ぶつぶつ日記
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2005年07月12日(火) |
つめの垢を煎じて飲まねば(−−;) |
父、69歳。 年齢よりもだいーぶ若く見えるのが自慢。 この間も、日曜日の早朝、仕事に行こうと思ったら、 実家前にツール・ド・フランスな人が一人(ご存知ですか?)。 誰かと思わなくても、父でした・・・。 そんなかっこして、ツーリングしている69歳がいるなんて、 そうそう思わんわな。
そんな父が、昨晩中元を送ってくれたお友達に電話をしていた。 その話を聞くと話に聞いていたら、 まあ、べっくらこきました! 父いわく、みっともない年寄りにはなりたくない、 下っ腹の出たような・・・・。 なので、最近は大好きな甘いものもひかえている!
え、そうだったの???? そりゃ知らんかったですわ・・・・。 とーちゃん、69のじーさんが、 自分のスタイルに気を使っているわけね・・・・。 はあ(@@;)。
娘、ちょっと反省。 いつまでも、若々しく、元気にいるためには やっぱり自分の努力が必要なのね。 そういえば、かーちゃんも風呂上りの体操は欠かしてませんね。 夫婦そろって偉いことです・・・。 つめの垢でも煎じて飲まねば(−−;)。
悪党と言うのは、そういうことを気にしないから、 悪党なんだろうと思うが、 最近のリフォーム詐欺はすごいですねー。 昔から、年寄りをだまして・・・ってのはあったけど。
知り合いが、ここまでひどくはないけれど、 ユニットバスの勧誘電話のバイトを短期間していたことがあって、 テレアポさんの仕事は、営業を訪問させる約束を取り付けるところまで。 でも、もしその電話主と契約が成立できたら、 テレアポさんにも金一封が出たという。 ある時、人のよさそうなおじいさんに電話をして、 営業訪問の約束を取り付けたそうだ。 その時、彼女は、「お願いだからことわってぇ〜」と思ったという。 ところが・・・・。 彼女が見たものは、自分の名前の横についがお花。 つまり、契約成立、金一封!のしるし。 これで彼女は、このバイトを辞めたという・・・・。
通常、自分のやっている仕事が、結構あやしい・・・ と思っている、割と普通の神経の人の場合、 契約成立は、かえってショックな出来事に思える。 自分も、その相手をだました片棒を担いだと思えるので。 でも、ここで、「やったあ!」と思ってしまうと、 自分がやっていることがとても有意義で しかもお金もどんどん稼げるし! となってしまうのだろう。
でも、やはり・・・と思う。 そういう仕事は永遠には続かないし、 自分の何かも壊れていくよ。 金銭感覚とか、倫理観とか・・・。
なかなか時間がなくて、ゆっくり日記を書く時間が!!! 情報収集も滞っています・・・。 いかんですねえ。
最近面白かったこと ・ストリートセレブの着まわし術 って、セレブが限られた着衣のなかで着まわすか!
明日は都議会議員選挙ですが、 どうしても投票にいけそうにない感じなので、 今朝、バイト前に不在者投票をしてきました。 朝8時半、私以外にも結構人は待っていましたね。 今、ニュースをみたら、投票率はかなり低いらしい?
確かにねえ・・・。 特別な支持政党がないので、 今回の選挙も、結局消去法で投票だよ。 いいのか自分、 でもしないよりは良いのか。 む〜。
最近、とある施設に見学に行ってきたんですよね。 そこは、都の予算から支援がもらえたそうで、 これまたすんげい設備でしたのよ。 でもね、あんなのあるなんて、都民のうちの何人が知ってますか? そして、実際に都民の何人が使いますか??? そう思ったら、やはり都民、国民として、 政府のやることを監視したり、 注意をもって意見したいるのは、絶対に必要! って思ったんですよね。
って、思うけど・・・。 政治家がこれまたお粗末。 んで、結果消去法での投票になっちゃったわけなんですけど・・・。 なんとかならないですかねえ。。。
9月までのスケジュール表を、見るのも嫌になってきた。 さすがに、仕事4つして、大学院行って・・・って、 自分でも欲張りすぎ。 でも、稼げるものならどんどん稼ぎたい。 人間は空気のみで生きているわけじゃないというのが持論なので。
そんな中、よせばいいのに、変な企画を自分で立てた。 まだ、全然手をつけてないから、 本当にできるかどうかわからない。 でも、一人で心に温めているだけじゃ、 いつの間にか企画倒れになりそうなので、 最近仕事で知り合って、ずいぶん仲良くなった人に、 メールで報告。
その人からのメールに、
一勝九敗
という言葉があった。 失敗を恐れてはいけない。 新しいことをはじめて、成功するものなんて、 10のうち、1つくらいという意味だ。 でも、とにかくやってみないことには、 その1つも成功はしない。
とにかく、やってみようと思う。 お金にならないし、時間もとられることだけど。 夏休みには、何とかスタートさせたい。
幼馴染のお母さんの体調がおかしくなったのは、 4,5年前のこと。 最初は、うつ病ということだった。 でも、病状はぜんぜんよくならず、 途中からは、近所で「本当にうつだけなのかな???」と 言われるようになってきた。 その症状が、いわゆるアルツハイマーに似ていたので。 でも、どんなに近所付き合いが良好でも、 こういうことって、なかなか他人が家族に言えることじゃない。
定年退職をして、おばさんの面倒を見るようになったおじさんが、 「お父さん、何か悪いことしたのかなあ・・・。 だから、お母さん、あんなになっちゃったんだろうか・・・。」 と言ったという話を聞いた時、誰もが泣いてしまった。 ぜんぜん、そんなことはなかったからだ。 いいだんなさん、良いお父さんだった。 何かの罰で、奥さんが病気になっただなんて、誰も思わない。 でも、病気は突然家族を襲い、家族は無気力感に襲われる。 家族だけでなく、周囲の者も。 もっと、話しかければよかったかな、とか、 気にしてあげれば進まなかったのかな、とか・・・。
つい最近、さすがにこれはおかしい・・・と気がついたおじさんが、 おばさんを検査に連れて行った。 やはり、単なるうつではなく、脳がかなり萎縮し始めているという。 まだ、60代半ばなのに、 おばさんの姿は、うちの隣に住んでいる80歳のおばあちゃんよりも、 年を取って見える・・・・。
ゆっくり歩いているおばさんに、おはよう!と声をかける。 他人だけれど、まるで姉妹のように、 母は頼まれて病院に付き添っていった。 近所の誰もが、これ以上病状を進行させない様に、 自分にできることをさがしている。 時折、その姿が切なくて涙を流す。 なぜなら、自分の将来にその姿がかぶるから。 でも、次に会う時には笑顔で声をかける。 ずっと、同じ町に暮らしてきたから。 いい時も、悪いときも。 いやなことも、良い事もあった。 悪口をいうことだって、もちろんある。 でも、困った時はお互い様。 みんな、一生懸命、生きているから。
ご近所というのは、やはり粋なものだと思う。 そして、何よりも、暖かい。
ある日、風呂上りにまったりしていると、母がいきなり言った。 「お父さんなんだけど、会社がオオクボヒコザエモンのように 健康な限りいてもらうようにって。だから、来年以降も働けるんだって。」 ????誰ですか???? 「だから、お父さん。」 って、そりゃわかってますがな。 その、オオクボさんって誰ですか? 「うーん、江戸時代の・・???」 時代劇嫌いの母に聞いたのが間違いでした。 わかるわけありません。 その後、ネットで調べてみたものの、 わかったようなわからないような、大久保彦左衛門。
うちの父は、戦後のごたごたのなか、 頼りにならん父親の収入の代わりに、 兄弟姉妹のため、中学もろくに出ないうちから、 町工場に丁稚に出た人です。 それでも、いろんな水質関係の国家試験に受かっていて、 それがあったので、結構いい年になって今の会社に転職。 完全なブルーワーカーですけどね。
その父が来年ついに70になり、 会社の決まりとしては、 もうこれ以上嘱託として働くこともできないはずでした。 60歳が定年で、今まで大して給料も下がらず、 雇ってくれていた会社には、家族全員大変感謝してます。
でも、会社辞めてどうすんのかなー、 体はまあ人並み以上に元気だけどねー、 趣味っていっても、つり程度だしねー、 と家族が思っていたら・・・。
なんと、特例中の特例として、 健康で勤められる限り70過ぎても勤め続けてもらうように!と、 先日、本社から通達があったそうなんです(父は本社勤務じゃない)。 生き字引?かなんだか知らないけど。 家族としては、ありがたいことなので、 変だなんておおっぴらには言わないけど(笑)、 ちょっと変な会社(^^;)。
でもまあ、健康だし・・・、 変な娘(私か)がいるし・・・、 別に娘、学費出してもらってるわけでもないけど、 親が健康じゃないとできないことってたくさんあるし・・・、 いつまでも、いきいきと働いて欲しいと思うのでした。
健康で働けるということは、 やはり何よりも贅沢なことだと思うのです。
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