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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
某信用金庫の土曜講座で講演。入り口で受講生が『成長の記録』なる手帳を主催者に出していた。母子手帳のようなもので、取得した資格、検定、修了した通信教育、研修、そしてどんなジョブができるか記されている。今日の講義も受講すればハンコがひとつ増える。転勤した時にこの人は何ができるか、それを示すの道具。自分にもあったらな…と思う。
機械商社の社長の話。大企業の一社員の頃、どうしても自動車メーカーと取引したかった。そこで毎朝自動車メーカーの工場の前に立ち出社する人に「おはようございます」と挨拶し続けた。すると「あの人誰?」「機械商社の人らしいよ」と噂になり、ある日「機械屋、一度カタログ持って来い」と言われ商売に結びついたという。若輩には脱帽するしかない話だ。
社会人の勉強会が盛んに行われている。継続しているものは少ないが、九州アドベンチャー大学は計100回を超える。九州に縁のあるユニークな経営者・マネージャーを呼んで毎回講演会を開いているが、面白いのは「ドタキャン歓迎」「途中退席可」であることだ。勉強会は何よりも参加者の学ぶ意思を尊重するもの。この主催者は主役が誰かを心得ている。
広島での講演を終えたとき、以前知り合った社長が、息子さんを連れて講演会場にひょっこり現れた。私が今日広島に来ることを伝えただけで約束していたわけではないので、突然の登場に驚いたし、嬉しかった。社長達もその後会合があるらしく、約1時間一緒にお茶をする。「近くまで来たら是非顔を出す」。単純なことだが、本当にできる人は少ない。
某上場企業の32歳の女子社員から転職の相談を受ける。彼女は仕事に悩み、身体を壊し、挙句に車を運転していたときに「このままぶつかれば会社を休める…」とまで夢想したそうだ。以前にも「私は犬になりたい。犬はいいですね、何も考えなくて」という同僚がいた。肉体がNGを出し精神がNGを出し始めたら要注意。健康のためには転職した法が良い。
某社長から冗談交じりに5年先の貴方に投資したいと言われた。法人に例えれば「貴社の経営理念は何?」と同義である。投資したい先の信条を聞くのは当然だろう。しかし胸を張って答えられない。このサイトと同じ「感動の創造のお手伝い」と答えるのがやっとだ。さらにその根底は…この質問、経営理念と同じく凝縮されるまで繰り返す必要がある。
ソリューションは「情報収集・情報整理・情報分析・問題解決・情報発信」の繰り返しである。昨日の質問と併せて考えれば、データ=情報収集、情報整理=インフォメーション、情報分析=インテリジェンス。利益においてプロフィットとゲインを混同する企業が負け組であるように、この3つを混合すると情報もITもあるが活用できない負け組になる。
某社長の質問。「情報化の情報にはデータ、インフォメーション、インテリジェンスの3つの意味があるが、どれが大切か?」。データは生情報でインフォメーションはそれを整理した時刻表。インテリジェンスは「○○に行くならこの手順一番便利」というアドバイス。今必要なのはインテリジェンス。そこから逆算して必要なデータを集めることが肝要だ。
大手傘下のグループ企業28社の代表社員勉強会で講義。グループ会社を組織している企業は多いが、有料の合同勉強会を催している企業は稀だ。感心したのは参加者のモチベーションが高いこと。皆、目つきが真剣なのだ。終了後のアンケートはなく主催者が参加者に直に感想を聞いて回るという。それもモチベーションを高める素晴らしい仕組みである。
仙台での講演後、駅前拾ったタクシー。最終のフライトに間に合うよう空港まで飛ばしてもらう。ラッシュ時でもあり混雑しているメインルートを回避。途中「空いていれば早く着く。混んでいればアウト」の分岐点に到達したが「イチかバチかのリスクは避け」迂回路の高速を選択。結果は滑り込みセーフ。リスクを回避したその選択にプロらしさを見た。
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