|
V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
先日、新たにオープンした中華料理店に出かけた。すると、私の顔を見て驚いて頭を下げたコックがいた。昨日日記に書いたM氏だった。同じ会社が経営するこの新店を任せられ、今は厨房だけで50人を使っているという(以前は13人)。なんと私の名前を覚えていて、この店についても指摘して欲しいという。変わらぬ謙虚さにこっちが学びたいと思った。
3年前、贔屓の洋風居酒屋のランチメニューが大幅に変わったことがあった。それにクレームを付けたら、主旨を理解した若い板長のM氏がわざわざ私の会社まで御礼を言いに来た。私のクレームを題材に全店員で反省会を開いたという。数日後ランチメニューは改められた。クレームを付けた側ながら、その礼儀正しさと謙虚さを見習いたいと思った。
よく一緒に遊ぶ社長からメールを頂き嬉しくなった。「いよいよ今年もわずかですが、一番楽しく、シンドイ時です。がんばります」。「一番楽しい」という言葉に業績が好調なのが分かる。去年と違うことをやり、成長を実感できるから楽しいのである。部下が成長しているかどうかも「君、仕事楽しい?」と聞けばわかる。「変化=成長=楽しい」なのだ。
産廃処理業務を営む社長が、「コストダウン=時間短縮という発想には感銘を受けました」とハッピーコールをくれた。1つの処理に3日かかっているのを2日でやれば、かかる人件費や光熱費を2/3にできるし、その分受注量を増やすことができるからだという。産廃の迅速処理は、緑豊かな私の地元にとっては大問題。少しでも役に立てて嬉しく思う。
酒類卸の社長と遊ぶ。酒類は利益率が低いので、卸売業で最も利益率が高い業種のガスに着目。炭酸ガスなど酒類周辺にも関連性があることから、社長自ら高圧ガス製造保安責任者免許を取得した。社長は他に宅建を持ちマンション管理士にも挑戦。「社員に指示する前に自分が取る」がポリシーなのだ。体質の古い業界だけに、その精神は潔く気持ち良い。
阪神の監督に中日の星野が就任しそうだ。野村といい星野といい、阪神はどうしてもアンチ巨人色を出したいようだ。逆にいえば、余りに巨人に縛られて己を見失っているのではないか?内部から監督が出せない理由もここある。阪神の個性は今どこに?これで中日もアンチ巨人の呪縛から開放される。ONは既にない。ヤクルトのように我道を歩むだろう。
遅ればせながら新型スカイラインを見た。スカイラインと言えば「丸目」。しかし、独特の◎型のテールランプがない!! いくら大改良といっても、その商品の象徴を無くしていいものだろうか?。セリカを意識したようだとクルマ通の人は言っていたが、スカイラインはライバル車のない、孤高のカッコ良さがあった。他に似る罪。クルマ通でなくとも残念である。
勝ち組社長の教訓2。金が無くなると経営者は銀行に借りに行く。しかし、信用も預金もない人に銀行は冷たい。よって金が無いときはお客様を回る。お金をくれるのはお客様だけだからだ。そして、金があるときに銀行へ行く。預金者を無碍に扱う銀行はないからだ。金が無いときはお客様を回り、金が有るときに銀行に行く。無借金経営の真髄である。
勝ち組社長の教訓1。お客様を接待しないという。理由は、その接待費はお客様から頂くもの。そんなことをすれば「その分売価を安くしろ」と言われるだけだから。逆に仕入れ先は接待する。逆接待を受けた仕入れ先は驚き、「この会社のためには!」と今まで以上に努力するからだ。仕入れ先を接待し、お客様には接待しない。理に適った方針である。
ある経営者の講演を聞く。当社ではデジタル思考の人間が大事だという。デジタル思考人間とは「やるか、やらないか」で発想する人。○か×しかない人を指す。アナログ人間は「少しやった」「ないよりまし」の発想をする人で、○と×の他に△が入る。「頑張ります」だけでは時代は乗り越えられない。「ただ、やる。何があってもやる」しかないのである。
|