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しもさんの「気になる一言」
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2020年09月19日(土)
このビデオはいつでしたか

最近、Facebookのメッセンジャーをつかって、
いたずらメール、迷惑メールが横行しているようだ。
そのメッセージは「動画」が貼り付けられて、
「このビデオはいつでしたか」とメッセージが添えられる。
このところ、頻繁に届くので要注意だ。
動画配信ばかりしている私にとって、
このビデオ、いつ、どこで撮影した?と訊かれているようで、
つい、開きたくなってしまうのをグッと我慢。
そんなわけで、もし私からそんなメッセージが届いたら、
あっ、詐欺メールだって思って欲しい。
それにしても、こういったイタズラは、始末が悪い。
犯人も特定できず・・らしいのだが、乗っ取られた人の
あと始末にかかる労力を考えたら、相当のダメージのはず。
新しく「デジタル庁」を作るらしいから、
厳しく取り締まって、犯人を捕まえて公表して欲しい。
これって、全世界で起きていることなのだよね、きっと。
人間が小惑星までいく時代に、これが解決できないなんて、
信じられないんだけどなぁ。



2020年09月18日(金)
(値打ちが)下がれば壊したくなる

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」から。
第23回「義輝、夏の終わりに」
将軍、足利義輝を松永久秀が討つという噂を耳にした光秀、
いてもたってもいられず、大和・多聞山城の松永を訪ねる。
そこからの場面が忘れられない
(松永が茶壷を割っているシーン)光秀を確認し、こう言う。
「これは堺の商人が持ち込んできた茶入りの壺だ。
同じ形のものが3つあってはありがたみに欠ける。
わしの目で1つを選び、残りは捨ててくれと頼まれた。
将軍の値打ちもそうだ。
人が将軍にふさわしいと思えば値打ちが上がる。
ふさわしくないと思えば値打ちは下がる。
(値打ちが)下がれば壊したくなる」と言い切った。
それに対して、光秀は訊き返す。
「それ故、将軍義輝様を討とうと企らまれましたか?」
松永はサラッと言い返す。
「討ちません、都から追い払う、それだけじゃ」
「何ゆえ?」と言い寄る光秀に、
松永は大きな声で叱咤する。「周りをよく見よ。
義輝様を支えるために一体どの大名が上洛した?」
こういうことは、義理人情で動くものではない、
「目利き」とはそういうものとばかりに言い放つ。
「ものの値打ちは人が作る」
そう言いたかったのかもしれない。
今で言えば、議員も首長も、選挙で評価されるってこと。
その職に相応しいかどうか、評価は周りがするんだな。
なるほど・・厳しい仕事だなぁ、公職って。



2020年09月17日(木)
派閥が勝手に担いだんじゃないの?

管(すが)総理の組閣を眺めながら、各マスコミが特集する
政治評論家・コメンテイターの話に聞き入っていたが、
ほとんどの人が「派閥の力でならせてもらったので、
派閥に配慮したメンバーになってますね」と口にした。
私は思わず「えっ、ちょっと待って、私の認識と違う」と
感じたので、気になる一言を書くことにした。
(政治の話は複雑なので、基本書かないことにしているが)
今回の自民党の総裁選、無派閥の菅官房長官(当時)が、
派閥に支援(投票依頼)をして回ったというよりも、
派閥の方が、今回は菅官房長官を担いでおいた方がいい、
そんな判断で応援に回った、と感じていたからだ。
見た目は同じだが、中身は大きく違うと思う。
本来なら、派閥の長が総裁選に立候補するのが基本だし、
組閣も派閥に配慮などせず、総理の視線で実力者を選んだら、
結果的に、バランスよく選ばれた、ということもあり得る。
無派閥の総理が、派閥に遠慮したら、おかしいでしょ。
だからあえて、一言を残しておきたい。
「派閥が勝手に担いだんじゃないの?」



2020年09月16日(水)
一家に一つ「テント」購入補助金

ビールやワインを飲んだ後は、血の巡りが良くなるのか、
夕食中の妻との会話が、けっこう面白い。
先日も、コロナの三密対応と、大型台風の避難が重なり、
指定された避難所が満杯で、受け入れられなかった話題になり、
どうすればいいんだろうね、と呟いたら、
彼女の口から出たアイデアは「一家に一つ「『テント』購入補助金」。
避難所でプライバシーを確保するためには、衝立が主流だったが、
体育館の中で「テント」を張っている光景を目にして、
「一家に一つテントがあれば、災害の時も、避難所で寝なくても、
危険でない公園など広い場所で、テントを張って寝られるよね」
「普段は、キャンプなどに使ってもらうことで慣れてもらい、
いざとなったら、テント暮らしもお願いできるかも」
「夫婦喧嘩したら、逃げ込めるし・・」なんてふざけながらも、
けっこう真面目に話し込んだ。
これからは、生き延びる「サバイバル」能力が必要だし、
家族によって、テントの大きさは違うだろうけれど、
購入費の半分補助でもあれば、備えておくかも・・と言ったら、
我が家は、ずっと昔に買ったけど、ほとんど使わず、
物置の中だよ・・と鋭い指摘。
いやぁ、今のテントは快適だよ、と言い訳をしてみた。(汗)
でも、リアルでいいよな、テント購入補助金。



2020年09月15日(火)
「夏」には「惜しむ」という感覚がない

(一度も会ったことがない)長い長いお付き合いのメル友から、
「夏だけ終わるっていうのはどうして?」という疑問が投げかけられ、
それなりに調べてみた。
答えになっていないかもしれないけれど、俳句の季語にヒントがある。
「行く春」「行く秋」はいうが「行く夏」「行く冬」と言わないのは、
この季語に「春や秋」を惜しむ想いが含まれているいるからだという。
簡単に言えば、
「春と秋は惜しむに値する季節だが、夏と冬はそうではなかった」
「夏の果(はて)」や「夏終る」という季語がある。
「夏の暑さは衰えをみせず、日差しも強くしぶとい。
したがって過ごしやすい季節の終わりとは自ずと異なる想いが湧く。
厳しい暑気の終わりが見えてきた安堵感の方が強い」から、
やっと「夏」が終わってくれた・・という表現だと思う。
「行く春」「行く秋」は、春・秋を旅人にたとえて、
その後ろ姿を見送るような季語と言われているから、惜しむ。
しかし「夏」は、やっと過ぎ去ってくれた・・という安堵感。
この違いなんだと私なりの意味をつけた。
「冬」にも「終わる」という表現がないのは調べてないけれど、
冬の場合、もう春の兆しが感じられると、嬉しくて、待ち遠しくて
「冬」が厳しかったことなど忘れてしまうからじゃないかな。
でもこの感覚って、住んでいる場所にもよるよね、
静岡は、冬が厳しいって感じたことないもの・・。



2020年09月14日(月)
人事をグリップしないと組織なんて動かない

たしか、橋下徹さんのコメントだったと記憶している。
(間違っていたら、ごめんなさい(汗)
「人事をグリップしないと組織なんて動かない」
逆に解釈すると「組織は人事が大切」という意味だろう。
人事には、耳障りの良い「適材適所」という言葉があるが、
さすが、と思う人事異動には、なかなかお目にかかれない。(汗)
この人事さえしっかり固まれば、組織としては動ける、
そんな意味かもしれない。
彼は、政治家現職の時、部下にこう言ったらしい。
「決まるまでは自由に徹底的に意見を言ってくれ。
しかし、決定したことには従ってくれ」と。
これこそ、管理者が口にしたいフレーズだと思う。
「決まるまで、あまり自分の意見を言わず、
それでいて、決定したことには従わず」のケースが多いから、
こんな当たり前の言葉が輝いて見えるのかも。
これって、どんな組織でも通じる考え方だから、
組織内で働く人は、基本の「き」なんだよなぁ。



2020年09月13日(日)
19年前(43歳の時)の私の意見。

いつもの「気になる一言」とは別に、
19年前(43歳の時)に書いていたテーマ投稿が見つかり、
懐かしむように、1日1テーマで公開している。
(Facebookページ 「Shimo’s Cafe」にて)
そしてなんと、19年前の9月13日に与えられたテーマ
「アメリカ・同時多発テロについて」自分の意見を書いている。
9.11って、もう19年も経ったのかと思うのと同時に、
拙い文章で、私も若かったなぁ、と思ったり、
意外と、真面目に向き合ってるなぁ、と感心したり。
今の私が思うことと、当時、驚きの映像をテレビで見て、
43歳の私が感じたことは少し違うけれど、
それでも、私という人間が生きてきた証のようで嬉しい。
19年前の自分と意見を交わし、会話できるなんて、
こればかりは、神様仏様からのご褒美かもなぁ。



2020年09月12日(土)
政権が変わると、中国は試してくるはず

ポスト安倍総理を決める、大切な「自民党総裁選」。
結果は誰であれ、新しい内閣、新しい政権が生まれるが、
その気を狙って、虎視淡々と仕掛けてくる組織がある。
それが、中国をはじめとした、諸外国。
本気に戦う気がなくても、この政権はどう判断し、
どういう行動をとるか、様子を伺うくらいの動きはある。
そう言えば、行政職員だった頃、許認可事務を担当すると、
異動してまだ数日のころ、難しい案件を提出する業者がいた。
先輩からも、業者が今度の許認可担当は?と品定めにくるから、
「異動してきたばかりで、わかりません」とは絶対口にするな、
とアドバイスをいただいたことがある。
代わりばなは、相手にとって、こちらの隙を突く絶好のチャンス、
そう教えられていたりので、こんなフレーズが思い浮かんだ。
「政権が変わると、中国は試してくるはず」
その反応を見て、今後の動きを決めるくらいのしたたかさは、
中国にはあるはずである。さて、韓国の動きはどうだろうか。
こればかりは、中国よりも、動きが読めない。



2020年09月11日(金)
「コ」「ロ」「ナ」を組み合わせると「君」になる

あれだけ、ワイドショーを賑わせていた「新型コロナ」ネタも、
最近では、感染者数が報告されるだけで、影を潜めてしまった。
また、期待されたワクチン副作用が出たり・・と、
私たちに届く「吉報」はまだまだ遠い感じがしている。
しかし、ネットで面白い記事を見つけた。
情報源は、たしか沖縄の新聞だったと思う。
「『コ』『ロ』『ナ』を組み合わせると『君』になる」
書き順は違うけれど、確かに「君」といういう字は、
分解するとカタカナの「コ」「ロ」「ナ」。(汗)
面白い発想だな、とメモをしたが、悲しいかな、
そこから話が発展せず、オチが見つからない。(笑)
クイズ番組では、使えそうなネタだけど・・。
「コロナ」で家に閉じこもっていたら「君」のことばかり
考えてしまった・・。(う〜ん、イマイチ)
誰か、面白いストーリー、考えてくれないかなぁ。



2020年09月10日(木)
いつもと違うぞ、ってのも緊張感なんです

YouTubeで見つけた、話し方教室。(?)
研修や講演の講師は「場の支配力」を持つべきだと言う。
聴き慣れた人にとっては、結婚式の主賓の挨拶のように、
いつもの講師と同じフレーズでスタートしてしまっては、
じっくり聴こう、という心構えができない。
また、リラックスさせすぎるのも、緊張感が生まれず、
これからのいい話に耳を傾けようという姿勢が崩れる。
だから、何かの講師や挨拶を任されたら、
聴講者に「緊張感をプレゼントする」つもりで話し始めて欲しい、
そんなアドバイスが耳にこびりついた。
言い換えると「聞き手の状態をかえてあげるプレゼント」。
「聞き手にとってこれはプレゼントになるんです」と念を押した。
「話し手が聞き手にできる最大のプレゼント」は、
「その場を支配してあげること」だと言い切った。
「緊張感をプレゼントすること」という発想は、私にはなかったが、
「おっ、いつもと違うぞ、ってのも緊張感なんです」と言われ、
なるほど・・とメモをした。
だからこそ、話し初めは「何気なくやらないで」と言い、
「目的を持ってオープニングを作れるようになればいいです」と
私の足りないところを指摘してくれたようだ。
手垢の付いたフレーズではなく、インパクトのある言葉で始め、
「この人、いつもの人と違うぞ」と感じさせる雰囲気づくり、
それが、そのあとの話を訊いてもらうコツなんだよなぁ。