|
|
2020年09月09日(水) ■ |
|
おばあちゃんはちょっと苦手かも |
|
映画「最高の人生のつくり方」(ロブ・ライナー監督)から。 「最高の人生のシリーズ」と思って観始めたら、大間違い。 原題「And So It Goes」を、どう解釈したら、 こうした邦画タイトルになるのか、ちょっと理解に苦しんだ というのが本音である。 和訳の「そして、今は・・」という表現を見つけ、少し納得した。 また「大人のラブストーリー」というよりも、 同じ世代として「高齢者の生き方の提案」って感じで、受けとった。 「おじいちゃん」「おばあちゃん」と呼ばれるのを、イヤなフリをして、 けっこう楽しんでいる、という印象さえ残った。 存在さえ知らされていなかった9歳の孫娘と遊園地に行き、 自分から「おばあちゃんはちょっと苦手かも」と言ってみたり、 「すごく楽しかった、ありがとう、オーレン」と名前を呼ばれ、 「おじいちゃん、と呼んでもいいよ」というシーンが面白かった。 物語は、無理やり「高齢者の恋愛」の方向へ持っていこうとするが、 私は、今まで想像もしていなかった「小さい子どもと遊園地」で、 二人の幸せそうな顔の方が、観ていてほっこりした。 タイトル1つで、観て欲しいターゲットが変わることを、 日本版にする側は、意識して欲しいなぁ。
|
2020年09月08日(火) ■ |
|
中身半分くらい残したペットボトルのポイ捨て |
|
何ヶ月かに一度、環境美化運動で、地元のゴミ拾いをしている。 特に、町内を横断する国道1号周辺は、ポイ捨てが多くて、 あっという間に、ゴミ袋がいっぱいになる。 最近、飲みきっていないペットボトルが多い気がする。 飲みきったとしても、ポイ捨ては信じられないけれど、 中身を残したまま、窓からポイ捨て・・はもっと許し難い。 その度に、キャップを開け、中身を出してからゴミ袋へ、と 二度手間になる気がしている。 しかし、これにはねもっと隠れたオチがあった。 「最近、中身が入ったままのペットボトルが多いですよね」と 何気なく愚痴ったら、こんな答えが。 「あっ、それ、飲み掛けではなくて、オシッコかもよ、 トラックの運転士が、止まるのが面倒くさくて、 ペットボトルに入れて、ポイ捨てするのもあるからね」 うぁ、匂い嗅がなくてよかったぁ・・(汗)
|
2020年09月07日(月) ■ |
|
台風の時って、地震も起こりやすい? |
|
大型の台風10号の進路を気にしていたら、 福井県で地震があったと耳にして、不安が大きくなった。 こんな時に地震まで起きて・・と心配していたら、 こんな時だから、地震が起きやすくなっている記事を見つけた。 こればかりは、確かなエビデンスがないので、 話題にすることをやめようと思ったけれど、 「気になる一言」だったので、ご理解願いたい。(汗) 「低い気圧に吸われた海面は高潮となり、 地殻も浮き上がって動きやすくなり、地震も起きやすくなる」 満潮・高潮・高波・・このフレーズは、何度となく聞いたし、 高潮の仕組みも、覚えてしまったくらい。 だからこそ、海面を吸い上げるほどの台風が、 地殻も吸い上げる、という話が本当のように聞こえた。 今までの大きな台風の時、どうだったのだろう・・気になる。
|
2020年09月06日(日) ■ |
|
未来の人々のために神は僕を画家にした |
|
映画「永遠の門 ゴッホの見た未来」(ジュリアン・シュナーベル監督)から。 ストーリーとしては、ドキュメント風で目新しい発見はなかったが、 ゴッホの心の内とか、ゴーギャンとの会話の中で、 彼の絵に対する考え方などがわかるフレーズが多かった気がする。 以下、順不同になるかもしれないが、残しておきたい。 「僕は1人で静かに世間の全てを忘れて、そこにあるものをひたすら描く。 ゆっくりと心に生まれるものを、それだけだ」「存在には理由がある」 「見るものがないと戸惑う。僕には見る対象が必要なんだ」 「見るたびに新しいものが見つかる、自然の本質は美だから」 「絵は素早く描くものだ、それが天才が描く線だ」「僕の中に何かがいる」 「誰も見えないものが見えて恐ろしい。そんな時は自分に言い聞かせる。 僕にに見えるもの見えない人に見せてやろう。彼らに希望と慰めを与えよう」 「未来の人々のために神は僕を画家にした」 「人生は種まきの時で収穫の時ではないという」 「描くことは美点であり欠点だ」「描くのは考えるのをやめるため」 「自分が見たものを分かち合いたい」 「芸術家とは世界の見方を教える者と思っていた」 「天使は悲しむ者の近くにいる。そして病は時に人を癒す。 病気の状態が絵を生むんだ」「人は僕を狂人というが、狂気は最高の芸術だ」 個人的なは、望んでもいないのに、勝手に土足であがりこんできて、 誹謗中傷を浴びせ、1人で興奮して彼に怒りをぶつけて逃げていった、 学校の先生と子供たちに対して、憤りを覚えてしまった。
|
2020年09月05日(土) ■ |
|
図書館には「新書コーナー」がない? |
|
我が町に新しい図書館ができて、平日のアフター5は、 自宅とは逆方向だけど、ちょっと寄り道する楽しみが増えた。 全国自治体の図書館事情はわからないけれど、 公共の図書館には「新書コーナー」がないことに気づいた。 目的を持って図書館に行くのも好きだけれど、 何か面白い読み物はないかな?、そんな視点で行くこともある。 本の見出しだけで、引き付けられたことは何度もある。 最近、自分が興味関心があるタイトルだったら、 内容も確認せず、手にとって「貸し出しカウンター」へ。 (最近では、自動貸出機もあるので、とても便利。 借りにくいタイトルの本でも、へっちゃら。(笑)) 話を戻すけれど、本屋で待ち合わせをすると、 私はほとんど「新書コーナー」で背表紙を流し読み。 今、こんなことが話題になっているんだ・・と、 自分の情報収集能力の低さに愕然としたりもするが、 それでも、やはり「新書」は、楽しみの一つである。 流行り廃りや、一個人の主張って感じがするから、 図書館には「新書コーナー」がないのかもなぁ。
|
2020年09月04日(金) ■ |
|
「11:00予約、13:30診察」って、予約の意味は? |
|
雨が降りそうだったので、妻の病院送迎をすることにした。 「11:00予約」と聞いていたので、午前中で片がつくと思ったら、 なんと、名前を呼ばれて、診察に入ったのが「13:30」。 彼女に聞いたら「そんなもんだよ」とサラッと答えたけれど、 時間にはちょっと厳しい私は、理解できなかった。 「何のための予約システム?」と、久しぶりに愚痴が出てしまった。 混雑解消、待ち時間を短くするために予約するんじゃないの? そう考えてしまう私がおかしいのだろうか。 歯医者だって、美容院だって、多少の時間のズレがあっても、 2時間半も待たされることなんてない。 「大きな病院では、それが普通だよ」という人が多いけれど、 それは「普通じゃない」と声を大にして言いたい。 読みかけの本を持っていったから、ストレイスはたまらないけれど、 入り口で、コロナ対策の厳しい検温やアンケートまで書かされたのに、 病院内の待合で「2時間半」は、どうしても理解できない。 どんな予約システムを使っているのか、とても気になる。 今の時代、洗濯物の乾燥機ですら、終了の少し前になったら、 スマホに連絡が来る時代なのに・・。 コンピューター関係のお仕事している人に告ぐ。 これを解決するプログラミングできたら喜ばれるよ。きっと。
|
2020年09月03日(木) ■ |
|
石破(63歳)・岸田(63歳)・下山(62歳) |
|
自民党総裁選も、ほぼ決まりかけているが、 当初、立候補補予定者を新聞で見たとき、驚いた。 それは、石破(63歳)・岸田(63歳)だったから。(汗) それまで、政治家の年齢に興味はなかったけけれど、 今回ばかりは、ネットで調べてメモまでしてしまった。 石破茂(1957年(昭和32年)2月4日・63歳) 岸田文雄(1957年(昭和32年)7月29日・63歳) 下山義夫(1958年(昭和33年)6月4日・62歳) 私が童顔なのか、彼らが老け顔なのか、わからない。 私が、苦労していなく、彼らが苦労しているかもしれない。 だけど、1つ年上と知った時の動揺は隠せなかった。 私は、体力的にも精神的にも衰えを感じてきて、 そろそろまちづくりも引退だな、なんて考えていたのに、 同じ年代の彼らが、これから日本のリーダーとなって、 世界を舞台に羽ばたこうとしているからだった。 その体力と精神力の違いは、どこから生まれてくるのだろう。 そんなことばかり、気になっている。 国を動かす政治家にとっては、60歳代が一番脂がのって、 気力充実の時なのだろうか。 う〜ん、その感覚のズレが、もっと気になる。
|
2020年09月02日(水) ■ |
|
人は見ようとする 見慣れたものにひそむ 見たことのないものを |
|
私がちょとだけ登場した(笑)、NHK総合の番組、 「8K映像大集合!新絶景タイムスケイプ」のエンディング、 詩人の谷川俊太郎さんがこの番組のために作ってくれた、という 詩を紹介している。以下、全文を紹介したい。 (本来は、行間、改行なども忠実に再現しなくてはまずいのだが・・) 「人は見ようとする 見慣れたものにひそむ 見たことのないものを 人は見ようとする 見えている今にひそむ 見たことのない時間を 見ることは発見 見ることは歓び 今日見ることが 明日につながる 見ることで あらためて人は気づく 宇宙に連なるこの世界の 限りない美しさに」 この詩を読み返したら、なぜか心がほっこりした。 写真や動画では表現できないもの、タイムラプスでしか撮れないもの、 をずっと考えいて、私は「風」を選んだ。 柿田川に、真夏と真冬に発生する「川靄」が撮りたいのではなく、 それを通して可視化できる「川風」が撮りたかった。 見たことがないものを見たい、という私の好奇心。 もう少し、頑張って撮り続けてみようかな。
|
2020年09月01日(火) ■ |
|
川風の動きが、朝靄によって姿を現しました |
|
先日からしつこく紹介しているNHKのテレビ番組 「8K映像大集合!新絶景タイムスケイプ」。 「NHKプラス」という、インターネットテレビで視聴ができてたので、 自分が登場した部分のナレーションを、全て書き出してみた。 【役場職員だった下山さん。 毎朝通勤の途中、地元の水辺の風景を撮って、SNSで発信し続けています。 「地元でしか撮れない『今だけ ここだけ あなただけ』という風景を撮ってます」 富士山の湧水で知られる柿田川。今回初めて、8Kタイムラプスにトライしました。 早朝、水面に揺らめく朝靄。川風の動きが、朝靄によって姿を現しました】 あっ、やっぱり、わかってくれていたんだ・・と嬉しくなった。 太陽が昇ってくる、それに合わせて気温も少しずつ上昇してくる。 そして、気温と水温(15度)の差や、湿度の状態によって、朝靄が発生する。 以前は、水面を真っ白く覆う景色を幻想的だなぁ・・と眺めていたが、 タイムラプスを撮り始めてたから、川の流れと風の向きが気になっている。 どんな状態のときに、川風はどの方向に向かって流れるのか、 急に向きが変わるのは、どんなことが原因なのか、知りたくて仕方がない。 私の場合「きれい・・」と褒められるより「不思議・・」って言われたい。 短時間に、こんなに川の風が舞っているなんて・・。 日常は、あまり変化のない柿田川の景色だからこそ、私の好奇心は膨らむ。 定点観測大好きの私らしい作品かもなぁ。
|
2020年08月31日(月) ■ |
|
金があるときゃ暇がない、暇があるときゃ金がない |
|
あれ、どこでしたメモだろう。久しぶりに、情報源不明。 でも、リズムが良くて面白かったので、気になる一言。 「金があるときゃ暇がない、暇があるときゃ金がない」 確かに、それは言える・・と頷いた。(汗) 定年前、現役の時は、収入があっても、 忙しくて旅行にもなかなか行けない。 定年後は、コロナ禍の影響もあるけれど、 老後の資金が心配になり、なかなか思い切って散財できない。 それじゃ、いつ、旅行に行けるんだろう、と思うけれど、 小市民にとっては、世の中うまくできてるなぁ、とも思う。 金も暇もない人とか、金も暇もある人は、 こんなフレーズに反応しないのかもしれない。 意外と「小金もあって暇も少しある」が幸せかもなぁ。
|
|