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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
某銀行の若手行員研修の終了後、実に多くの質問を頂いた。中には「お客様にCRMを提案したい。是非その調査をしたい」といった積極的なものもあった。銀行が担保価値だけを見て融資する時代は終った。積極的にソリューションを提案し、お客様を成長させ、資金需要を創って行く戦略転換。そんな若者達の意気込みに明るい未来を見て嬉しくなった
サービス業に対し、モノを買う感覚で値引要求する人がいる。値引要求は当たり前だとは思うが、私は自分が外注するとき、一切値引要求しない。値引して手を抜かれるのが嫌だからだ。逆に請求を満額飲む変わりに、可能な限りワガママを聞いてもらうようにしている。相手は人間。儲けさせてくれない相手に一生懸命になれるビジネスマンは居ないからだ。
第2子の誕生が近いので、名前を考える。長男の時は画数に徹底的にこだわって、姓名鑑定士に誉められる名前を編み出した。今度は女の子。男性と違い名前3文字もあり得る。計算が複雑だな…と思っていたら、同僚が「天」「地」「人」「外」「総」とも良い画数となるよう組み合わせたソフトを開発してくれた。こんなソフトがすぐ創れる。凄い時代だ。
冬季オリンピックが始まった。楽しみに朝TVを付けるといきなり「里谷・銅、上村6位」の文字。リアルタイムで見ることができず、結果だけを文字で知らされる。これではI-modeの配信や夕方に駅のキオスクで見かける広告と何ら変わりがない。テレビが動画情報伝達メディアとして機能しないつまらなさ。感動はナマでないと味わうことはできないのだ。
風邪気味なので鍼灸にかかる。体温を測ると38度ある。すると先生が体温を下げましょうといって、両手の親指と小指に鍼を刺して血を抜いた。瀉血という手法。そしてもう1度体温を測ると、37.5度まで下がっていた。何と言う神秘。その治療の甲斐あって、いつもより早く完治した。花粉症も治ると言われる鍼治療。保険は効かないが病みつきになる。
大量の調査員を使った調査を行い、調査データを分析し、企業の戦略設計の材料に使う。こんな仕事をするたびに、アッセンブリメーカーが高い利益を得る理由を思い知る。データを分析するには各データを後々統合しやすいようにインデックスを振る必要があるが、これが実に面倒臭い。それを担うアッセンブリメーカーが高い利益を得るのは当然なのだ。
よくT字型人間になれという。幅広い見識を持ち、かつ何か一点は高い専門性を持つ人材のことだ。何かの専門家になるのは簡単だが、応用力のあるT字型になることは難しい。幅広い見識は、現場でお客様に振りまわされているときに身につく。専門性は本社のスタッフであるときに身につく。異動の多い職場ではそのように目標を分けることが肝心だ。
研修の一環で大阪のホテルを6件見比べて廻る。1件見るだけでフラフラなのに、6件ぶっとうしで見て歩くからフラフラ。もういいや…と思っていたときに入ったのがリッツ・カールトン。異次元へ吸い込まれるようなエスカレータの演出に子供のように胸が踊る。ホテルを出たとき疲れはスッカリ吹き飛んでいた。聞きしに勝る「癒しの空間」である。
中部経産局の「将来展望に関する検討委員会企画部会」の委員になった。中部の未来を十年ぶりに描こうとする試みである。行政がビジョンの重要性を感じた背景には、「産業の空洞化」「産地の崩壊」に対する猛烈な危機感がある。委員は他に地区を代表する企業の戦士や大学教授など。危機感をバネにしたこの試みに自分も委員の一人として期待したい。
研修中によく寝る受講生がいる。疲れて寝るというより「こんな話、聞いても意味無し。俺には他に専門分野がある」最初から決め込んでいるようだ。中村天風によれば、この姿勢は知らないことを知っている人へのコンプレックスからの逃避の証という。自分にも身に覚えがあるから、天風の指摘はよくわかる。本当にできる人はそんな姿勢はとらない。
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