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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
近くの駐車場の看板。「小便・駐車禁止 通報します」。駐車禁止はともかく赤いでかい字で「小便」とあるのは驚いた。世の中にはごみを捨てるに都合の良い場所、小便をするのに都合のいい場所というのがあるらしい。これだけ知的レベルが上がった時代に平気で立小便ができる人はいったいどんな人なのだろう。同じく店舗でも何屋になってもいっこうに流行らない場所がある。場所の誘惑なのだろうか。
医者に聞いたあるおばあちゃんの話。医者がおばあちゃんに「おばあちゃんはいつも若いねぇ」というと、「なにをいっているの、いつだって今日が一番若いじゃないの」と答えたという。その通りで、残りの人生のことを考えれば誰だって今日が一番若いのだ。たったこれだけのエピソードだが、一日のはじめに「今日が一番若い」と考えるだけで、なんだか元気が出てくるし、今日が貴重なものに見えてくる。
講演会の後、「私がやってきたことは間違いではなかった。先生の話を聞いてそう思いました」と賃貸マンションの専門建設会社の社長から言われた。同社は、サッシも床もエントランスの石などをアジアから輸入して、コストを圧縮。エントランスを豪華に演出し、ソフト面でも差別化に成功した。講演会の後にそう言ってもらえるのは嬉しい。自信を持ってもらうのはコンサルタントの大事な仕事だ。
「え〜、お酒は何しましょうか」「んじゃ…とりあえず」といってビール。よくある光景だが、「とりあえず」という接頭語が付くのはビールだけだという。その話を聞いた某社長が、「それなら『とりあえず』という名前のビールがあったらどうだろう」。各社がかっこいいネーミングを競う中、『いいちこ』のような素朴な力がある。缶でも成功する?そもそも商標は通る?等疑問はあるが、着眼点は素晴らしい。
某社長から聞いた話。創業者の先代が70歳で引退した。このとき仲間が「おい、いくら引退したからといっても、それなりの給料払った方がいいんじゃないか」と忠告した。そこでこれまでのロイヤルティのつもりで振り込んだ。すると先代が振り込まれた現金を持って「何かの間違いで入っていた。俺はやめた人間。給料を貰う道理はない」と返しに来たそうだ。このケジメが部下たちを育てたのだろう。
某社長から面白い住宅会社の名刺を見せてもらった。名前の上に「私は、お客さまのマイホーム計画の味方になります」とある。裏には�,�客さまを選びます��厳しいことばを申し上げる事があります��最後の最後まで味方になります�ぐ佞鳳茲錣覆ぞ豺腓呂垢澆笋�にお断りください…。約束を公にすることで自分に厳しく、信念の経営ができるようになる。約束を刷り込むと社員の態度も変わるだろう。
時折電子メールで「未承諾広告」が入ってくる。タイトルを見てそのまま削除している。「年収が2倍になる」や「貴方の年収があと150万円増える」というのはあまりにも胡散臭い。そんな中、次のタイトルにだけは感心してしまった。「もう迷わないでください!」。人間は突かれると弱い秘孔があるのだろうか。さっさと削除したが、新興宗教家やチラシ・POPの神様などはこの辺りがうまいのだろう。
開発型の製造業の社長に会いたくて、久しぶりに電話した。アポを取ろうと「社長のところは夏休みはいつからですか?」と聞くと、「え〜いつからだったかなあ?」「でもいいですよ。休みなんてあると思っていないし、いつでも来てください。開発中の新商品もありますから」。すごいなあ…この「休みなし」の感覚。同社は「夢中人になろう」をスローガンとしているが、社長がそのまま率先垂範している。
ブランドの作り方。まず「誰の何のために」を固める。次に技術を確立し製品(サービス)を作る。このときQ(品質)C(価格)D(納期)E(環境)にこだわる。その製品にソフトを注入する。ソフトとはS(付加サービス)M(メンテナンス)Ch(チャネル対応)PD(デザイン)。こうしてできたものを「誰の」の誰に届くようプロモーションする。そうすれば製品は指名買いされる商品に育つ。
TVで某市が映った。その市の概要が紹介されたとき、代表的な産業は斜陽産業であり、その他の各産品、歴史的遺産、観光資源はいずれもより優れた地区が他に存在する2番以下だった。2番の産業はいくら主張しても魅力に乏しく、「腐っても鯛」の例のように斜陽でもNo.1の方が魅力的移る。街も勝ち組と負け組に分かれる時代。他にはない一番産品、一番事業を育てないと人は集まらない。
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