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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
プロ野球のない夜。今日はカミサンが外出。私と子供たちとで21時過ぎまで留守番である。当初はD−G首位攻防戦を皆で観る予定だった。長男はルールがわからなくとも最後まで見ると言っていた。しかし、悲しいかな中止。仕方なく何度も観たDVDをもう一度観て時を過ごす。が、集中力は続かず、各々が勝手な一人遊びを始めた。プロ野球は今でも「一家団欒」の求心力だったのだと、再認識した。
雑誌『Number』の今週号に載っていた水島新司氏の新球団と球界再編に向けたビジョンには感銘を受けた。野球王国の四国に球団を作り、自治体が4年に一度持ち回りでFCになるというのは妙案だと思う。野球が好きだからこれほどの智恵が出るんだ。ベースには球団数削減は、ファンを失うだけという危機感がある。6−5に固執したまま前進できない機構側はそこまで好きでないのだろうか。
プロ野球の労使交渉。企業経営ではこのように膠着した場合、トップの指導力で乗り切るものだ。「6球団にするべきです」と現場が言えば、「それにはどのくらいの時間がかかる?」と経営側が応え、現場が「3ヶ月はかかると…」と応じると「長いな。それを1ヶ月でやりなさい」と指示するのが経営者である。TVで観たコミッショナーは、改革を訴える評論家。当事者意識は感じられなかった。
プロ野球がストに突入した。言い分を聞いていると、機構側が6−5のスタイルへのこだわりはどうしても「5」でやりたい理由があるとしか思えない。�^貪�「5」でやれば交流試合が実施でき既成事実化できる。��高すぎる年俸の選手を労せず葬り去ることができるの2つの理由か。でも、それなら6−6のスタイルでもできるはずである。既得権者の本音を隠した醜い言い訳ばかりを聞きたくない。
次回出版する書籍について出版社で打ち合わせ。担当の編集者が「どうしたら金持ちになれるかを説いたビジネス書しか売れないのは間違っていますよ」と嘆く。そして「先生は日本のビジネスマンはかくあるべき!といった本を書いてくれませんか。そういうのを待っている人はたくさんいると思うんですよ」という。すっかり乗せられてしまったが、ここまで言われれば、使命感を感じて書きたい。
ある喫茶店の壁に貼ってあった言葉。「夢がある人には希望がある。希望がある人には計画がある。計画がある人には行動がある。行動がある人には結果がある。結果がある人には反省がある。反省がある人には工夫がある。工夫のある人には進歩がある。進歩がある人には夢がある」。PDCAを分りやすく日本語解説したもので感銘を受けた。私も夢がない者の一人だが、反省→工夫が足りないのだと実感した。
某社の若手社員と「仕事と作業は何が違うのか」について議論した。すると「仕事には意思があり、作業には意思がない」という。そのため同じことをしても意思の有無で仕事と作業に分かれるという。例えば挨拶ひとつでも、歓迎の心を込めた「いらっしゃいませ!」と、言うのが規則だからと義務的に言う「いらっしゃいませ」は違うという。実演してもらうとその違いは歴然。これは新しい発見だった。
某二世社長が会社を継いだとき、古株の部長でどうにもソリの会わない人がいた。その人は叩き上げで「ボンボン何する者ぞ!」意識がとても強かった。二世社長は、いかに彼を排除するかそればかり考えていた。すると同社をよく知る人から「彼こそが貴社の生き字引。彼を使いこなせずして何の経営者だ」と叱責された。以後、社長は彼を認める。すると彼も社長を認め、今では良い関係を築いている。
某有名社長を講演会にお招きすることになった。なんと!講演料は0円でいいという。「ただし500人は集客してください」「そしてその人たちに私の著書を渡してください。その本は買ってください」「そして部下も合わせて前泊代と交通費を実費で20万円ご負担ください」。500冊×1500円=90万円 +20万円= 95万円。計算してみれば決して安くない…。が、こんな回収方法は考えたこともなく、勉強になった。
最近街でよく号外を見かける。アテネの金メダルやプロ野球のスト回避など…。が、今の時代に号外を出す価値があるのだろうか。新聞社が情報に一番早い時代に、号外は確かに価値あることだった。ところが今やネットが一番早い。号外の文面も写真も、PCか携帯のwebで観たものばかり。もはや「号外が出ました=驚いたNEWS」という形容詞的な価値が残るだけ。配る行為が空しく映る。
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