V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2003年12月26日(金) 優れたおもちゃ、手抜きのおもちゃ

クリスマスで子供がいろんなおもちゃをもらった。それらを使い比べると、メーカー間でかなり品質・精度にばらつきがあると感じる。例えばプラスチック同士を組み合わせるときに「カチッ」っという安心音がなかったり、組み付けたときの安定性に不安を感じたり。中には来年まで持たないだろうと予感させるものもある。日本人のモノ作りに対する価値感が壊れつつあることを実感した。

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2003年12月25日(木) モノの大小と男の価値

経営者数名と観光ホテルで忘年会。その後、ホテル内の温泉に入る。皆、タオルで前を隠すことなく、堂々としたもの。イチモツを晒したまま風呂のヘリに腰掛け、会話は尽きることがない。裸一貫で生きてきた自信がそうさせるのだろう。対して「男の価値はイチモツの大小ではない」と思いつつ、恥ずかしさでつい隠してしまう自分。そのサイズよりも、晒せぬ己の心の小ささが情けない。

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2003年12月24日(水) コンサルタントの武装

会社の片隅にスーパースーツストアの紙袋。「誰だい、これ着ているのは?」「お前なあ、コンサルだったらオーダーで作らんかい」。部下は『人は見かけで判断するもんやない』と言いたげな顔。「それは自分が他人を見る時の考え方や。が、他人は人を見かけで判断するんや。人前で話すのが仕事ならビシッとせい!」。知識や智恵は勿論、格好でも世の社長達といつでも渡り合える武装はしておきたい。

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2003年12月23日(火) 赤字+赤字+赤字=黒字

大雪に見舞われた土曜日、いよいよスタッドレス購入を決意する。問題は交換したタイヤ4本の置き場だが、雪の日に平気で外に出かけら隣人曰く「トヨタ店に預けていますよ」。聞くと預かり料を年1万円強支払うだけで、取付け賃は0円だという。しかも、タイヤは他店からの持ち込みも可能。狭い家に住む者には何とも有難く、ますますトヨタファンにさせられてしまった。

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2003年12月22日(月) ボーナス年4回の会社

8月決算の某社は賞与を年4回出す。世間と同じく6月と12月に出す賞与は、業績とは無関係の最低限の固定的賞与。他に3月と9月にも支給する。こちらは2月までの上期決算、8月の下期決算に連動して支給する成果的賞与。こうすることで、人件費の年平準化が図れる上、税金を払い過ぎずに済む。社長はこの方式を会計士に学んだという。こんなアドバイスのできる会計士は一流だ。

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2003年12月21日(日) 核家族育ちの僕らの「縁」

昭和時代懐古ブームである。田舎育ちなら地縁・血縁・職縁等、酒を飲んだときに話題には事欠かない。しかし、都心で核家族化の中で生きてきた世代は、地縁も血縁もない。あるのは情報縁や商品縁。同じTV見ていたとか、同じ商品を買ったとか、同じ雑誌を講読していたとか。縁までもがマーケティングに依存した時代。ヒット商品番付や流行語大賞などはその縁を演出するものだ。

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2003年12月20日(土) 触覚を失った働きアリたち

メールを見たり打ったりしながら歩いている人が多い。何でそんなに目の前の人とではなく離れた他人と繋がる必要があるのだろう。メールを打つとき、人の五感は携帯に集中する。そのため、周囲の環境・自分の前方には全く注意しない。傍から見ていると、触覚を失った蟻と同じだ。総勢100人を超える新幹線運転士の写メールが問題になったが、触角のない蟻に安心して乗れる人はいないだろう。

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2003年12月19日(金) 業務カイゼンと3つの問題

業務カイゼンに取組んだ某社。最初に全社員に「仕事上で困っていること」を尋ねた。するとその80%がシステムのことだった。トップ層はこの意見を重く受け止め、全社的に解決すると回答。次に各所にQCサークルを作り、カイゼン活動を開始した。目の前にある「困ったこと」を一度吐き出した後だから、社員はQCサークルで自ずと足元を見るようになる。IT時代の賢いカイゼンの進め方だ。

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2003年12月18日(木) 心がこもった返信メール

新しく経営者向けのカセットテープを出版したので、師匠に電子メールで報告をした。メールのタイトルは「近況のご報告」。すると師匠から返信が来た。返信のタイトルは「おめでとうございますRE:近況のご報告」。普通なら「RE:近況のご報告」だし、それで十分だ。しかし師匠はわざわざRE:の前に一言添えてくれた。本文も勿論ありがたいが、それ以上にこのささやかな心配りがありがたい。

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2003年12月17日(水) 命がけのお歳暮、増える

お歳暮シーズンも終わり。会社対会社の『義理』歳暮、大企業が1億円単位で発注する歳暮は姿を消し、個人が担当者個人に「どうかお仕事ください」と贈る『命がけ』歳暮が増えている。個人対個人だから、贈り物も相手の好みと自分の想いを入れて選ぶ。そのためビール・ハム・菓子の御三家が減って、産直品やご当地品が増加。三越と並んで今や郵パックも巨大なお歳暮産業だ。

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