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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
管理者の簡単な動機づけ方。まず自分が異動するときを空想する。そのとき部下一同から「××部長(課長)殿 ○○だから貴方の下で私たち部下一同は幸せでした」の感謝状を貰うとする。その「○○に何と書かれたい?」を問うのである。そして「それは明日転勤しても貰えるか?」「→貰えない?では何が足りないと思う?」「→わかっているならやりなさい」と問い詰める。お試しあれ。
昨年まで赤い台紙に「6629」と書いたシールを全社員の名刺に貼り付けていたK社。車にも同じステッカーを貼った。この「6629」とは借入金を66億円から29億円まで減らすぞ!という意味。赤色は危険を意味している。現在は「5329」。台紙は注意を表す黄色だ。社長は「来期は《4129》だ。台紙は安全地帯の青にする」と語る。借金減が目標とは、売上増を目標にするより何とも楽しい。
レストランで食事をしていたら隣の婆が動かなくなった。仲間の2人の爺婆はおろおろしているが、店員も周囲の人も無視している。見兼ねておばさんを肩に担ぎ駐車場まで連れて行くことに。駐車場に止まっていた車はジャガーだった。金持ちの爺婆が飲んだくれて飲み潰れただけ。店員に聞くといつものことだという。80kgの巨体を担いだせいで腰は痛いし、何とも後味の悪いおせっかいだった。
地雷被害者のために、アフガニスタンに400台の車椅子を届けたNGOの小倉さん。単に商品を送っただけでなく、修理の仕方を教えている点が凄い。日本のODAは、最新機械ばかり送るから最初は喜ばれるが、一旦壊れてしまうと修理の仕方がわからず捨てられてしまう。モノだけでなく修理方法を教えるのは技術を移転すること。技術を移転することは産業=雇用を創ることである。
那覇の盛り場に若い男女が溢れ、客引きの仕事をしている。いろんな知識・技能を修得できる吸収力があり、体力的にもエネルギーが溢れるこの時期に、何とも惜しい時間の使い方だ。どこかの任侠が彼らを集め「お前たち、理想の社会を作らないか?」と持ちかけたら、どれだけ眼を輝かすことだろう…。若者に夢を見させてやれない今の日本。その一員として自分の無力を痛切に感じる。
出張で沖縄へ。蒸し暑かったが、この国にくるとなぜか肩凝りが消える。この癒しの空気はどこから来るのだろう?倉本總によれば、旅行はその国を第六感まで含めた全感覚で味わうものだという。何か癒されるものを見たわけでも聞いたわけでも食べたわけでもない。潮風に触れたわけでも、潮の臭いをかいだわけでもない。けど確実に癒される。琉球は、第六感に働きかけてくる国だ。
某社のある支店が朝礼のたびにロールプレイングをはじめた。営業マンがよどみなくお客様の質問に答えらえるようにするためである。実施している支店長は「野球選手でもサッカー選手でも練習してから試合に臨む。なのに当社の営業マンは全然練習せずにお客様と接する。これで成約率が上がるはずがない。だからやっている」と語る。言われて納得。私も早速取り入れることにした。
某社で課長になって欲しい人材がいた。この会社は「管理職とは…」の定義を明確にしている。ところが彼は固辞した。自分はその定義に合う人物ではない…という。そこで社長は「最初からすべて満たさなくても良い。徐々に定義に相応しい人材になればよい」と諭した。その結果彼は課長になることを受け入れた。定義があるからこそ人は真剣に悩み、覚悟する。定義がなければ気付きもないのだ。
セクハラが叫ばれて久しい。定義はいろいろあるのだろうが、私は身体(性)的特徴を「商品」のように観ることだと思っている。胸や、お尻や、美人かどうかなどの身体的な特徴を題材に、さも商品の特徴をスーパーマーケットで吟味するかの眼で捉え、消費対象としての適・不適を判断する。そこには人の内面に対する洞察は全くない。時折そんな眼で他人を見ている自分。情けない限りだ。
コンサルの商品で最も高く売れるのが評価表である。「判定を下せる仕組み」のことだ。何らかの判定を下すのであるから、万人が納得するロジカルなものでなくてはならない。そうしたものが作れるということは理論にも、実践にも優れていることの証明である。もしあなたの会社に「評価/測定/検査」で付加価値を得ている仕事があるならば、それを多数売る事業を考えるべきである。
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