V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2004年02月04日(水) お互いがむつみ合う言葉

どんな会社でも設計と営業は仲が悪い。両社は売れたときは手柄を取り合い、売れないときは責任を押し付けあう関係だからだ。こうした弊害を取り除くには合宿してくたびれるまで議論するといい。コツは「設計は営業から何を期待されているのか?」「営業は設計から何を期待されているのか?」など、「期待」という言葉を使うこと。すると双方から前向きな回答を引き出すことができる。

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2004年02月03日(火) 70代女性の達観パワー

70歳代の女性が元気だ。この世代は生まれた頃は軍国主義。戦災・疎開を経験し、青春時代は焼け野原。高度成長のモーレツ時代を働き抜いて、バブルの頃に引退した。ファシズムも民主主義も、列島改造も自然保護も、清貧も贅沢も、学歴社会も個性尊重も経験。おそらく「世の中ってコロコロ変わる」と達観しているだろう。今、時代と家族から開放されて、人生を謳歌。その姿は神々しくさえある。

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2004年02月02日(月) 若いけど器の大きな人

写真館での講演後、ある若い社長から礼状が届いた。「…写真館のあり方を見直す足がかりとなりかなりのカルチャーショックを受けた次第です。今すぐ変えられる事と変えられない事があるかもしれませんが、変えられる事は今から変えようと強く心に刻みました。今後共我々の業界のような中小企業に勇気と希望を与え続けてください…」。この素直さはどうだろう。これこそ心の大きさに感動した。

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2004年02月01日(日) 社長の隠れ家と男と女

会員制のサロンに社長ばかりを集め、昼食を兼ねての講演会。終了後、喫茶室で休憩をしていたら、同じ喫茶室の片隅に先ほどまで受講していた某社長を見つけた。よく観るとスタイルの良い女連れである。どうやらこのサロンが絶好の隠れ家になっているようだ。職業柄こうした社長の女を連れ歩くシーンを何度も見る。英雄色を好むというが、男と女の弱さが見えるのはもてない者の僻みか。

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2004年01月31日(土) 私が女優になる日

中国の写真館では、若者を激写風に撮影し、全18ページの写真集に編纂するサービスが大流行。値段は2万円と一か月分の給料相当だが、産児制限の影響でそんな写真集を残すことに親も熱心なのだ。私の友人も、自分の写真集をわざわざ台湾まで作ってきた。万人向けのサービスを行えば、客はご近所止まり。が、サービスを特化すれば商圏は限りなく世界中からやってくる。国内写真館の盲点だ。

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2004年01月30日(金) オンリーワンになる方法

写真館がオンリーワンになるための発想法。まず、世界でたった一人、来て欲しいお客様を決める。例えばイチロー一家の七五三写真だとする。次に彼に選ばれるにはどうしたらよいかを考える。他にはない独自の優れた技術が必要だろう。そのために技術を磨く。そして、そんな技術があるという情報イチローに届ける。イチローが本当に利用すれば後はその事実が口コミで広がり、世界中に客ができる。

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2004年01月29日(木) 昔の名前のままでいいの?

写真館での講演の続き。写真館が写真館と呼ばれだしたのは江戸時代末期であろう。以来、130年近く。未だに写真館と呼ばせているのはおかしい。現代の庶民はカメラもデジカメも当然のように持っている。それなのに、カメラがなかった時代と同じ呼び方をさせているのは、写真館が進化していない証明だ。写真館らしいサービスではなく、その店ならではのサービスを打ち出して欲しい。

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2004年01月28日(水) お店が潰れる理由

写真館の会合で講演。この講演に先立って主催者からメールが届いた。そこには「当業界は少子化の影響で…写真の技術が進み…一部大手チェーン店が…」といった業界の苦境が綴られていた。そこで私は講演の最初にこのメールを引用した。「こんな環境…だから貴店の経営は苦しいの?それとも楽しいの?」。環境変化は業績に関係ない。あるのはお客から選ばれたか選ばれなかったか、の事実だけだ。

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2004年01月27日(火) コンサルタントの「真実の瞬間」

部下が某社で新事業案を評価した。すると評価された人が、自分のメルマガにそのことを書いた。「講師は『間違いなくダイヤモンドの原石です』と念を押して言ってくださった。この場面を頭に浮かべたとき、留めていた涙がこぼれてきた。講師の方の言葉が、あまりにも感動的で我慢が出来なくなってしまったのだ」。たったひと言でコンサルタントが「かけがいのない人」になる真実の瞬間。これは部下の生涯忘れられぬ自信になるだろう。

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2004年01月26日(月) 現代の当りや稼業

戦後、この国には「当り屋」といわれる人々がいた。わざと車に轢かれて、賠償金をせしめる商売だ。自分の血液を売る人もいたという。バッファローズの話から、自分の骨や肉を金銭する話を思い出した。コカコーラはダイエットコークにシフトして大幅に売上を落とし、慌てて元の味に戻した。コア・バリューを失ったバッファローズ。ファンからみれば球団は「当り屋」。そのことに早く気が付いて欲しい。

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