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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
某自動車販売会社のボスの管理方針。毎月10日、20日、25日、末日に会議を行う。10日は、凡その進捗の確認。20日は、今月末の予想到達数字の確認。未達可能性のある者は、追い込み策を協議。25日は、予想到達数字にどこまで近づけたかのチェック。そして月末は反省会と次月の内容確認。とても頻繁な印象を持つが、競争の激しい狩猟型ビジネスはここまで徹底しないと成果は上がらない。
某社の営業所主任が部長にこう語っていた。「部下に怒ったり、躾けるのは我々がやりますから部長がたまに営業所に来たときには、部下を誉めて盛り上げてください」。部長に叱るより褒めろというのだ。その理由は3つ。�‥椶蕕譴襪里楼貎佑�らで充分だが、誉められるのは何人からでも嬉しい。��部長が日常的に怒ると、いざというときのカードにならない。3つ目の理由も含め、よくできた主任だ。
10日放送の『ウルトラマンマックス』はよくできた作品だった。初代『ウルトラマン』は『ゴジラ』や『ゲゲゲの鬼太郎』と同様に社会問題に警告する作品が多かったが、いつしか怪獣退治だけの子供に媚を売った作品中心になった。しかし今回は、宇宙人が「我々が侵略しなくてもこの星は滅ぶ」と言って去って行く話。大人の視聴者を意識した骨太のシナリオライターの腕にエールを送りたい。
駅前の宝くじ売り場で盛んに勧誘が行われている。1Fの売り場では、女性のナレーターが「今が3億円のチャンスです!」「お見逃しなく!」と連呼。テープかと思ったら生肉声だった。地下の売り場では赤いハッピを着た数人のオッサンが、のぼりを持って「宝くじ、いかがですか〜」と低い声を発してウロウロ。放っておいても売れる商品に「なんでそこまでするの?」と疑問を感じるのは私だけだろうか?
ドコモのプッシュトークのポスターをよく見かける。イケメンの若い男が2人アップで映っていて、見れば見るほど気持ちが悪い。一人は反町隆史、もう一人が香取慎吾そっくりだからだ。わざと似せているとしか思えないのだが、他人に似せたところで、彼らより年下の女たちがキャアキャアいうのが関の山だろう。幅広い層に愛される俳優を目指すならば、醜くても自分らしさを押し出すことだ。
地元に初雪が降った。雪の降る日はモモヒキをはくことしにているので、カミサンにモモヒキのある場所を聞いた。カミサンは「ここよ」と、たんすの引き出しを開けた。するとそこには私のモモヒキの他に、カミサンのババシャツも多数入っていた。それを見たとき、お互いつくづくジジイとオバアになったなあ…と感じた。お互い、いったい何歳頃からこんなにも防寒グッズに頼るようになったのだろう?
自分が務めていたブラザー工業の会長と話す。最近同社は同社の歴史を物語る展示館を作ったのだが、そこにはヒット商品ばかりでなく「失敗作」も展示してあるという。世の中、人に聞く話も見たモノも皆、成功事例ばかり。それでは「学び」は深まらないとして、売れずに撤退した商品も展示したのだ。実際に成功作に学ぶことは失敗作から学ぶことより少ない。その度量に、敬服した。
今年もまた泣かされた。幼児が合唱する幼稚園の音楽会。そこで毎年園児たちが賛美歌や文科省唱歌などを歌うのだが、幼児のレベルをはるかに超える輪唱の見事さに、毎年つい涙がこぼれてしまうのだ。聞き慣れていてもおかしくないほど聞いたが、また聞くと、また鳥肌が立つ。毎年、入れ替わる園児を教えながら、聞く人を何度も泣かせてしまう指揮者の腕。本当にプロの仕事だと思う。
「結局は価格ですよ」と営業マンが言う。確かに値引きを要求しない客などいないから一理ある。しかし、だからといって最初から安くする必要はない。値引きの要請は、「その商品に興味を持った」後に来るのが通例。まずは興味を持たせる。このとき、強い興味を持たせることができれば、仮に「対応できません」と値引き要請を断っても契約できる。「買いたい…」と思わせる力が営業の力なのだ。
地方から東京に出て行って仕事を取ろうとする。競合ひしめく中でありきたりの商品、ありきたりの技術で参入すれば、価格しか勝負ポイントはない。他のマンションに比べ売価で大きく下回りたかったヒューザー。同じく価格を下げない限り仕事がなかった木村建設。高額物件に相手にされず、取り扱い件数を増やすしか稼ぐ道のなかった姉歯。価格以外に独自性を作れなかった者の悲劇である。
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