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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
息子が派手な紙の王冠を被って幼稚園から帰ってきた。近々誕生日を迎えるため、お誕生日の王冠を頂いたのだ。この王冠は既製品で「おたんじょうびおめでとう」は既に印刷され、名前・身長・体重が書き込めるようになっている。全国の幼稚園児の多くが同じ王冠を被っているのだろう。特定市場の特定限定用途商品。これぞ超スキマ商品と感心した。
某商社で歴史分析を実施した。過去10年間の顧客別、商品別の売上ベスト20と方針書の推移の一覧を用意し、「この10年を3つの時代に分けるとどうなるか」等の質問をした。若い社員から「成り行きの時代」「混迷の時代」など業績低迷の時期を厳しく批判する意見が出た。同じ若手は今後3年は「自社ブランドの時代」にしたいと熱く語る。温故知新、自社内の歴史から学ぶことは多い。
新進気鋭の会社から旧態依然とした大企業に移ったA氏。「『この会社は正しいか正しくないか』ではなく、『今までどうやってきたか』が判断基準になっている」と嘆く。コンサルタントは「何が正しくて何が間違っているかを示す人」だと三枝匡氏は著書の中で述べているが、A氏の言葉に企業経営に外部から関わる価値はまさにこの一点にあると痛感した。
水曜日に岐阜地区が大雨に見舞われた。私は、昼のNewsを見てビックリし、あわててカミサンに3日分の非常食を確保するよう出先から指示。台風のコースは東に逸れ杞憂に終わったが、友人4人から「岐阜はひどいみたいだけど大丈夫か?」の心配コールをいただいた。有り難いなあ…と思うのと同時に、そんな心配りができる友人を羨ましく思う。
某医療品工場の入り口横に、真っ赤なテープで囲った空間があった。この空間は返品置き場。わざわざ入り口横を返品置き場にしたのは、返品が社員の目に留まるようにしたためだ。処分決定まで約10日間。それまでは返品の山が「こんなにも返ってきたぞ…皆、恥を知れ」と無言で前を通社員に語りかける。無駄(失敗)を見せるようにする見事な工夫だ。
某大手ゼネコンの部長。「会社の全事業所・現場事務所で購読している新聞代は総計いくらだと思います?15億円ですよ。余りに大きいので全国紙1、地方紙1、業界紙1にして半減するようにしました。購読雑誌も減らすことを検討中です」。リアルタイム情報はインターネットで見る時代。購読誌の豊富さが優秀な組織を演出した時代は終わったのだ。
業績好調のプラント設備業者の社長。「上場企業の1/3が赤字ですねえ…規模はでかいし、頭が良い人が集まっても、それだけじゃ駄目の証明ですね」と私が言うと、「上場企業は赤字になって当然の体質ですわ」とケラケラ笑う。どこが赤字体質ですか?と聞くと「コスト意識がない」とバッサリ。そりゃそうだ!と二人で大声を上げて笑ってしまった。
その部長には認めたくない…と気持ちもあったのだろう。某社の飲み会で酩酊した部長が締めの挨拶で自分よりも若い新社長を呼び捨てにし、「死ねぇ」と叫んだ。社長の器量も大きく、周囲の反応は酒宴の戯れ言で片づけたが、居合わせたコンサルタントはいかに振る舞うべきだったのか…その答えが見つからないことがどうにも口惜しく、眠れない。
某社が携帯電話の社内販売キャンペーンを行った。紹介1件につき1ポイント。5ポイント溜めた人には5,000円相当のシャディのギフトカタログが本人ではなくご自宅の奥さん宛に贈られる。突然のことに奥さんは大喜び。会社が与えるインセンティンブは「大きい場合は本人に、ささやかな場合はご家族へ、でも相手がビックリするほどに」が鉄則である。
ハリケンジャーに関して思うこと続き。��情報と対応が早い。本屋でハリケンジャーBOOKを見ると、まだTV放映されていない新たな仲間が登場している。玩具屋では今日放送された新ヒーローの玩具がもう販売されている。すべて綿密にスケジュール・コントロールされた結果なのだろう。5レンジャー以来培った複合コンテンツ販売戦略は、ここにマーケティングの髄を観るほど天晴れである。
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