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しもさんの「気になる一言」
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2019年10月05日(土)
誰もが撮れる景色を、誰もが持ってるカメラで

早朝の柿田川公園ラジオ体操の前に、
本来の目的である「柿田川公園」のその日を撮影し、
「『柿田川公園』最新情報お届け隊」と称して、
SNSに投稿しているが、そのフォロワーの方だろうか、
第二展望台の「柿田川ブルーホール」を撮影していたら、
年配の女性に「もしかしたら・・」と前置きをされて、
「いつも『柿田川』の様子を投稿されてる方ですか?」と訊かれた。
私以外にも多くの方が投稿されているかもしれないので、
「たぶん・・・」とだけ答えたら、妙に嬉しそうに、
「撮影している現場でご一緒できるなんて・・」と言われ、
あの写真、どこから撮ったのですか?、何時頃の時間ですか?」と
矢継ぎ早に、質問が飛んできた。
聞けば、その写真を観て、一度、本物を見てみたい、と
わざわざ、東京から自動車でやってきたらしい。
「どんなカメラをお使いですか?」というので、
「このスマホ、iPhone-SEですよ」と正直に答えたら、
「えっ?」と絶句しながらも「それで充分ですね」と理解してくれた。
私の撮影の基本は「誰もが撮れる景色を、誰もが持ってるカメラで」
これって、手軽に撮影して欲しい、が前提なんだよなぁ。



2019年10月04日(金)
久しぶりに見た「じゃんけんグリコ」

柿田川公園には、長い直線の階段が3箇所ある。
足腰の弱い高齢者には、きついかもなぁ、と思いながら、
60段を越すこの階段で、足腰を鍛えている私には、
ちょうどいい、フィトネスジム感覚なのである。
しかし、寄る年波には勝てず、一段飛ばしとか、
走って登るにはきついのも事実。
そんなことを思っていたら、若い女の子たちが、
「グリコ」「パイナツプル」「チヨコレイト」と叫び、
いわゆる「ジャンケン」をしながら、元気よく
階段を上ってくる光景に出会って、嬉しくなった。
そういえば、この辺りでは、
そうした遊びができる場所がないものなぁ、と思った。
こんな柿田川公園の使い方があるのか、とメモし、
私の思いつかないような遊び方で、
もっともっと工夫して楽しんでくれたら、嬉しいなぁ。
それこそ「柿田川大楽」の目指すところだから。

P.S.
Wikipediaでは「グリコ(遊び)」となっていました。



2019年10月03日(木)
俺なら、ハリケーンが消えるまで、目の中で移動し続ける

映画「ワイルド・ストーム」(ロブ・コーエン監督)から。
猛烈な風が吹き荒れる巨大ハリケーンの中で、
6億ドルの強盗を企てる悪党たちとの頭脳合戦であるが、
どうしても、巨大ハリケーンの必要性があったか、と問われれば、
巨大ハリケーンならではの凄さ・恐怖は、あまり感じなかった。
悪党たちが強盗には成功したけれど、巨大ハリケーンから逃げられず、
自滅していき、ハリケーンのことに詳しい主人公たちは、
あまり被害を受けずに、事件が解決していくのかと思った。
作品中、こんなセリフがある。
「奴らは目を使って逃げる気だ」と慌てて追いかけようとすれば、
「俺なら、ハリケーンが消えるまで、目の中で移動し続ける」と
サラッと言い返す。
そして、そのハリケーンの目に入った瞬間、
「ハリケーンの目だ。約60キロに渡って、嵐の真ん中に晴天が広がる」
そして勢力が弱まるのを待って、それからゆっくり逃げる、という訳だ。
この発想は、私にはなかったので、とても新鮮だった。
相手(敵)の懐に飛び込むことは、勇気がいるけれど、
それが成功すれば、一番安全な場所なんだよなぁ。
石田三成が、身の危険を感じて徳川家康に助けを求めたのと同じかな・・
やっぱり、ちょっと違うか。(汗)



2019年10月02日(水)
イギリスは、4チームも出場しているの?

「ラグビーW杯」を観ながら、ビールで盛り上がっている日本だけど、
あるところで「イギリスは、4チームも出場しているの?」と訊かれ、
そうだ、これを機会に、子供たちにこれを教えて欲しいな、と思った。
それは私たちが、普段口にする「イギリス」の正式な国名は
「グレート・ブリテン及び北アイルランド連合王国」ということ。
「グレートブリテン」とは
「イングランド」「スコットランド」「ウェールズ」の
3つの国で成り立っていて、それに「北アイルランド」が加わり
この4カ国を「イギリス(UK)」と呼んでいることを教えるには
とてもいい機会だと思っている。
また、今回、日本と戦った「アイルランド」チームは、
「アイルランド」と「北アイルランド」の合同チームだと教えることで、
イギリスの複雑な成り立ちを理解させられるのでは?と感じた。
ラグビーのルールやノーサイドの意味を教えるだけでなく、
そんなことにも興味を持つ子供たちもいるはずだから。
ほら、ちゃんと国旗も違うでしょ?と、示してあげればいい。
そこから「日本の地形」に目を移し、
「北海道」「本州」「四国」「九州・沖縄」が一つずつの国だったら?
と、道州制の話ができれば最高だな。(笑)



2019年10月01日(火)
もう一回、日本に来てみたいと思うきっかけに

今や、ラグビーW杯は、日本国民の心を捕まえて離さず、
この後も、にわかファンが、本物のファンになっていき、
ブームから、文化に変わっていくのではないか、と感じる。
しかし、なぜこんなにも夢中になるのだろうか、と考えたら、
解説者も含めて、選手の一人ひとりがとても「謙虚」という
単語にたどり着いた。
名前を忘れてしまって申し訳ないが、インタビュアーが
「このラグビーW杯を、来年のオリンピックにどう繋げていきますか?」
みたいな質問に対して、私はてっきり、
「国内のスポーツを盛り上げていきたい」と答えると思ったら、
「もう一回、日本に来てみたいと思う、きっかけになってくれればいい」
と答えたのを聴いて、さすがラガーマン・・とメモをした。
ラクビー関係者にとって、胸を張れる結果を残していながら、
日本の各地で盛り上げてくれている国民に感謝したうえ、
ラグビーを観に来た外国人が、日本のおもてなしを受けたら、
必ず、来年も日本に来てみたい、来年は友達を誘ってまた来よう、と
思うはずだから、ラグビーW杯はそのきっかけになればいい、
そんな気持ちが伝わってきて嬉しかった。
なかなか、こうは思えないものだよなぁ。



2019年09月30日(月)
侍はさ、藩から出されるのは、負けだと思ってるんですよ

映画「七つの会議」(福澤克雄監督)から。
作家・池井戸潤さんの同名企業犯罪小説の映画化とあって、
「水戸黄門」や「ウルトラマン」のように、逆境に耐えながら
最後は正義が勝つことがわかっているので、
安心して観ることができる作品とも言える。(笑)
さて作品途中のメモも溢れたが、今後の参考にしたい、と言われ
主人公、八角民夫が淡々と語るメッセージは、
(結局、全部書き出してしまったが・・)インパクトが強すぎた。
その中から、ワンフレーズを抜き出すとすると・・・
「藩のために命をかける。
まぁかっこいい言い方をすると、侍の生き様って言うんですかねぇ?
昔で言う藩、今で言う会社、それを生かすためなら
人の命より会社の命を優先してしまうって言う、
欧米の人が聞いたらそんな会社なんかとっとと辞めて、
他に移ればいいって思うんでしょうけど、
侍はさ、藩から出されるのは、負けだと思ってるんですよ」
そう、そんな考え方が、
「日本のDNAに組み込まれているって言う気がするんですよね」
だから、こういった不正は減るけれど、なくならない・・と言い切る。
だけど今の時代、藩の方から脱藩を進めている気がする。
内部告発も増えているし・・社会変化の過渡期なのかもな。



2019年09月29日(日)
今日はいいけど、まだ終わってない

「ラグビーW杯、日本VSアイルランド」試合直後のインタビューから。
試合で勝った直後から、日本国内は大騒ぎ、ニュース速報が流され、
地元新聞紙では号外が配られ、「奇跡」「大金星」「番狂わせ」
などの文字がネット上に溢れた。
しかし、プレイしている選手にとっては、奇跡でもなければ、
大金星でも、番狂わせでもない。
他の試合と同様、自分たちのやってきたことを信じて戦い、
そして、勝つべきして勝った、にすぎないはずだから。
だから、やや違和感に感じたのが、試合後のインタビュー。
興奮しているのは、インタビュアーの方で、選手は冷静。
たしか、トンプソンだったと思う。
「どうですか?今の気持ちは・・」と訊ねられて、
とりあえず「めちゃ嬉しい」と何回か答えたけれど、
そんなに興奮していない気がして、面白かった。
それでも、何度も何度も「今日の試合、いかがでした?」と訊かれ、
ちょっと困った顔で「今日はいいけど、まだ終わってない」と答えた。
彼らにとっては、アイルランド戦は、予選リーグの1試合にすぎず、
残りの2試合を確実に勝ち、決勝トーナメントへ進み、
本気で「優勝」を目指して、集中していることが伝わってきた。
国を挙げてこんなに興奮している中で、このコメントは、
とても頼もしく感じたシーンだったなぁ。



2019年09月28日(土)
う〜ん、由伸がかわいそうだな

本来なら「ラグビーW杯、日本VSアイルランド」
日本の劇的な勝利について、気になる一言を書こう、
と思っていたけれど、
昨晩のジャイアンツ・阿部選手引退試合が気になったので、
忘れないうちに、書き記しておきたい。
一言でいえば、演出しすぎで、ちょっとガッカリした。
阿部選手の功績は、誰もが認めるところだし、
東京ドーム(ホーム)最終戦とあって、はしゃぐのもわかる。
「四番・キャッチャー・阿部」のコールも、懐かしかった。
けれど、2イニング目もマスクをかぶり、
このまま試合続行かと思ったら、
澤村投手が阿部捕手のサインに何度も首を振り、
阿部捕手がタイムをとってマウンドに向かう。
そして、澤村投手の頭を叩く真似をして、演出が終わり、
そのまま、ベンチで準備を整えて一塁の守備についた。
私は「ここまでやるか・・」が口に出て、続けて
「う〜ん、由伸がかわいそうだな」と呟いてしまった。
シーズン終了後、突然、ジャイアンツ監督に就任した5年前。
私は当時、高橋由伸選手の引退試合が見たかった・・と、
何回も何回も思った。けれど、実現しなかった。
だからこそ、彼の気持ちも、少しだけ考えて欲しかったなぁ。

P.S.
最後の最後まで手を抜かない・・ラグビーが教えてくれたこと。



2019年09月27日(金)
あっ、やっばり下山か、何やってんの?

一歩も家を出なかった翌日から一転して、
空き店舗調査で、町内を四分割して歩き回った。
不動産屋さんからのネット情報を待っているよりも、
自分の足で歩き、自分の目で確かめた方が確実だと思い、
勝手知ったる町内を、ゼンリン地図を片手に歩いた。
スマホに内蔵されている万歩計だけど、こう計測された。
(1日目)32,708歩 26.0Km
(2日目)22,062歩 17.5Km
(3日目)19,789歩 15.3Km
(4日目)16,348歩 12.4Km
(計) 90,907歩 71.2Km
暑さは少し和らいだとはいえ、さすがに真っ黒に日焼けした。
この4日間、町内をビジネスの視点で回ったのは初めてだったし、
だからこそ得られた今までと違う気付きは、
今後の私の仕事に役に立つものと信じたい。
可笑しかったのは、私の姿を見つけて、近くに寄ってきて、
「あっ、やっばり下山か、何やってんの?」と声をかけてくれた人が
予想外に多かったこと。
なんとペットボトルや、昼食をご馳走してくれる人まで。(笑)
まだまだ、この人たちのためにも頑張らなきゃな、
もう一踏ん張りしようか、と思わせてくれた4日間だった。
それにしても、足の筋肉はパンパン、さて、ビール、ビール。



2019年09月26日(木)
この優勝は「意味」ではなく「意義」がある

ジャイアンツ、セ・リーグ優勝の翌日新聞から。(3連発(笑))
「読売巨人軍・長嶋茂雄終身名誉監督」のコメントを見つけた。
「よくやってくれた。本当によくやってくれた。
愛するジャイアンツが優勝したというのに、嬉しさがこみ上げて、
月並みの言葉しか出てこない」で始まり、
「このリーグ優勝はこれまでの優勝とはまるで違う」と言う。
そして「今回、私が率直に感じたこの優勝の思いとは」と切り出し、
「とにかく『意味』ではなく『意義』があるもの」と言い切った。
さらに「意義があるとは、価値があるとか、目的や重要性がある
という意味である。あえてその言葉にこだわったのもそのためだ」。
以前にも書いたけれど、辞書によると、
単純に言葉の内容を表現したいときには「意味」、
自分の考えや、より深い内容を表現したいときには「意義」。
単に「2019年度、ジャイアンツが優勝した」というだけでなく、
優勝できなかった5年間の、関係者・ファンのモヤモヤを吹き飛ばす、
そんな「意義」のある優勝だった、ということだろう。
しかしその言葉は、日本シリーズで優勝した時に使いたいなぁ。