V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2002年02月04日(月) 画一化された若者達

今日からのべ8日間、某銀行の若手行員向け「経営分析研修」の講師を務める。登壇して眺めると見事に受講者全員が三つボタンスーツ。色は濃紺ばかりでライトグレーや縦縞もどこにもいない。茶色の靴・ベルトをしているのは1人居るかどうか。普段着は多様化しているのに仕事服がここまで画一化されてしまったのはいったい何故なのだろう?


2002年02月03日(日) 前工程の責任

13日発行の書籍をついに脱稿した。1度提出した原稿を校正段階で何でも直した。直しの量が多かったのか、その後の予定は数日遅れ、発行は15日にずれ込むことに。製造業の仕事で、前工程の遅れや設計変更が後工程の計画を狂わす現象を何度も見て指摘してきた。しかしいざ自分が設計者になったときは後工程に迷惑を掛けっぱなし。恥ずかしい限りだ。


2002年02月02日(土) 営業妨害な人々

経営コンサルタントと称する人々が次々逮捕されている。脱税した元税務署長も入札価格を漏らしていた元代議士の秘書も、プロ野球選手に脱税を指南していた奴も皆「経営コンサルタント」とニュースで紹介されている。経営コンサルタント=犯罪者。自分がそんな奴らと名称が同じの職業人かと思うと悲しい。この職業を表す別の名称はないものか?


2002年02月01日(金) 中国取引の極意

中国から食品を輸入している問屋。円安でさぞかし打撃を受けているのでは?と思って尋ねると、今期は円建の取引にし、前金で1億円支払ったので何の影響もない、という。中国との取引で何度も辛酸を舐めてきた同社だが、その一方で強い信頼も特定の人物とは強い信頼関係を築いてきた。怖がって中国に出て行けない企業との差は開くばかりだ。


2002年01月31日(木) 社運を賭ける商品

文具問屋に開発中の商品を見てと言われて訪問。かつてステーショナリー市場で大手との競争に敗れた同社は、その教訓から従来とは違うルートで売れる商品を企画したという。ターゲット層の買い方、使い方を驚くほど細かく研究して開発された商品は、一目で成功する確信が持てるものだった。従来ルートにこだわらなければ活路は見えるのである。


2002年01月30日(水) 人付き合いの基本

以前CIの導入をお手伝いした56歳のF社長から36歳のT社長を紹介される。F社長は「私は若い頃は50歳以上の社長と積極的に付き合った。人脈を紹介してもらうためだ。今は若い社長と付き合うようにしている。若いエネルギーをもらうためだ」と語った。T社長にとってF社長から受ける仕事は大きいはず。F社長の付き合い方は経営者の模範だ。


2002年01月29日(火) キャッシュフロー経営

7年前に診断した問屋業のS社。仕入サイトが売掛サイトより5日間短かかったため、「これだと資金繰りは楽ならない。逆転させるべき」と指摘した。それ以降「当社は立替払いをしない」方針を徹底。長い先は改訂を申し入れるか切り捨てる。それが実り現在は毎月1億円のキャッシュフローを生む。社長は「他人の金で工場を建てられる」と意気軒昂だ。


2002年01月28日(月) 変わることを態度で示せ

雪印の犯罪は組織ぐるみだった。一昨年の事件を教訓に本当に反省する気なら、あの赤と青の牛乳のパッケージを緑に変えるくらいのことが必要だ。あのパッケージが未だに消費者に愛されていると思う深慮のなさ。見て腹を立てる人、気持ち悪くなる人もいるはず。一番気の毒なのは真面目な従業員。彼らを救えるのは、新しい仕組を作る彼ら自身だ。


2002年01月27日(日) B級品マーケット

近所にB級品ばかりを販売する家具屋がある。チラシに27(日)限定2Pソファ5台限り5,000円と出ていたので、開店時間の10時に出掛けていったら、とっくに売り切れ。聞くと8時から客が列を成していたので9時から商品券を配ったという。家電量販店でよくみる光景がB級品にも展開されるとは。店特有の買い方を知らぬ者の悲哀を痛感した。


2002年01月26日(土) 続投する所長・堕ちる所長

全国に130ほど営業所を持つ社長。先日ある営業所長を降格させた。理由は「どんな営業所長になりたいか」「どんな営業所にしたいか」の2つが不明確であったため。130のうち赤字の営業所は5つ。うち降格したのは彼だけだ。他はこの2つに明確なビジョンがあったため、続投。成功を支えるのは何よりもリーダーのビジョンであると考えてのことだ。


酒井英之 |MAILHomePage

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