い出になるし、簡単そうな作業も実は難しいということがわかれば職人とは何かという学びになる」とアドバイスしたら「うちの息子(専務)はそれやっています。お施主様に珪藻土を塗らせているんです」。左官は簡単そうで難しく、かつ目に留まるところ。素晴らしい試みだ。

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