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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
某社の常務が北欧を視察してきて、その報告を聞いた。デンマークでは最高68%もの所得税+25%の消費税を取られる。が、それで教育や福祉が賄われるため学資や老後の貯金が必要なく、手取りすべてが可処分所得となる。根底にあるのは女性が男性同様に働く社会。日本は経済の生産性向上が今の社会システムの根底にあるが、根底が変わればシステムはこんなにも変わるのだ。
某社の新事業開発の手伝いをしている。同社の強みと、私がかつてお手伝いをした異業種の2社を各々マッチングさせる…すると凄い事業が展開できるのではないと気が付いた。コンサルタントになりたての頃、いつかこんな形で人の役に立ちたいな、と願ったことはあった。が、ネタ不足の時期にはどうにも無理だった。人脈をビジネスに活かそうとすれば、10年の蓄積は必要だろう。
横浜が阪神に16連敗だ。同じプロなのになぜそんなに負け続けるのか。前回、サヨナラ負けで3連敗したときに某選手が涙を流したと報じられたが、今回の3連戦を見る限り、私の目には「今度こそ勝つぞ!なにくそ」という気迫と、そのために念入りに準備してきたという自信が見られなかった。プロならば秘策を考え、死地に赴くつもりで挑んで欲しい。かつての強い横浜をもう一度観たい。
某社で役員研修を行なうことになり、改めて「兵法」を紐解いている。兵法が経営に役立つのは、軍隊の作戦レベルの話ばかりでなく、国家の興亡について記しているからであろう。現在、全く異なる市場の「No.1」(強者)とオンリーワン(弱者)の2社をコンサルしているが、戦略の違う点と共通している点を改めて整理する。両極の2社に共通する点こそマネジメントの神髄であろう。
米国経験の長かった経営者から届いたメール。そこには「武士道の精神をもった会社を目指します」とあった。何事におもねることなく「己の誇り」に忠実に精勤するということだ。デフレ時代を生き残る方法は、突き詰めれば�,笋覽い鼎�りシステムの大胆な導入 �∪┐た珪ι覆鮟个后´A瓦�新しい販売構造を作る に尽きる。その実現を根底で支えるのは経営者と社員の誇りである。
60歳近い上司が富士山に登頂した。同行したのは山岳会の友人。登山中、上司はその人から心拍計を着けるように言われたという。心拍数が160を超えて長時間いると心筋梗塞を起こす可能性があるというのだ。その人は登山中「心拍数は今いくつですか?」聞き「163です」と答えると、「ではペースを落としましょう」と進行を緩めてくれたそうだ。この話に強くて優しい人は何かを知った。
新聞社の編集局長とこれからのTVのあり方を話す。TVが世に出始めたとき、誰もが新聞が衰退すると考えた。しかし衰退したのは映画だった。つまり、TVには映画と互換する娯楽性が求められ、新聞と互換する情報は求められなかった。視聴率獲得に傾斜し過ぎたTVは今、娯楽の主役の座をインターネットに脅かされつつある。生き残るには信頼性の高い情報を提供することだ。
講演会で値引きに強い見積書について講義する。<一式>と書くと値引きにあうが、細かく書けば値引きに抵抗できる…と話をしているのだが、それを聞いた社長からお礼を言われた。社長はこの話を逆手にとり、納入業者に「自分が詳細に積算するとこのくらいの値段でできるはずだ」と逆提案して、見事値引きを成功させたと言う。見積書の書き方ひとつで、10%も業績を改善できるのだ。
なかなか新事業・新商品が出てこないと嘆く会社は少なくない。新しい事業を興し、それを成長させるには、社内にチャレンジする風土を創る必要がある。サントリーの「やってみなはれ」、ホンダの「ニワトリを殺すな」、トヨタの「障子を開けてごらん、外は広いよ」。いずれも各企業の経営者の言葉だが、自由闊達で挑戦意欲を育む社風がなければアイデアが豊富でも形にはなりにくい。
いろんなコンサルを振り返りながら、面白いことに気が付いた。「三種の神器」という言葉あるが、企業の成長にはそれを実現するための3つの神器が必要ではないか。そのうちの2つは直面している問題解決に役立つツールで、売れる仕組みを回すための根幹となるものだ。もうひとつが社員のモチベーションを高めるフレーズ。毎年新しい三種の神器を作ることを自分の使命とすればマンネリを打破できる。
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