V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2001年11月26日(月) 狂牛病、再び

また狂牛病の牛が見つかった。安全宣言は狂牛病を根絶したからではなく、検査体制を敷いたことから出された。だから今回の発見はそれが正しく機能したことの証明である。そして、これまでなら秘匿されたはずの情報が瞬時に一般に公開されていることを素直に喜びたい。原因根絶はもちろんだが、出口を塞ぎ庶民を狂牛病から守ることが最優先である。


2001年11月25日(日) 10年間変わらぬ親子

会社の地下鉄の最寄駅。改札を過ぎて暫くは商店街が続く。ここに出勤時間に、ぼろい雑貨屋のようなのクスリ屋がある。毎朝、70歳くらいの白衣を着た母親と40歳代の息子が立っていてタバコと飴を売っている。10年間、まったく変わらない姿。愛想が無いこと、品揃えが貧弱なことを百歩譲って許しても、何ひとつ工夫しない姿勢に腹が立つ。


2001年11月24日(土) ISO取得の効果

大手電機会社の購買部長。ISOを導入して良かった、という。「マニュアルの最初のページに最終更新日が書いてある。それを見て2年間変わらないようだったらその現場は何も工夫していない証拠。その部署には即刻工夫改善を要求する」からだという。同社の工場長は2年程度で異動する時代。変われないものを悪とする風土の企業は強い。


2001年11月23日(金) 友人からの質問

友人からいろんな相談を受ける。友人には2つのタイプがある。「友達だからタダで情報を教えて」と「アドバイス頂いて払わないわけにいかない。お金を受け取って」というタイプ。前者は製造業、後者はサービス業従事者に多い。気持ち良いのは言うまでもなく後者。お金は受け取らないが、情報集め・ノウハウの苦労を知っていてくれるからだ。


2001年11月22日(木) 30%のコストダウン要求

某部品工業会で講演。懇親会で、自動車メーカーのコスト30%ダウン要求にある社長は「過度の要求は破壊を招く」と怒りを露にし、ある社長は「30%ダウンと言わなきゃ10%はできない。1%の改善目標では絶対に10%はダウンしない」と穏やかに考えていた。中国がWTOに加盟する時代。徹底したIT化など今の方法を破壊しないと生き残りはできない。


2001年11月21日(水) 丹念に下調べする社長

某市の商工会議所での講演。副会頭が講師紹介をして下さったのだが、単なる略歴紹介に留まらず「先生の本にこんなことが書いてありました…」と引用文が付いた。紹介するために拙著を全部読んだというし、私がかつて開発した商品のカタログまで取り寄せていた。たかが講師紹介にここまで丹念に下調べする人。彼の会社が勝ち組になるはずだ。


2001年11月20日(火) 社長・常務の判断力

昨日の師弟講演の主催企業。お客様を集めるには「名駅以外は絶対ダメ!」と常務が指示。よってマリオットHで開催。また講話録を作成し、それを持参してお客様へのお礼参りを行うという。このお礼参り、来週からの予定だったが社長が「悠長なこと言うな!今週からやれ!」と指示。一事が万事、社長・常務の適切な判断力が同社の凄みである。


2001年11月19日(月) 初の師弟講演

4年前、師匠である水谷研治に「で、次は何をする?」と聞かれた。咄嗟に「勝ち組・負け組の差の解明をします」と返事。「それには何年かかる?」「3年は…」「長すぎる…2年でやれ」。そして今日、師匠が企業の課題を語り、私がその打開策を語る初の師弟講演が実現した。師匠は私に常に「次は何を…?」を問いかける。その姿勢に心服している。


2001年11月18日(日) 有料の社員研修

大手建材問屋の社員研修。社内の希望者を対象としたもので、日曜にもかかわらず40名が各自5,000円の自腹を切って参加した。講義の後、各グループ別に現在と3年後の顧客満足度を測定。このままでは現在よりも満足度が下がることを確認。「今日から××を変えよう」を各自が決意した。この決意は日曜日・5,000円を上回る社員各自の財産である。


2001年11月17日(土) 部下を愛する人の言葉

急成長中のアウトソーサーの右腕研修。「右腕」とは幹部候補生クラスを指す。依頼主は同社の営業本部長。彼曰く「拠点はこれからどんどん増える。その拠点を任せるのは、彼らだ。だから彼らを光らせたい」。愛される上司は日頃から使う言葉が違う。「光らせたい」。この思いが私が登壇して語ることの何倍も右腕たちを動機づけるだろう。


酒井英之 |MAILHomePage

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