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2018年06月13日(水) ■ |
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シーソーは、傾いている方が安定している |
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あれっ、誰の言葉だったろう、久しぶりに情報源不明。 このフレーズだけが、メモに残っていた。(汗) 一般に物体は、底面の広がりが大きいほど安定しており、 重心が低いほど安定している、と言われる。 その原理からすると、どちらかに極端に傾いた方が、 安定している、と言うことになる。 人間関係に例えると、もっと面白いことに気付いた。 仕事やグループの視点で考えると、体育会系のように、 上下関係がはっきりしている方が、組織としては安定、 夫婦関係も、なんでも対等と突っぱねるよりも、 「かかあ天下」「亭主関白」の方が、意外と安定している。 親子関係も、教師と生徒の関係も同じではないだろうか。 力の差があるからこそ、強い方は弱い方を守ろうとする。 それが、自然の法則なのになぁ。
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2018年06月12日(火) ■ |
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私がいなくなって、美しい骨(ラブリーボーン)が育った |
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映画「ラブリーボーン」(ピーター・ジャクソン監督)から。 う〜ん、鑑賞中のメモも少なかったけれど、 記録したメモを眺めても、この作品を思い出すに相応しい 台詞が見つからず、困ってしまった。 候補は、5フレーズ。(汗) 「写真は一瞬を永遠に切り取る。一瞬が消える前に」 「スージー、若さを楽しんで」 「ここは、あっちでもないし、こっちでもないの」 「殺人犯が1つだけ理解してないことがあった。 父親がどんなに自分の子どもを愛せるかということを」 「私がいなくなって、美しい骨(ラブリーボーン)が育った」 私にとっては、非常に難解なストーリーだったから、 今でもよくわからない「ラブリーボーン」というタイトルが 入っているフレーズを選んでみた。 原作であるアリス・シーボルドのベストセラー同名小説を読めば 少しは理解できるのだろうか? 読んでみても判らなかったら、それまた恥ずかしいが、 映画化されるには、何か惹き付けるものがあるのかもしれない。 図書館で探して、原作を読んでみるか・・微妙なところだなぁ。
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2018年06月11日(月) ■ |
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柿田川動画「ヒルナンデス」デビュー |
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柿田川の魅力を、全国に向けて「お裾分け」をモットーに、 動画と写真を撮り続けているが、それはあくまでネットの話、 ・・・のつもりでいたら、なんと、全国放送のテレビ番組、 「ヒルナンデス」でも、取り上げていただいた。 柿田川の素材提供を依頼されたのは、ほんの数日前、 絶景っぽい動画を数本ピックアップして渡したのだが、 廉価な防水カメラで撮影した動画が、放映に耐えられるのか、 手ブレしていないかな、それさえ不安でいた。 だから番組内で自分が撮影した「柿田川」が映し出された時、 なんとも言えない達成感があった。 知人・友人に向けて始めた撮影が、今や全国で放映されるとは、 実は、本人が一番驚いている。 昨年は、JR西日本のポスターに採用されたり、朗報が続くけど、 スタンスは変えていない。 本音は地元の子どもたちに、柿田川のある町に住んでいることを 誇りに感じて欲しいな、と始めたことだから、 そういう意味では、目標が達成したのかな、とも思っている。 今日ばかりは、地元の大型商業施設「サントムーン柿田川」で、 スパークリングワインを買って、夕食で「乾盃」だな。
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2018年06月10日(日) ■ |
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今の私があるのは、図書館の偉人伝を読んだから |
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講師「水野隆徳」氏(国際エコノミスト・僧侶)・我が町出身) 演題「『為政三部書に学ぶ』志と倫理」から。 東京大学卒業後、国際エコノミストとして活躍、 その後「水野塾塾長」や富士常葉大学学長などを歴任、 現在は、お寺の僧侶としても活動も行なっている彼が、 自分のことを語った僅かな部分を見逃さなかった。 「今の私があるのは、図書館の偉人伝を読んだから」 とにかく、図書館の棚に並んでいた「偉人伝」を、 片っ端から読んだ、という。 その中から、いろいろな世界を知り、知識を習得し、 いつかは、私もこんな人間になりたい、と感じたようだ。 この話には、私にとって多くのヒントを与えてくれる。 図書館に「偉人伝」が多く配架されているだけでも、 その町の図書館の特色になる気がする。 「一流の人を目指すなら、超一流の人に学べ」 そんなフレーズが、ふっと頭に浮かんだ。 「偉人伝」が溢れる図書館・・うん、いいな。
P.S. これは個人的感想ですので、ご理解願います。(汗)
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2018年06月09日(土) ■ |
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上手に枯れる方がずっとカッコいい |
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書籍「終わった人」(内館牧子著・講談社文庫刊・540頁)から。 近くに住む妹が「誕生日祝い・還暦祝い、映画公開前に」と、 プレゼントしてくれた書籍である。 「トシ」という中年男性が、定年を迎えた主人公にこう呟く。 「壮さんの定年もそうだけど、 どんな仕事でも若いヤツらが取ってかわる。 俺は「生涯現役」ってあり得ないと思うし、 それに向かって努力する気もまったくないね。 あがくより、上手に枯れる方がずっとカッコいい」 この1年、ずっと考えていたことだったので、 抵抗なく、そしてやっぱり・・と腑に落ちた。 自分が迎えて実感するのは、60歳って意外と高齢。(汗) 60歳はまだまだ若い、なんて思っているのは、 周りの人たちのリップサービスであり、 「現役バリバリ」で働くことは、体力的に無理を自覚する。 もちろん、やりたいことは山ほどあるし、夢もある。 ただそれを実現する為に、自分が先頭に立って・・は、 社会のお荷物になりかねないことも、理解しておきたい。 自分がコツコツ貯めてきた、知識、知恵、人間関係を、 若い人たちに伝えながら、枯れていく。 それこそが、定年を迎えた人たちの心構えかもしれない。 書籍名「終わった人」は、決してマイナス用語ではない。 絶頂期は過ぎた、輝く年代は終わった、 ただそれだけを意識して、シフトチェンジすれば、 まだまだ社会に必要とされる存在として活躍できる。 そう理解して、読み終えた。 スッキリした気持ちで、映画を観ることが出来そうだ。
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2018年06月08日(金) ■ |
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皆が「幸せの株主」になるの |
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映画「僕らのミライへ逆回転」(ミシェル・ゴンドリー監督)から。 発電所に忍び込んで大量の電磁波を浴びた若者が、その電磁波で レンタルビデオ店のビデオテープの中身を全て消してしまう。 それを隠す(笑)為に、自分たちで、名作を思い出しながら、 ハチャメチャな映像のリメイク版を制作して、店頭に並べると、 大好評でお店も大賑わい。 そんな、ありそうでありえないストーリーに、なぜか感激した。 若者2人では対応しきれないほど人気になって、 これまた、苦肉の作として、あることを思いつく。 それが「皆(お客・住民)も出演させること」 「そうすればもっと短い映画がたくさん撮れて、 お客さんたちをだますことにもならない」 「お客をだまさずに済んで、町の皆が参加できる、 皆が『幸せの株主』になるの」と叫ぶシーン。 この「幸せの株主」という表現、気に入ってメモをした。 そして「おれたちでおれたちの映画を作ろう、 オリジナルなら誰にも訴えられない」と物語は展開していく。 市民参加の映画づくりは「皆が『幸せの株主』」が基本だな。
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2018年06月07日(木) ■ |
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定期的に神様はリセットするんだよ。 |
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書籍「AX(アックス)」(伊坂幸太郎著・角川書店刊・307頁)から。 読み出す前に、目次を眺めて気になったこと。 「AX」「BEE」「Crayon」「EXIT」「FINE」 あれっ「D」で始まる単語と、その「章」がない、だった。 さて、全体のストーリーとの関係はないかもしれないが、 気になったメモは「FINE」に登場する、マンション管理人の台詞。 マンションを探していた主人公との会話が、なぜか引っかかった。 「シェルターは必要かもしれないなぁ、 核戦争やら環境破壊やら、何が起きてるか分からないからなぁ」 「そうなんですか?」 「定期的に神様はリセットするんだよ。断捨離はみたいなもんだろ、 部屋がごちゃごちゃしてきたら、全部捨ててやり直す。 で、また荷物が増えて、収拾がつかなくなる。 地球が、できてきて、たぶん、ずっとそうだろうな」 だから、誰も望んでいないのに戦争が起きているんだ、 それも、世界のあちこちで、定期的に」そう教えられた気がする。 地球全体の人口が増え過ぎないように・・なるほどなぁ。
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2018年06月06日(水) ■ |
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苦境と思わない、思わせない、そういう雰囲気を醸し出す |
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誕生日のメッセージで励まされることってある。 自分の中で、勝手に60歳なのだから、少し自重しなければって 勝手に思い込んでいたら、後輩からお祝いメッセージをいただき、 よ〜し、もう一踏ん張りするか、という気持ちになった。 「下山さんにはマイナス思考は似合わないです。 誰もが苦境と思うことでも、苦境と思わない、思わせない、 そういう雰囲気を醸し出す、それが下山さんだと思います」 そうか、そう感じていてくれたのか・・と、ちょっと感激し、 涙腺が緩んだ。(最近、特に涙もろくなった気がする) 自分の住んでる町を良くする為には、不平・不満は言うけど、 仕事に対しては、どんなに大変でも泣き言は言わない、と 決めているので、余計に嬉しかったのかも。 私の場合、どんなに無理難題をふっかけられても、 「大丈夫だよ、命までは取られないから」が信条だからかな。 さて、あと10ケ月「終わった人」にならないよう頑張ろうっと。
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2018年06月05日(火) ■ |
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60歳からの日常生活は「力を抜く」 |
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健康診断(特に「特に「心電図測定」)で毎回言われる台詞、 「下山さん、もう少し、力を抜いてください」 「えっ、これでも抜いているつもりなのですが・・」 「とても緊張していますよ、もっとリラックスして」 「先生、リラックスしているつもりですが・・」 この会話を何度繰り返したことか。(笑) そう言えば最近、マッサージ師さんにも同じことを言われた。 「異常なくらい張ってます。もう少し力を抜けませんか」 「すみません・・どうやって力を抜くのですか?」 始末が悪いのは、自分ではその抜き方がわからないということ。 たぶん、今に始まったことではなく、小さい頃から 「何事にも全力であたる」を信条にしてきたから、 力を入れるところ、抜くところのポイントがわからない。 ゴルフや野球でも、ボールが当たる瞬間だけ力をいれる、 そのコツがわからずに、上達の壁になっていた気がする。 60歳を迎えて、生き方のテーマ「お裾分け」は決まったが、 日常生活の過ごし方に迷いがあったのも事実だから、 この言葉を選んでみた。 もちろん目指すところは、意識せずに、力が抜けていること。 さて・・まずは意識して「力を抜く」ところから始めよう。
P.S 「手を抜く」「脱力感」などとは違うんだよなぁ。(笑)
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2018年06月04日(月) ■ |
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60歳のテーマは「お裾分け」 |
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毎年、誕生日を迎えると、今年はどんな1年にしたい、と決め、 多くの人にコミットメントしながら生活してきた。 (守れないことも多々あったけれど・・) さらに今年は還暦、60歳。 60歳代の大きなテーマも決めたいな、と随分前から悩んでいたが、 ぼんやりであるが、見えてきた気がする。 孔子は「論語」の中で、自分の人生を振り返り、こう言っている。 60歳は「六十にして耳順い」(耳順・じじゅん)と表現し、 「60歳になった時、耳にどんな話が聞こえても、 動揺したり、腹が立つことはなくなりました」と。 う〜ん、私にはまだその境地どころか、 15歳で学問を志す事も、30歳で自信がつき自立する事も、 40歳で心に惑いがなくなり、50歳で自分が生まれてきた天命を 知る事も、実はできていない。 けれど、それを嘆いていても、私は孔子ではないし、(笑) 一度きりの人生、残された日々をどう過ごそうか、と考えたら、 「お裾分け」という単語が浮かんできた。 「気になる一言」も、私だけのものにしておくには勿体無い言葉を、 知人・友人らに「お裾分け」しているだけだし、 柿田川の写真や映像も、全国の(今では外国の)方々に向けて、 その魅力を「お裾分け」する感じで、情報発信しているに過ぎない。 だから今年は、公務員生活の総決算として、微力ながら 自分の溜めてきたノウハウを、後輩達に「お裾分け」したいと思う。 まぁ、そんなに役に立つ情報はないかも知れないけれど。(汗)
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