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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
雪印食品の犯罪は、西宮冷蔵の告発で明らかになった。メーカー側には「問屋は黙ってメーカーの指示に従う」「問屋が特発するはずが無い」という支配意識があったのだろう。許し難い傲慢さだ。西宮冷蔵は今後雪印食品という取引先を失い窮地に立つだろうが、正義の人を救う人はきっと出きて立ち直るだろう。資本主義とはそういう社会なのだ。
雪印がまたやった。嫌な予感が当たった。というのも一昨年大阪工場で起きた事件後の対応が、私には評価できなかったからだ。例えば15年前に同じような事件を起こしたS社は、今でも事故が発生した月になると、全員が「忘れません××事故15周年記念」というバッチを貼る。失敗に学ぶ姿勢の違い。傲慢な企業はお客様から見放されて当然なのだ。
自分が継いでから売上を3倍に伸ばした佃煮屋の二世経営者は、大学卒業後食品メーカーで3年間修行した。そのときの上司から「お前の親父は素晴らしい職人、お前は経営者としての道を考えろ」と言われた。最後の3ヶ月間は「仕事のない苦しみを知れ」と仕事を与えられなかった。取引先の二世を預かる企業は多いが、そのお手本がここにある。
26歳で父親の経営する会社に副社長として入社したH氏。父親である社長はあれをしろ、これをしろと一切言わない放任主義。自由にやらせてもらえた反面、社内で誰も叱ってくれる人が誰もいなかった。「お客様のところに叱られにでかけていってすこしづつ大きくなれた」という。ビジネスマンを本当に鍛えるのはコンサルタントではなくお客様なのだ
工作機械No.1のヤマザキマザックを見学する。高速加工、複合加工、簡単操作などマシンの凄さもさることながら、同社の提案が単なる機械の販売ではないことに感銘を受けた。削る時間の短縮だけでなく、削る前の時間をどう短縮するかまでを提案する。購入したお客様の業務内容は激変するだろう。同社は、お客様にとっての革命を販売している。
ユニクロやトヨタの凄さは生産「管理」技術にある。日本固有の技術とされてきたのは「生産技術」。これは最新鋭の設備と人件費の安い中国に抜かれつつある。が、企画・調達から供給までそれらをトータルにコントロールする「生産管理技術」が強い企業は、高収益を上げている。管理技術はソフト。できる人とできない人がいるのが当たり前なのだ。
「ユニクロ神話は終った」という新聞の見出しが目に付く。随分な言い方だと思う。昨年を大幅に割り込み株価が半減したとはいえ、営業利益率は23%の高水準である。売上が落ち込んでも黒字を維持できる企業が、本当の黒字体質の企業だ。去年まで良かったが今年は赤字の会社も多い。そういう会社は、本質が赤字体質。ユニクロに見習うべきなのだ。
大企業から子会社の経営を託されて就任したI社長。就任のときの挨拶は「赤字になるならば、私は辞めます」。出向社長でここまでの覚悟を決める社長は少ない。以来、わが社の強みと事業の3本柱を明確にし、社内に残る大企業病を徐々に払拭。同社にはいつもピンと張り詰めた空気があるが、就任時の不退転の決意が時間をかけて浸透した証である。
販売力を武器に様々な技術を有する企業と業務提携し成長しているT社。同社の常務から業務提携の極意を聞いた。第1は当社より規模の小さいところ。第2は小さいながらも技術力とそれを供給するシステムを持っていること。システムとは利幅が得られる価格政策と安定的でかつスピードのある供給体制を指す。明確な意思決定基準を持つ企業は強い。
同じく成人式で親の参列を許した自治体があるが、親からの独立を意味する儀式に親が監視役として参列するのはどうかしている。一方幼稚園児など子供達を参列させた自治体があったが。こちらは大人としての自覚を促す上で効果的ではないか。「親」か「子」か。そういう違いではなく「そもそも成人式とは?」を正しく考えたかどうかの違いである。
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