初日 最新 目次 MAIL HOME


しもさんの「気になる一言」
しもさん
MAIL
HOME

My追加

2017年01月12日(木)
沿岸警備隊は必ず出勤しますが・・戻るとは限らない

映画「ザ・ブリザード」(クレイグ・ギレスピー監督)から。
「事実に基づいた物語」の表示で始まる作品は、
どうしても、事実にどれだけ忠実なのか、さらに、
監督はこうした事件・事故のどこにスポットを当てて、
視聴者の私たちに、何を伝えたいのかが知りたくなる。
実は、この作品も同じだった。
夜の海、それも大荒れの海が舞台だから、画面全体が暗い。
陸上や部屋の中のシーンでさえ、明るい映像は少なかった。
その中でメモした台詞は、監督の伝えたかったことなのか?
そんな疑問まで持ちながらの鑑賞となってしまった。
選んだ台詞は、実際にあった話として
「沿岸警備隊は必ず出勤しますが・・戻るとは限らない」。
ただ、こんな大きな事故ではないにしても、
毎年、毎月、海の上の事故は発生しているだろうから、
その度に危険を承知で行動し、陸上の消防士と同じように、
家族は常に、ハラハラドキドキの日々を過ごしている。
仕事に真摯に向き合っている夫(恋人)を誇りに感じながらも、
何もあなたが無理しなくても、という感情が入り乱れる様子は、
こういったドラマにはつきものだ。
消防や救急、自衛隊(海外では兵隊)がドラマになりやすいが、
海上の沿岸警備隊も、頑張ってますよね、監督。(笑)



2017年01月11日(水)
箱根5区は、箱根駅伝で1番輝く場所だ

毎年、楽しみにしている正月の箱根駅伝。
毎年、その区間の走り方を参考にして、1年の過ごし方を決め、
20年間(10区×前半・後半)を過ごしてきたが、
昨年「気になる一言」の小冊子(10冊=10区)を発行した時点で、
その楽しみ方も、コールを迎えた。
では、これからは・・と考えたとき、放送の中で耳にする
「監督のアドバイス」をメモしてみよう、と思った。
定年まであと2年に控え、後輩たちを育てなくては・・と、
真剣に感じているからだ。
走っている選手も「監督の声が力になる」と言い切っている。
テレビを観ながらメモした台詞は、頷くことばかりだった。
「箱根5区は、箱根駅伝で1番輝く場所だ」
「風が強いのは、みんな一緒なんだ」
「キャプテンがチームで一番情熱をもっていなければいけない」
「いい感じ、いい感じ、ここからだぞ」
(もしかすると、監督の台詞じゃないかもしれないが・・)
それを仕事に応用して、使うことだって出来る。
「産業観光課は、行政の仕事で1番輝く場所だ」(笑)
あっ、わが課のスタッフに言い返されるかもなぁ。
「課長がチームで一番情熱をもっていなければいけない」。
さぁ、もう少し、お仕事、頑張ろうっと。(汗)



2017年01月10日(火)
「おんな城主 直虎」は「生きる勇気」を届けます!

今年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」。
毎年「第1回」を観てから、感想を書いている気がするが、
その前に、気になるのは「制作意図」。
日曜日の夕方・夜、ほぼ毎回(50回)観るのだから、
この作品が、私に何を伝え、何を気付かせてくれるのか、
ホームページで確認してみたら、こう書いてあった。
「幼き日に交わした、いいなずけとの熱い約束を胸に、
ひたむきに道を切り開く直虎。その覚悟と行動力を目にして、
ばらばらな家臣団が頼れるチームに、政敵が最良の伴侶に、
ライバルが心許せる友にと変わってゆく。
この数奇な運命に翻弄された主人公の生きざまの中に、
天下人にはならないが、絶対滅びない『本当の強さ』を求めた
リーダーの知恵が満ちている。」と。
そして、最後に1行。
「一途な愛を貫き、熱くしたたかに生き抜く主人公の姿を通して、
『生きる勇気』を届けます!」
う〜ん、何となくわかりにくい「制作意図」だが、(汗)
女性主人公の大河ドラマの難しさを見た気がするなぁ。
今回のキーワードは意外と「竜宮小憎」だったりして・・(笑)



2017年01月09日(月)
どこに何があったか覚えておいてください

ドキュメント映画「千年の一滴 だし しょうゆ」を
地元の映画館で上映した際に、監督の柴田昌平さんと出会った。
そんな彼から、ある人を通じて、HELPのメッセージが届き、
休日だし、私でよければ・・と撮影の協力(雑役等)を申し出た。
私も若い頃、エキストラとして参加していた映画制作現場であるが、
キャストではなく、スタッフは初体験なので、非常に面白かった。
スタッフといっても、専門の知識はないし単なるお手伝いだが、
本番撮影前に、カメラアングルや照明の強弱を決めるために、
キャストが立つ位置に変わりに立ってみたり・・全てが新鮮だった。
映画って、撮影する前の準備(段取り)に時間のほとんどを要し、
本番の撮影時間は僅かであることも理解できた。
中でも、撮影画面に入る風景で、必要ないものを取り除く作業は、
ワンカットでも手を抜かない、制作スタッフの意気込みが伝わる。
余分なものを、画面からできるだけ取り除くことにより、
映したい対象物が、より鮮明に浮かび上がることも知ったが、
その作業で私に与えられた仕事が、一番面白かった。
それが「どこに何があったか覚えておいてください」。
撮影が終わったら、元の位置に戻さなければならないからだ。
紙切れに書かれたメモ、電話番号一覧表、カレンダーの位置、
意味もなく掲示されているのではなく、それぞれに意味がある。
撮影後、なんとなく以前と目の動きが変わってしまった、では、
だめなんだろうなぁ。

P.S.
準備から段取り、本番、片付けまで、勉強になりました、はい。



2017年01月08日(日)
天文学者になりたい者と、宇宙飛行士になりたい者だ

映画「ジュラシック・パークIII」(ジョー・ジョンストン監督)から。
またまた「大丈夫よ、心配ないわ」という台詞から始まり、
「まさか、こんなことになるとは・・」が繰り返されてしまう。
「自業自得」という四字熟語が頭に浮かぶほど、
現代人の危機感のなさが、大きな事件に繋がってしまうことを、
この作品を製作する人たちは、伝えたかったのだろうか。
逆に「危険」と判っていても、時には足を踏み入れることが必要だ、と
メッセージを残しているのだろうか。
こんな会話をメモして、気になっている。
「男の子には、2つのタイプがある」という台詞で始まり、
「天文学者になりたい者と、宇宙飛行士になりたい者だ」と続く。
そのあと「天文学者や古生物学者は、安全な場所で驚異の物を研究する」
「(でも)宇宙には行けない・・・」「そのとおり」
宇宙に行きたかったら、危険と隣り合わせの「宇宙飛行士」になるしかない。
恐竜について知りたかったら、今も恐竜が住む「ジュラシック・パーク」に
足を踏み入れるしかない・・と、若者の冒険心を煽っている気がする。
映画と判っているけれど、やはり「ジュラシック・パーク」は閉園。
恐竜たちは、絶滅させた方がいいな、と妙に真剣になってしまった。(汗)
シリーズ第一作に、こんな台詞があったのを記憶している。
「恐竜は、森林破壊やダム建設で絶滅したのではない。
地球上での生息期間を全うして、自然淘汰された生物だ」
この映画のコンセプト・軸は、どこを向いているのだろうか?



2017年01月07日(土)
構築にお金がかかっていないから、運用にお金を払わない

あるまちづくりの会議で、こんなコメントがあった。
「お金がかかっていないから、運用にお金を払わない」
全国のまちづくりの状況を知っている方からすれば、
伊豆の市町は、個々に自分たちの情報発信をしていて、
「伊豆全体の情報がない」と、嘆いていた。
また、行政のPR下手を指し「やりっぱなしのことが多い」と
辛口のコメントも、メモの対象となった。
しかも「どうしてやりっぱなしなのか?」という疑問には、
簡潔明瞭に答えてくれた。
「構築にお金がかかっていないから、運用にお金を払わない」
伊豆全体のサイトは、各市町の協力を得て情報を集め、
あまりお金をかけずに、出来上がってしまう。
しかし、お金をかけないから、その活用にもお金をかけない。
つまり「やりっぱなし」になってしまうということ。
自治体が「箱モノ行政」で批判を受けるのも、作って終わり、
運営・維持管理には予算をかけないから、と言われた気がした。
こういう視点は、とても参考になる。



2017年01月06日(金)
抜け駆けの功名は、手柄にならん

映画「七人の侍」(黒澤明監督)から。
遠い昔(笑)鑑賞したが、なぜか急に観たくなったのは、
映画「二つ星の料理人」で、主人公がこんな台詞を言う。
「『七人の侍』を観た?、あれは俺の理想だ」。
映画好きであり、好奇心旺盛の私にとって、
どの部分が理想なのか、知りたくなったからである。(汗)
言い争いのシーンにも、うぐいすの鳴き声や琵琶の音が
BGMに使われていて、そのギャップが妙だったが、
作品を貫いているものは、チームワークの大切さ。
仲間集めから始まる、強いチームの作り方も参考になったし、
一人ひとりは個性的だが、自分の与えられた役割を意識し、
たった七人で、40人近い野伏せに立ち向かう設定も面白い。
「抜け駆けの功名は、手柄にならん。
いいか、よく聞け。戦は一人だけでするものではない」
志村喬さん演じる、浪人の野武士が言い放つ。
強い相手に立ち向かっていくとき、必ずと言っていいほど、
個人成績より、チームの勝利が優先される。
それは、戦国時代の戦だけでなく、現代の野球やサッカー、
チームスポーツには欠かせない考え方となっている。
それはまさしく、三つ星の称号を手にいれる料理の世界も同じ。
いい映画を作るのも、やはりお互いを信じあえる団結力。
そして、それをまとめあげる「リーダーの先見性」。
学ぶべきことは、いっぱいあったなぁ。



2017年01月05日(木)
しもさんの「2016年(平成28年)の成果指数」(公表)

先日、少しずつ続けてきたものを止めていこうと思う、と書いたら、
同じ頃「しもさんへ、平成28年の集計できましたか?」という、
私の成果指標を楽しみにしてくれている人からメールが届いた。
そこで例年のように、自分の成績表として報告していた
「しもさんの2016年(平成28年)の成果指数」公表したい。
万歩計・4,365,843歩。(目標366万歩)
読書・29冊、映画・100作品、講演会・24回、コンサート等・16回、
美術館・7館、献血・5回、新聞投稿(掲載)・1回。
1年の成果としては、驚くほどの数字は残せなかったけれど、
成果指標の1つずつに対して、メモを取り整理してあるから、
読み返すだけで、その時の様子が甦ってくるから不思議だ。
もっと若い頃から、この成果指標を考え、コツコツ貯めていれば、
きっと今頃は、全国を講演して回っていたな。
「誰でも出来る事を誰でも出来ないくらい続ける」をテーマに。(笑)
それでも、今年は長期的目標にしていた、ある数字に届くチャンス。
それは、映画「累計1000作品」のレビュー。
観た映画作品の感想を「気になる一言」にしているだけだが、
現在952作品だから、あと48作品で1000作品となる。
月4作品のペースで鑑賞すれば、なんとか達成できそうだ。
さて、記念すべき1000作品目は、どんな作品になるだろうか。
これまた、今年の楽しみがひとつ増えたなぁ。

P.S.退職してからの楽しみは、
新聞投稿(掲載)100回。(現在85回) 献血100回。(現在62回)



2017年01月04日(水)
あんなきれいだったら魚も楽しいだろうね

仕事始めの今日、一番言われた台詞が「『嵐ツボ』見た?」。
1月3日の午後「嵐ツボ」なる番組で、柿田川が紹介されたらしい。
(御覧になった方、いるでしょうか?(汗))
それも「まだ決まっていないランキング」というコーナー、
「日本のきれいな川 水中絶景ランキング」1位だったようだ。
番組録画していた「嵐ファン」の妹が、DVDにして届けてくれた。
帰宅後、じっくり鑑賞したら、開始46分ころから始まり、
世界の水中を撮影しているプロのカメラマンが選び、紹介し、
その映像を見た「嵐」のメンバーが、コメントをしている。
3位「徳島県海部川」2位「熊本県矢形川」1位「静岡県柿田川」
どれもきれいだったが、わが町に流れる「柿田川」の水中を見て、
メンバーの会話が面白すぎた。
「川はあんまり見たことなかったけど、なにか、
いっぱいああいうの生えてるもんなんだね。緑っていうか」
「ああいうところに生えてるんだね」
「それもすごいし、あんなきれいだったら魚も楽しいだろうね。
何でも見えちゃうんでしょ、あれ」
「透明度がとっても高い川たちでした」・・・
「唯一魚の気持ちになって見てたんですね、VTRを」
「そうそうそう、あれは初めて見た」
どれが誰の発言なのか「嵐オンチ」の私には、わからないけれど、
「魚も楽しいだろうね」という発言は、嬉しかった。
観光客の視点ではなく、魚の視点って、とても大切だと思うから。
鮎などの魚たちは、この絶景を見ながら楽しみながら泳ぎ、
カワセミなどの鳥は、この川に首を突っ込みエサを採るんだよなぁ。

P.S.
後から確認したら「大野君」の発言とのことでした。



2017年01月03日(火)
試してみたのは「1日10000歩を達成しないこと」

続けることには、何の抵抗もない私が、
いざ「止める」ことに対しては、けっこう努力がいる。(汗)
長年の経験から、なんでも「続けるコツ」を掴んでしまったのか、
一度、始めるとなかなか止められない現実が、私を苦しめている。
基本となるWEB日記「気になる一言」は、
2001年01月18日(木)から、ほぼ毎日(17年)続けているし、
その後友人の勧めで始めたメルマガも「5500号(15年)」を超えた。
数年前から、健康のために、と始めた、万歩計・1日10000歩以上も、
平日、往復4キロの徒歩通勤と、昼食後の散歩を兼ねた町内探検、
さらには、週末早朝の柿田川の写真・動画撮影が加わり、
最近では、あっという間に、10000歩に達成してしまう始末。
その上「ポケモンGO」を楽しみながら、ちょっと遠回りをすると、
知らない間に「万歩計」の数字は、驚く数字を表示している。
実は、1日10,000歩以上は、昨日(1/2)で、100日連続を達成。
(2017/9/25〜2018/1/2までの100日間、max 34,793歩)
そこで今日、試してみたのは「1日10000歩を達成しないこと」。
意識的に、続けないって、こんなに大変なんだ、と苦笑いしながら
「箱根駅伝のテレビ観戦」と「DVD映画鑑賞」に没頭している。
なんとか、目標が達成しそうだけれど、こうでもしなければ、
自分の体が悲鳴をあげているのも気付かず、続けてしまうから。
これから、少しずつ、続けてきたものを止めようと思う。
定年まで、あと2年。そんな「断捨離」を心掛けたいな。