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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
「ケチと言われても構わないが、ウソツキと言われるのは絶対に嫌だ」。徹底的に買いたたくことによりケチと評判のA社の課長のつぶやきだ。ウソツキとは雪印食品やダスキンの犯罪を指す。ダスキンの場合、社長が「このことは墓場まで持っていけ!」と語ったと言うが、前社長が築いた崇高な精神はいったいどこへ行ってしまったのか。残念でならない。
池袋の一泊8,000円のビジネスホテルに泊まる。チェックインと同時にペットボトル入りの「水」をサービスでいただいた。「ほんの少額でサービスするのならこれ以上のものはない…?」と驚き、考えさせられた。朝は東京新聞が配られたが、1泊1万円以下では珍しくこれも感謝。ただし屋上の露天風呂からの光景が烏の群だけというのはいただけないが。
雑誌『ケイコとマナブ』のインタビュー。サービス業の時代はコミュニケーション力が問われる。コミュニケーションを支えるのは理解力と表現力。資格を取ればすぐにプロフェッショナルな仕事ができるわけではないが、資格を取得する学習を通してその世界で必要な理解力と表現力が養われる。だから資格にはおおいにチャレンジすることが必要なのだ。
自分がPUSH戦術からPULL戦術に変えたのは、戦略コンサルの提案型営業を展開し失敗した苦い経験があるからだ。失敗した原因は「自分から仕事を欲しがるコンサルには誰も仕事を出さない」というお客様の心理。戦略的な仕事は誰だって売れっ子に依頼したいのである。仕事を欲しがるコンサルは「自分は人気がない」と言っているようなものなのだ。
ヘッドハンターと会う。あるコンサル会社が特定エリア攻略のために戦略設計のできるマネージャーを探しているという。現在の私は特定エリアを対象には活動していないことを理由に断る。以前、当地区の主要企業に提案営業を試みたが、成果は得られなかったからだ。引き合いの種を全国に撒き、要望があればどこにでも行く。それが私のスタイルだ。
昨日の日曜日、近所の河川環境楽園でアユの放流を体験できる機会があった。朝早くから3歳の息子と並び、バケツにアユを貰って7匹を放流した。河川環境楽園は構造的にもイベント的にも傑出した公園だと思う。岐阜県は動物園も水族館もない県だが、雨上がりの濃い緑に包まれながらこうしたささやかな自然体験ができることは、何とも有り難い。
10年後の中部地方のビジョンを考えるプロジェクトに参加。以下は私の持論。●代表メッセージ「急速な少子・高齢化と環境問題に対応した世界を代表するモデル地区」●代表市民「元気な高齢者と女性労働者」●代表産業「新環境基準の輸出、既存ストック活用型ビジネス」●代表サービス「生活のランニングコストが最も安い」「誰もが先生になれる機会がある」●代表街区「のんびり暮せるゆとりのある都市」「滞在・学習体験型リゾート」●代表人材「産業人ばかりではなく元気なNPOリーダーから」。以上は採用の有無に拘わらず主張していきたい。
企業に研修を売ることを生業としているL社と、顧客に提案するプランを打合せる。当方が具体的なメニューを考えていたら「それよりまずA社の『求める人材像』を明確にすることが先だ」と指摘され、その通りと反省した。L社は今年から「われわれは研修屋に非ず、人材マネジメント屋だ」とミッションをチェンジ。その姿勢が顧客から信頼を集めている。
俊輔がW杯代表選考から漏れた。左サイドには有力選手がいて競争が激しかったことが原因らしい。だったら右サイドに移ればいいのに…と思うのだが、「彼は器用だから右でもできる。でも左にこだわった」とサッカー通は語る。最近マネジメント論に持ち出される「変化に対応できる者が生き残る」との進化論。これはスポーツの世界でも当てはまるようだ。
好業績を誇る某社の経営方針書を読む。自社の置かれた環境や強みと弱みを的確に捉え、実に細かい方針が打ち出されている。同社は20年も前に目標管理制度を導入し、一般社員までもが毎半期毎に詳細目標を設定してきた。その積み重ねにより、誰もが自社を冷静に見つめ、今やるべきことを探す眼力を身につけたのだろう。真に継続は力だと痛感した。
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