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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
一ヶ月休みなしだった。こんなに働いて何になると考えているうちに、フィギュア・アーティストの集団である「海洋堂」で聞いた話を思い出した。同社では、商品を創るときに納期を設けない。時間の制約があると、ハートが失われると考えているからだ。ハートが無ければ世界に通用する良いものはできず、買ってもらえない。ハートが擦れるほどの忙しくすれば、良いものから遠去かるだけだ。
昨日の続き。本当の意味で「寒いときほど暖かい」といえるためには、まず相手が本当に寒いと感じているのかどうかを知らねばならず、また、本当に寒くなる前に防寒対策を提案できるよう、提案できなければならない。「寒いよぉ」と申告されてから動いたのでは、手遅れなことだってあるのだ。ニーズが顕在化してから付け焼刃的な対策を取るだけではソリューションとは言えない。
某銀行の経営者が長野県の観光用のポスターを見て「これだ!」と唸った。ポスターには「寒いときほど暖かい」。つまり、「困ったときほど信頼される存在になりたい」という自社の理念、理想を体現しているというのだ。銀行は昔から「雨が降るときに傘を貸さず、晴れた日に傘を貸す」と揶揄される業界だ。いち早く「寒いときほど暖かい」に体質転換できた銀行は生き残って行けるだろう。
ラガーマンだったという某社副社長と話す。この副社長は二世だが、自分よりも経営者に向いた社員がいたらいつでもその座を譲るという。ただし、「ハートだけは誰にも負けない」とキッパリ。副社長の言うハートとは「絶対にやってやる」という想いのこと。社員は課題が与えられて何とかしなきゃと考えるものだが、経営者は「俺がやってやる」と、自分で自分を奮い立たせるしかないのだ。
あるサラリーマン社長の成功体験談を聞く。人生を15年区切りとし、35歳まではスペシャリストだった。そこからの15年はマネジメントを覚えた。利益を出すための戦略作りである。そして50歳以上は役員、社長となり、この間は人を育成することを覚えたという。人材育成の基本は「して見せていって聞かせてさせてみて…」の山本五十六そのままの率先垂範。究極は部下を信じることだという。
スキーの帰りに温泉に立ち寄った。20代スキーヤーの身体の美しさに目がくらんだ。さすがにスキーをやる人はいいからだしている。かつてスキーやトライアンスロンに明け暮れていた頃はあのような身体をしていたはずなのだが、いつの間にか白豚同然になってしまった。健康は取り戻すものではなく維持するもの。この10年で得たものもあるが、代償として失くしたものの大きさに唖然とした。
8年ぶりのゲレンデで見た小さな変化。��売店が土産物屋からコンビニ化した。�┸�堂が食堂からセルフ主体のカフェテリア化した。ただし、食事の内容はインスタントよりは充実した。��車がRV車だらけになった。キャリアを積んでいる車のほとんどがスタッドレスを履いていた。��ボーダーが憎たらしくなくなった。ボーダーVSスキーヤーといった、悪しき感情は私の中から消えた。
8年ぶりにゲレンデに立った。この間、ボーダーが増えて随分と滑りにくくなったのでは?と思ったが、意外と「板」組も健在でホッとした。大きな変化は6つ。�仝鯆未離▲�セスが格段に良くなった。�▲螢侫箸陵∩�能力が格段に進化。��雪を落とすエアまで完備。�ぅ�ッズコーナーが充実。�ゥΕ┘△�進化して動きやすい。��周辺の温泉施設の充実。もはやゴルフ場と同じサービス水準である。
就任以来会社を急成長させた某社長の話。変化には「3つの壁」があるという。第1は、「意識の壁」。何十年やってきたことは簡単に変わらない。第2は顧客や仕入れ先が絡む「組織の壁」。第3は対応可能エリアの「物理的な壁」。この中で一番難しいのは「第1の壁」だという。打ち破るには、率先垂範が必要。「人は手法だけでは動かず、一緒になってやることが大切」と、手法を語る私も釘を刺された。
某社副理事長の話。営業マネジメントに肝心なのは「客知る」「部下知る」「変化知る」。いずれも当たり前のことながら、ここまで韻を踏んで完結にスパッといわれると、「ああ、なるほど」と納得させられてしまう。このうち意外と分かっていないのが「部下知る」だ。特に力量の見極めは難しい。上司から見ればみんな頼りない。それでもで何かを任せるには「できるはず」と信じるしかない。
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