よりぬき音盤。

2004年02月21日(土) 休暇はいいものだ。土曜からの使者。

 しかもこんなにあたたか。コインランドリーで洗濯。そして買い物途中にいつもの猫(銭湯の飼い猫)にちょっかい。春めいておる。

 カシミールのインストアをまんまと見逃す。猫と遊んでいたからである。
 こんなにあたたかいのに、渋谷なんかに出かけていられるか!(←?)

 ピートロが安かった(200gで250円!)ので、買って焼いて食す。豚肉の脂ののった部分。ふだん炒め物をしない中華鍋にひさしぶりにサラダ油を敷き、1枚ずつ焼いてしょうが焼き用のタレに浸していただく。焼き肉嫌いなオイラでも、連れて行かされたら注文するのがユッケとピートロ。ユッケはさすがに焼き肉屋以外で売ってるところにお目にかかったことがない。すごい脂。ジューC。キトサンキトサン。ヤバイぞ、オイラ。もっと危機感を持て。

 タウンページが部屋に放り込まれる。いらないのに。

 ディスコード・レーベルの情報を洗っていたら、なんとLUNGFISHが4月に来日する!らしい。フロム・ボルチモア。詳報は次回!



2004年02月20日(金) プライマル・スクリーム東京単独公演ケテーイ!

 早速まさゆきさんとよしいさんに報告。まさゆきさんは悩んでいたが(←妻子持ちお小遣い制ゆえ)よしいさんはかなり乗り気。AXなのでもーこれ以上ないほどのシチューエーションではないか!絶対チケット取る!そして引きずってでも連れて行く!

 本日の貸し出し!
 ジョーン・ジェット&ブラックハーツ「アルバム」。
 ストロベリー・スウィッチブレイド「ふたりのイエスタディ+9」。
 ジェーンズ・アディクション「リテュアル・デ・ロ・ハビテュアル」。
 the get up kids/FOUR MINUTE MILE
  JIMMY EAT WORLD/ST

 レンタルフロアのにしかわさんから、セレクトいいね〜、と褒められる。
 選盤のセンスが。ではなく「(週末でお客さんがゴッタ返している合間に)不人気ものばかりチョイスする術に長けておる」のだそうな。
 ビッグタイトルばかり選んだのにね。

 風邪大流行。シフト極薄。深夜勤連中は休みたくても代わりがいず、死人のような顔色で働いておる。
 リヴィング・デッドの群れ。
 



2004年02月18日(水) 突然ホアン・アトキンスが聴きたくなる、そんな夜もあるさ。

 はやしくんは最近めっきりデトロイト・テクノ漬けだ。
 ターンテーブルを手に入れて以来、毎日渋谷のレコ屋に買い物に走り、その成果を報告してくれる。もうオイラもついてゆけない。
 一方オイラはレコードなんぞさっぱり買わなくなって久しい。!!!(chk,chk,chk)の12インチ以来だから…(思考停止)

 まさゆきさんの最近の口癖は、「その頃は、もう俺居ませんけど」。
 例:ま「そういえば(日本の)AIRがDVD出しますよ」
 オイラ「いいですね。いくらぐらいですか?」
 ま「税込みでヨンパチくらい…、ちょい高め。4月ごろですね」
 オ「いいんじゃないですか。そこそこ売れそうだし」
 ま「まあ、その頃俺もう居ませんけど」

 みんな辞めてゆくのさ。組織ズタボロなのさ♪

 JOHN SQUIRE/TIME CHANGES EVERYTHING 8TRACK LIVE epと、
rays:THE LAST DANCE SHINJIKU LIQUIDROOM 94-03
 を買う。地方出身者(といっても、まだ東京に根づいた意識はない。長期滞在の旅行者気分)にとっての新宿リキッドルームというのは、まさに光り輝く殿堂だった。ジャケ内のミラーボウル写真さながらの、まばゆいあこがれであった。
 この年齢にしてはじめて入り口で身分証の提示を求められ、不携帯のオイラはひどく泡食ってこともあろうか自分の生年月日をトチ忘れるという失態をさらしたのはここだった(確かHOUSE OF LIQUIDかなにかの深夜イヴェント。言い訳をさせてもらえば地元では深夜でも身分証の提示はなかった)。
 ロック野郎でもハウスのイヴェントで大騒ぎできる敷居の低さ。自由な気風。
 7〜8階ぶんものボロ階段の壁にビッチリと落書き。階段を昇り切った後の、入り口ドア上に描かれたサニーデイ・サーヴィスの三人のイラスト。「ようこそ!」
 それを見るたび、ロックンロール!と心に叫んでライヴやイヴェントに臨んだものだった。
 昼の日常のすべてとひきかえにしてもよい、とまで思われる甘い記憶の数々。それを称して夢という。


 


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