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しもさんの「気になる一言」
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2020年06月21日(日)
自分で鳥肌が立つような音楽でなければだめだ

映画「すばらしき映画音楽たち」(マット・シュレイダー監督)から。
「映画音楽」の作曲家インタビューが中心だけど、
彼らの映画音楽にかける情熱みたいなものを充分感じた。
「斬新さを競っているわけじゃなく純粋に楽しんでる」
そんな作り手のメッセージに、なるほどな、と頷いた。
「ほとんどの映画監督は感情を音楽に変換できない」から、
音で映画を表現すると思いきや「作曲家は語り部だ」と語り、
監督もまた、映画音楽について
「音楽次第では映画のメッセージが変わったり破壊されかねない」と
その重要性を口にしている。
「刺激的な場面をより盛り上げる」
「狙った通りの反応を引き出す『感情の潤滑剤』さ」
「映像では伝えられない感覚に訴えかけるものだ」
「作品を昇華させる」など、映画音楽についてメモが増えた。
では、どんな音楽がいいのか、と興味が湧いたが、
「自分で鳥肌が立つような音楽でなければだめだ。
決しておごりじゃなく自分にガツンと響く音でないと、
観客や聴く人の心にも響くわけがないと思うんだ。
自分で鳥肌が立てば他の人でも立つ。
あの感覚の源は万人共通な気がする」とまとめてくれた。
「シーンを貫くリズムを見つけ出し」
「シンプルなフレーズをいろいろなイメージでアレンジする」
「ロッキー」然り「スター・ウォーズ」然り、
音楽を聴くだけで、映画を思い出し、シーンが蘇る映画音楽。
私の場合「小さな恋のメロディ」のビージーズかな。



2020年06月20日(土)
昔の自動販売機の写真、ない?

最近、柿田川に関する文の校正を頼まれることがあり、
じっくり読みなおすと「これ、どこから引用したの?」
「この写真、著作権は大丈夫?」と思うこともしばしば。
ただ、少しずつではあるが、誤りを訂正することにより、
「(仮称)柿田川事典」の基本データになればいいな、と
ライフワークとしても、続けている。
ところが、先日、面白い依頼を受けた。
「柿田川公園に5年ほど前に設置した、
今のではなくて、昔の自動販売機の写真、ない?」
以前から、定点観測のように撮り続けていることを知り、
もしかしたら、撮っているかも、という問い合わせだった。
柿田川公園の撮影は、5年以上前からしているけれど、
入り口に設置された自動販売機の写真となると、
さすがに、記憶が定かではない。(汗)
それでも帰宅後、データ保存してあるPCから、
もしかしたら気まぐれに撮影しているかも・・という
淡い期待とともに、検索を開始した。
AIを使った顔認証と同じように検索できればいいけれど、
こちらは、数時間かけての人力。(笑)
見つけた時の嬉しさは、ちょっと表現しにくい。
まぁ、こういう時のために、定点観測しているのだから、
大変だけど、楽しい作業だったなぁ。



2020年06月19日(金)
あの一球目は開幕ピッチャーにやってくれ

あまりテレビを観ない私が、楽しみにしている番組の一つ、
NHK「球辞苑」(「広辞苑」を真似して?)
6/19プロ野球いよいよ開幕!を受けて、編集会議を緊急開催。
そんな記事を見つけ、昨晩は、普段なら熟睡の時間23:00に、
眠たい目を擦りながら、観続けた。
無観客で開幕する今年のペナントレース・開幕戦を、
どう楽しんだらいいのか、そんなことが気になったからだ。
特に「開幕戦」をテーマにしたコーナーでは、
開幕戦のピッチャーだけが味わえる醍醐味を、
スタジオ初出演の巨人の桑田真澄投手が語ってくれた。
私たちが子供の頃からの記憶を辿れば、開幕投手といえば、
阪急の山田久志投手や近鉄の鈴木啓二投手。
(私の記憶では、巨人は斎藤雅樹投手かな?)
山田久志さんが、相手チームの一番バッターに向けて、
お願い(?)があった、と呟いた。「開幕の一球目は打つなよ」
「あの一球目は開幕ピッチャーにやってくれ」と。
そんな山田氏の映像を見て、桑田投手も頷きながら、
「あれだけは、お願いしたい」と力を込めた。(笑)
それだけ、この日に合わせて調整する大変さを感じる台詞。
今日から始まる2020シーズンだけど、無観客だからこそ、
球審の発する「プレイボール」後の初球、
開幕投手へのプレゼントとして、どんな球でも見送る、
そんな打者の「スイング自粛」をお願いしたいなぁ。



2020年06月18日(木)
1番の無念は夢が夢で終わったってことだろうがよ!

映画「キングダム」(佐藤信介監督)から。
中国春秋戦国時代を舞台にした原泰久のベストセラー漫画の映画化、
漫画は読んだことはないけれど、なんとなく人気の理由がわかる。
場面設定などを文字しても説明しきれないので、
気になった台詞だけを紹介したい。
困っている主人公に道案内するシーン、こんな会話があった。
「金目当てか?」「悪いか?」「いやそっちの方が信用できる」
「こんな顔も名もわかんねぇ奴のどこが信用できんだよ」
今の世の中、狙いをはっきり示さずに、味方のフリをする輩も多い。
最後に、大どんでん返しで裏切られる・・そんなことも。
しかし目的は「金が欲しい」、金をくれれば何でもする、
その動機に裏はない。だから、信用しやすいということ。
何気ない会話だけれど、なるほどなぁ、とメモをした。
今回、取り上げたのは、もう一つのシーン。
「無念だった」というセリフが飛び交う中、
主人公の1人が、こう言い放つシーン。
「無念、無念って、1番の無念は夢が夢で終わったってことだろうがよ!
もしお前が本当に死んだ奴らのことを思うんだったらな、
そいつらの見た夢を叶えてやれよ!」
死んでいった人たちの夢が夢で終わらないよう、弔い合戦をする。
そして、必ず勝って、少しでも夢に近づくようにしてやる。
それこそが「無念」という気持ちを行動で表すこと。
そう教わった気がする。漫画、読んでみようかなぁ。



2020年06月17日(水)
過去は変えられないけれど、過去の持つ意味は変えられる

情報源が書いてなかったメモなので、記憶を辿ると、
たぶん、映画「コーヒーが冷めないうちに」(塚原あゆ子監督)かな。
最近の記憶で、タイムスリップした作品は、これくらいだから。(笑)
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」も同じことが言える。
「本能寺の変」が起きたことは史実だから変えられないけれど、
その事件の背景にある意味は、私たちの考え方次第・・だから、
歴史は面白いのかもしれない。
気になって映画メモを読み直してみたら、
「未来は訪れてませんから、それはお客様次第かと」
「起こってしまった事は変わらなくても人の心は変わります、
ですから意味がないわけじゃない」・・など、
同じようなフレーズが見つかったので、間違いないだろう。
今までに起きた災害、事件、事故・・それ自体は変えられないけれど、
私たちの心の持ち方により「あの過去があったから・・」と
過去の悲惨な体験を、転機として捉えることができる。
今更、あの時のあの対応がまずかったから・・と嘆くよりも、
もう少しだけ、前向きに考えることを心がけたい。
「過去と他人は変えられないけれど、未来と自分は変えられる」
自己啓発の講演会で何度も耳にした台詞が蘇ってきた。
あのフレーズ、そういうことだったんだよなぁ。



2020年06月16日(火)
いつでも、どこでも、誰とでも「ラジオ体操」

昨年の夏前から始めた「柿田川公園ひとりラジオ体操」だが、
今年初めに捻挫をしてから、早起きはしているが、
柿田川公園までの往復が辛く、どうも足が遠のいている。
しかし、コロナ騒動で運動不足が顕著に現れたので、
なんとかラジオ体操を再開したいと思っていたら、
偶然にも、iTunesで「ラジオ体操」を見つけ、衝動的に「購入」、
これで、スマホさえあれば、いつでも、どこでも、誰とでも
「ラジオ体操」が可能になった。(笑)
不思議なもので、私の変わった性格のためか、
ちょっと時間がてきると、ラジオ体操をしたくなり、
スマホで曲を流し、イヤホンをしながら、体を動かしてしまう。
おかげで、肩こりが少し和らいだ気がするし、
1人遊びには「ラジオ体操」をお勧めする。
だが、間違っても、私のように徒歩出勤の途中、
歩きながらイヤホンで「ラジオ体操」をするのはやめた方がいい。
端から見ると、怪しい人に見られるから。(汗)
周りに気付かれないように歩きながらする「ラジオ体操」。
これはこれで、結構楽しいものがあるんだけどなぁ。



2020年06月15日(月)
「ついに」というか「とうとう」というか「ようやく」というか

やや制限されるとはいえ、行動自粛が解除され、
少しばかり、期待と不安を抱えながら、再スタートを切った、
そんな感じの人が多いのではないだろうか。
さて、今までお付き合いしてくれていた人に対して、
再開します、のお知らせするのに、枕詞というか、
接頭語というか、どんな言葉を使うかな?、が気になった。
そんなことを気にしながら、YouTubeを見ていたら、
寄席による「落語」も再開が決まったらしく、
面白いことを言っていた。
さすが噺家だけあって、リズムがあるし上手い、とメモをした。
「ついに」というか「とうとう」というか「ようやく」というか、
落語の再開が決まりまして・・と、流暢に話した。
もちろん事業者(主催者)の気持ちを端的に表しているが、
それはまた待ち望んでいた観客の気持ちでもある。
このフレーズ、再開のお知らせ、冒頭挨拶に使って欲しいなぁ。



2020年06月14日(日)
大軍ではないかもしれんぞ

放送が中断している、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」。
来年もまた、44回の放送を最初からするらしい。
第21回「決戦!桶狭間」 (2020.6.7放送)
明智光秀にとっては、あまり出番がなかった「桶狭間の戦い」、
だけど、織田信長にとっては、いや、日本の歴史にとっても、
この戦いは、何度もみたいシーンである。
家臣が訊ねる。「今川の大軍に勝てますか?」
信長が答える。「大軍ではないかもしれんぞ」
さらに家臣が訊く。「もし大軍なら?」、信長「わしは死ぬ」
この短い会話が、とても印象に残っている。
「今川本陣20,000」が、皆に共有されている情報であり、
「織田軍3,000」は、どみても勝ち目はない。
だけど「鳴海城へ援軍3,000」「鷲巣砦の攻め2,000」
「丸根砦の攻め2,000」「駿府に残した軍勢6,000」を引くと、
実際の「今川本陣7,000」と計算し、勝機を感じて戦いに挑んだ。
もちろんドラマだし、本当にそう計算したかは定かではないが、
公表(情報共有)されている数字を鵜呑みにせず、
大局を読みながら、どう動けば勝てるか、を示した信長の考え方、
これって、今の私たちにも言える。
「コロナ騒動」で毎日発表される、いろいろな数字は、
現実の生活とは少しばかり乖離し、違和感を感じることもある。
そんな時、本当にこの数字?と疑ってみることも大切だな、
そんなことを考えさせてくれた、ドラマの中の「織田信長」である。



2020年06月13日(土)
アメリカは韓国と地上戦をするつもりがない

米国・中国の圧力に、周辺各国が大きな判断を迫られている。
以前、私は「関ヶ原の合戦」のようだと、書いたが、
ある方が、アメリカは韓国の出方次第では、韓国を切るよ、と
はっきり言い放った。
韓国は、中国や北朝鮮と戦争になったら、
内陸部にある大事な拠点(基地)となるのではないか、
だから、米国も簡単には韓国を手放さないだろう、
私はそう考えていたのだが、あっさりと否定された。(汗)
米国は、もう内地に上陸してドンパチなど考えていない、
海から、空からの攻撃しか考えていないから、
韓国を手放してもあまり痛手にならない、そんな説明だった。
最近、韓国に対する米国の態度が冷たいなぁ、と思っていたから、
説明を聴いて、妙に納得してしまった。
ということは、空、海の中継基地としての役割が強い、
日本と台湾は、米国にとって大切な国ということになる。
そうやって、敵・味方を判断し、陣地を広げていくなんて、
「将棋」の世界ではなく、まさしく「囲碁」の世界だな。



2020年06月12日(金)
「情報」は届かなければ意味がない

最近、Facebook始めました、insta始めました、
YouTube開設しました・・という連絡を受けることが増えた。
外出自粛を受けて、SNSの大切さがわかり、自分も始めました、
実行に移したこと、それはそれで、評価したい。
しかし、ちょっと厳しい言い方をすれば、
始めたことを多くの人に周知しなければ、独り言に近い。
特に、Facebookページを利用し、情報発信をしようと考えたら、
そのページの存在を知ってもらわなければ、意味がないのだから。
実は、開設することはそんなに難しいことではないけれど、
そのあと、どれだけ多くの人に知ってもらうか、が大切だと思う。
「情報」は発信だけではダメで、伝わらなければ意味がない。
もっと簡単に言えば、届かなければ意味がない。
伝えたい人に届かなければ、それは「発信しなかった」と同じ。
そんな気持ちで、情報発信を考えて欲しい。
しかし、この情報発信方法って、なぜかマニュアルがない。
何度も何度も投稿してみて、経験から覚えるしかないんだよなぁ。