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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
昇格時期を迎えた部下が3人とも無事昇格した。より大きな会社と合併する予定の当社員にとって、合併前に昇格しておくことはとても重要なことだ。それを意識して、この一年間、彼らには敢えて高い予算を与え、ワンランク上の品質の仕事を要求してきた。その結果が出て喜ぶ部下達の笑顔を見たとき、人が育つことの嬉しさをしみじみ味わった。
仕事始めに自分の座右銘を思い起こす。「御輿(みこし)に載る人、担ぐ人、そのまた草鞋(わらじ)を創る人」。コンサルタントは御輿を担ぐ人の快適な草鞋創りが使命だ。この話を私を取材してくれたライターにしたら「では私は、草鞋を創る人の手にできたマメの話を書く人」と返された。マメを見てくれる人もいる、そう思うだけで張り合いが出る。
テレビをボサッと見ていると、時代劇の名優がクイズ番組の回答者に出ていたりCMに出ているのをよく見かける。立派な役者がみっともない…と思っていたが、時代劇が減ったからだと気がついた。「金さん」も「桃太郎」も「暴れん坊」も今はなし。職を無くした彼らが生き残るために、自ら変化したということだ。そんな彼らは今を生きる手本である。
我が家の年賀状を総括してみる。変化�.廛螢鵐唇�刷による宛名が50%を越えた。変化�▲瓠璽襯▲疋譽紘佞�20%強。変化��「プリントごっこ」使用者1%以下(たった1通)。�´△領汗垢留討任�つて「国民行事」と宣伝された独占商品が死滅しつつある。増えたのは大胆なCG。高度な技術が安く広く活用される姿に、今日における独占の無意味さを感じた。
近隣のGMSはヨーカドーが元旦から仮面ライダーショウ付きで営業した他、ほとんどの店が2日から営業。郊外型専門店も元旦または2日から営業。にもかかわらず、商店街は5日から営業。アルバイトばかりの店が正月も休まず働き、商店街のこの道何十年のプロが怠けまくる。近年の小売業の勝ち組・負け組の差は、カメとウサギの競争のようだ。(商店街=ウサギ)
新年の構想と計画を練りつつ、昨年聞いた勝ち組社長の言葉を思い出す。「将来に不安はない、ただし危機感はある」。同社は強みを活かしてどんなビジネスを展開するか明確だった。だからどんな経済環境下でもやるべきことは変わらないとう。そんな信念を部下にも持たせられる年度計画。そう考えると自分もいつもより大胆な計画が創れた。
夕方から雪。3歳の子供に「明日積もっていたら、一緒に雪だるま作るぞ!」と言うと、「おぅ!」という嬉しそうな返事。この呼吸(合いの手)の気持ちよさを久しぶりに味わう。ビジネスでも「○月○日までに仕上げて記者発表するぞ!」「おぅ!」と上司と部下で言い合えるときは毎日が楽しい。上司が楽しい未来を描けば、部下は元気になるものだ。
紅白歌合戦で森昌子が復活し、かつてのヒット3曲を披露。それを見て「誰もが知る」ヒットは人生で3度あれば一流なのだと達観した。ソニーの代表作=トランジスタ・ウォークマン・プレステ…? ホンダの代表作=シビック・オデッセイ…3つあれば一流だ。そう割り切って新年スタート。今年は13年ぶりに自分の「第2」のヒットを起ち上げる予定。
民宿から出した宅急便が24時間以内に自宅に届く。配送の担当者に「お正月はお休みですか?」と聞く。すると「いえ、やってます」。その言い方には「そうなんです、うちは厳しくて」「ええ、大変なんです」といった色は全くなし。当然、といった表情だ。社員の隅々まで「正月営業は当然」と納得させるヤマトの教育の凄さ。真似できることではない。
湯治を終え自宅に帰る。一週間温泉に浸かりリラックスできたかというと、必ずしもそうではない。どうやら私は、じっとしているとかえってストレスを溜めてしまう性質みたいだ。家族や友達と一緒に動き回る旅行したり、夏に川に立って鮎を釣っている方がよっぽどリフレッシュできる。健康は回復できたが、それに気が付いたことが今回一番の収穫。
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