V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
ダイエーVS西武の緊張感はたまらない。日本シリーズの決勝とはまた違う何かがある。名古屋では10.6という言葉がある。中日VS巨人の最終戦で勝った方が優勝という、94年の出来事だが(巨人が優勝)、あれを毎日やっているようなものだ。二位以下のチームが勝ちあがるようだと何のためのシーズンかという意見も出るだろうが、興行としては成功だろう。趣向を変えれば野球は面白くなる。
運動会で印象的だったのは、地元運動部の行進。午後一番に小学校の野球・サッカー・空手部等の他、ソフティバレーや、グランドゴルフ、ゲートボールなどのクラブがグランドを一周したこと。へぇ〜そんなのあるの?健康作りと地域振興に勤しむ方々が羨ましい。運動会の運営も、小学校のPTA等他地区から越してきた人が熱心にやってくれている。昔からここにいる自分が手抜きばかりで申し訳ない。
地域の運動会が行われ、当番だったので一日中参加した。驚いたのは、パン喰い競走。袋に入ったままのパンが棒にぶら下っていて、それを手で掴んで走るだけである。どうやら衛生面に配慮してのことらしいが、ぶら下っているのに後ろ手でかじりつくあのもどかしさはなく、ただのかけっこになっていた。それでも大会は老いも若きも参加して大いに盛り上がり、見ているだけでも楽しめた。
悔しいなあ…UFJ銀行が告発された。どうして頭の良いはずの人が、組織ぐるみで事実を隠蔽し、嘘をついたのか。彼らは何よりも誰かの子であり親である「ひとりの人」のはず。そのことよりも、UFJ銀行の一員であることを優先してしまった。しかし、その行為は結果的に嘘をついて守ろうとしたUFJの看板と、多くの同僚を傷つけた。自分の中の優先順位はいつ何時でもぶれないようにしたい。
ダイエーホークスが西武に2敗して瀬戸際だ。ドラゴンズファンとしてはホークスに出てきて欲しい。第一にパ・リーグの実質的な覇者であること。第二に今年のホークスは先発も中継ぎ投手陣がピリッとしない巨人のようで、西武よりは勝てそうだということ。ダイエー打線は脅威だが、ドラゴンズの先発&中継ぎ陣なら抑えられると思う。その点西武は似たようなチーム。これに勝つのは難しそうだ。
ブランドを作るときは、そのブランドが持つ「物語」を活かすことが大切だ。こだわりの焼酎を高級料亭で提供できれば、それは高級焼酎となるが、同じ商品がすぐ隣のDSに並んでいたら高級なイメージは一気に失墜する。伝えようというコンテンツが、そのコンテンツを一際輝かせるチャネルを選ぶのだ。「どこの誰に選択されたいのか」。そこから逆算して考えなければブランドは作れない。
雑誌のライター(女性)とお昼をご一緒した。そこで私の次回本の構想について意見をいただいた。彼女は何冊もゴーストで書いているので、読みやすい本を作る心得があるのだ。もともと気持ちのいい人だが、今日もアドバイスが的確で、わずかの時間だったが大変な元気をいただいた。出版関係で働く女友達は多いが皆、快活。この手で作品を生み出す気概がそうさせているのだろう。見習いたい。
自分は41歳。80歳まで生きるとして残り39年。39×12ヶ月=468ヶ月 毎月1冊本を読むとしたら、たった468冊しか読めない!月2冊にしても、やっぱ1000冊ぐらいが限度。これが60歳までとするとわずか500冊。本屋にはあんなにも本があるのに、なんと少ないことか。これだけしか読めないのだから、書き手は余程良いものを書かねばならない。こんな単純計算で次回刊行への気合が入った。
大阪駅で、車椅子の人が凄いスピードで駆け抜けていった。下りエスカレータの前まで行くと、クルッとエスカレータに背を向けてエスカレータに乗り降りていった。「落ちる!」と思ったが、筋肉質の腕で手すりをしっかりと握り、着地も問題なかった。そして今度は上りエスカレータに同じように乗り、見事上部の階に戻った。その動きは実にスピーディで神業と言えた。人の可能性は計り知れない。
パ・リーグのプレーオフ第1ステージ西武VS日本ハムは3試合とも熱戦だった。新庄や松坂が見たくてTV欄を見たが、どこにもなし。地元地区では放送されたのだろうが、当名古屋地区ではラジオ中継すらなかった。放送局は、パ・リーグのコンテンツには魅力なしと思っているのだろうか。新庄や松坂、ロッテの渡辺は球界を代表するビッグコンテンツだ。パ・リーグだからとなめてはいけない。
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