V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2004年01月25日(日) ファンを確実に失う法

なんて馬鹿なんだ!命名権を売りに出した近鉄バッファローズ。赤字を抑えるためと言うが、赤字を抑える最善の方法は観客動員数の増加だ。どうやって増員するか…その一点に絞ってマーケティングするべきところを、ファンが最も大切にしたいものを放棄してしまった。金のために自分を売るチームをファンは決して応援しない。世の中にはやってよいことと悪いことがあるのだ。

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2004年01月24日(土) いきなり200億円かい?

青色発光ダイオードの発明者中村さんに対し、企業が200億円支払えという判決が出た。しかし、貢献度50%はいくらなんでも高すぎる。利益は生産した人、売り歩いた人、資金調達した人の支えがあっての賜物だ。18年前に自分がロングセラー商品を考案したときのことを思い出しても、確かにスーパーマンな設計者の貢献があったことは確かだ。しかし、決して50%ではない。最高裁まで争って欲しい。

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2004年01月23日(金) 良いことが平気でできる人

沖縄に住む整体士の友人から届いた手紙。「皆々様に【年間1万円】を出資していただきたい!!」。「目的:世界で戦える陸上選手の基礎を指導、対象:小〜中学生・初年度は3〜5名程度、『陸上を通して、愛と感謝を指導したい!!』」。「どうなるかわかりませんが、誰かが具体的に動かないと、具体的に沖縄の長距離界は変わりません…エエ夢見れまっせ!!」。「具体的」と言われたら出すしかないな(尊敬)。

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2004年01月22日(木) 漢字テスト付きプレゼン

「上司が講師で生徒は部下。パワーポイントを使い、時間は最低30分」。こんな勉強週間を実施した某社の成果発表会に出席。目を見張ったのは「漢字テスト付き」の講義。研修の中身で最も強調したいところをわざと難解な漢字を使い、「何と読む?」と質問することで印象を強くしているのだ。登場した漢字は「遍く」「雖も」「専ら」「慮る」「強か」「吝か」「所為」「偏に」「捌く」…。優れた手法だ。

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2004年01月21日(水) 新事業立案研修の粋な計らい

某社で新規事業を立案する研修がスタート。参加した13名に全員に各一案作らせるのである。冒頭に挨拶した人事部長は、最初にメンバー全員で記念撮影。理由は「この中からロングセラーが出たときの『プロジェクトX』用として」。また既に新事業の立ち上げた先輩社員の写真を見せ、「諦めない限り失敗はない」という彼のメッセージを披露した。受講生のモチベーションを挙げる心憎い演出だ。

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2004年01月20日(火) 新事業立ち上げの教訓

某社の新事業を成すときの教訓は「好奇心と行動力」だ。第1は「心」。新事業は、担当者の情熱が生み落とすものだ。第2は「体」。幾度も壁にぶつかり、そのたびに壁を突破して事業は形になる。その壁も解決策も能動的に動かない限り見つからない。第3は「頭」。頭の順位が低いのは、理屈抜きで感じる感性の方が新事業の立ち上げには何倍も役に立つからだ。考え過ぎは高学歴者の成人病だ。

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2004年01月19日(月) 売れなきゃ努力して待て

BSEに続く鳥インフルエンザで、風評被害が心配だ。以前のBSEのとき、焼肉店は「一年耐える。客は必ず戻ってくる」を信じて耐えた。今度は鶏肉屋の番である。そして、待つ一年を品質管理体制を変える好機と捉える。伝票一枚で発注する体制を改め、自分が現地に行き現物を見てから発注するように変えるのだ。精肉業界にもサッポロビールの協働契約栽培のような仕組が必要なのだ。

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2004年01月18日(日) 経済の言霊(絶妙なネーミング)

12/21のこの日記で、「都会の核家族化育ちの僕たちには地縁も血縁もない。あるのは情報縁や商品縁だけ」と書いた。情報縁や商品縁とは個々人の嗜好・こだわりなどをベースとしたネット上のコミュニティのことだが、日経新聞が元旦からこれを『電縁』と称して連載を展開。それを見て「うまいなあ」と唸った。こんなネーミングセンスがあれば私はもっと売れっ子作家になっていただろう…トホホ。

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2004年01月17日(土) 最高に強い組織

外食産業専門のコンサルタントは語る。「大企業がどれだけ頑張ったところで、パパママショップに勝てるはずがない」。そこには労働基準法もなく最低賃金法もない。マニュアルがないから、一人一人の好みの味にアレンジするし、文句の多い客には「二度と来るな!」と平気で言う。組織化できて壱番屋の規模が精一杯。専門性が飛び切り高いパパママショップは何屋でも生きていけるだろう。

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2004年01月16日(金) イイ女の条件

某社の支店長研修で、部下から「あなたは○○でした。だから私たちは貴方の下でよかった」という感謝状を貰うとして、何と書かれたいかを考えてもらった。ある女性支店長はこの○○に「あなたはいつも楽しんで仕事をしていました」と入れた。常日頃から「やらなくてはならない仕事」ばかりでなく、「やりたい仕事」もやろうよと語っているのだという。明るい雰囲気が伝わってくるようだ。

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