ぶつぶつ日記
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ほんの些細なことで、ちょっと凹み中。 家に帰ってたら、ARAMCO world が届いていて、 それの特集が、カイロのモスクだった。 しかも、私の大好きなスルタン・ハサンと、イブン・トゥールーン。 ああ、カイロに居たいなあ、今、と思った。 あの雑踏と、喧騒の中に。
カイロに住んでいて、スペインによく遊びにいってた時、 地下鉄の駅すべてにいる警備員を見て、 なんとも物騒だなあ、ここは・・・・と思っていた。 でも、日本に帰ってきてしばらくしたら、 日本の地下鉄にも警備員が配置されるようになって、 そして、エジプトやスペインでは聞かないような わけのわからない事件も多発。 ごめんね、スペイン、物騒だなんていって。 日本のほうが、ある意味物騒になってしまった。
愛知のスーパーで、見ず知らずの男に 包丁で刺し殺された赤ちゃん。 お店では、犯行に使われた包丁が、 その店のものだったということもあり、 刃物を売り場から撤収したという。 実際、誰でも手に取れるところに、 刃物をおいておけるようなのんきな時代は、 この国では終わってしまったのかも。 売り場での刃物の扱いは、これから厳しくなるだろうね。
どちらの大学院に行くかはまだ決まっていないが (何せ、もう一つの方の試験は再来週)、 すったもんだがあって、昨日職場に完全カミングアウト。
はあ、すっきりした(^^;)。
とりあえず、非常勤として、バイト的に働き続けることはできそう。 どっちにしろ働かなくてはならないから、 大学院に慣れるまでは、仕事はなれたものを続ける方が、 精神的にも体力的にも楽だからなあ。
経営者には、「大学院で勉強したことは、ここに全て還元。」とか、 大学院が終わったら完全復帰とか、色々要望を出されたが、 アルカイックスマイルを浮かべ、聞き流し。 もちろん、条件次第な面もあるけれど、 たとえ大学院を出たからといって、今まで以上の条件で、 再契約してくれるような組織でないことだけはわかってる(苦笑)。
現状維持でも良いんだったら、 お金も時間も、使ったりしないわけよ。 その方が楽なんだし。
なぜ大学院に行くのか。 それは、今まで以上の自分になりたいから。 そして、自己満足で終わるのではなく、 得るものも、今まで以上になりたいと思うからでしょう。 単純だけど、重要なことです、雇用条件ってね。
おもいだしました。 腹の立つことを。 先週だったか、コイズミが国会答弁で、 自分の発言が間違ってたということを弁明するのに、 「人生色々」と発言していましたが・・・・。
そりゃいいよ、あんたが離婚しようが、 子供と全く会ってなかろうが。 そりゃあ、人生色々。
でもね、国会は、あんたの人生の前に、 国政なんだよ!!!! てめえの発言に、どれだけの国民の税金が使われてると思ってるんだ!
あー、誰か、私を国会に送ってください。 たった一期だけでいいの。 思いっきり、コイズミのネクタイを、縛り上げたい・・・・。
2005年01月30日(日) |
[TUP-Bulletin] 速報454号 ドナからの手紙 1 月28日 パレスチナで軟禁 050130 |
TUPからのメール、転記。 イラク選挙報道の影で、こんなことも行われています。。。。
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いつまで続くか軟禁状態。パレスチナの小さな町。ドナが命がけで行く。 ====================================== 2004年4月イラクで、米軍包囲下のファルージャに人道救援活動のために入り、そ の帰路、地元のレジスタンスによる拘束を経験したオーストラリア人女性ドナ・マル ハーンは、現在パレスチナに滞在しています。彼女は、西側報道ではガザ地区での実 質停戦が伝えられるなか、ヨルダン川西岸北西部の小さな町で、イスラエル軍による 外出禁止令のもと、命をかけて住民のために奔走しています。西側諸国にはほとんど 報道されない事実を、身をもって体験しているドナが伝えます。 (翻訳:福永克紀/TUP) ======================================
ドナ・マルハーン パレスチナで軟禁 2005年1月28日
お友達の皆さんへ
私は今、3500人の住民を軍隊が軟禁状態にしている町、ヨルダン川西岸サイダのパレ スチナ人一家の居間で、蝋燭の灯りをたよりにこれを書いています。 [訳注:サイダ Saida ヨルダン川西岸の北西部のイスラエルとの境にある町トゥル カレム近郊の小さな村]
私を親子同然として迎え入れてくれているこの家族の居間は、人でいっぱいです。白 いスカーフを巻いた聡明な顔つきのおばあさんが、彼女の子供13人のうちのいくつか の家族たちと、一緒に暮らしているのです。陽気な4人姉妹といろんな部族の血を引 くその子供たち、それと年下の兄弟3人に従兄弟が数人です。
一家は、室内にとどまっているほかにすべはないのです。もし、表のドアを開けたな ら、3日前にのどかなこの農村を侵略して占領している重装備のイスラエル兵数百人 のうちの一人がかまえる機関銃に直面することになるのです。
石油ストーブの輝きとコーヒーテーブル上の蝋燭2本の明かりがあるだけで、暗くて 寒いです。というのも、イスラエル軍が電気を止めてしまっているからです。もう食 料雑貨を買いに行くこともできなくなってしまったというのに、この女性たちは私た ちに食事とコーヒーを振舞ってくれます。町の小売店も、もし店を開けると爆弾にや られると警告されています。
数夜にわたり軍隊からテロ行為を受けたあと、この一家が私たちに彼らの家に滞在す るよう求めたのです。もし異国籍の者たちがいれば、インシャラー(神がお望みなら ば)、兵士たちが彼らの貴重品を打ち壊すことも、彼らを叩くことも、誰かを殺して しまうこともないだろうと思っているのです。でも、一番恐れているのは、家をブル ドーザーで踏み潰してしまうことなのです、ものすごい数のパレスチナ人の家を襲っ た悲運のように。
この町の軍事占領が始まってから、明日で4日目になります。これによって、幾千人 もの人間の生活を大混乱に落とし込めてしまっているのに、オーストラリアでは ニュースにもなっていないのは間違いないでしょう、というのも「白人」たちが関係 していないからです。
私はここに3人の異国籍人と一緒にいます。英国人女性2人とカナダ人男性です。こ の侵略と占領を見届け、人権蹂躙を監視し(いっぱいあります)、人々のために声を 上げ、食料と援助を届け、険悪な状況に介入するために、私たちはここにいるので す。
機関銃装備の若い兵士からのいつもの脅しにもかかわらず、私たちは、この地の人々 を自宅に閉じ込めている24時間外出禁止令を無視することに決めました。住民たち は、仕事や隣町の店や野良仕事に行くことはもちろん、バルコニーに出ることさえで きないのです。
この町への侵略は、集団的懲罰行為であり、国際法上では戦争犯罪とみなされるもの です。軍隊は、この町にいるといわれている手配中の8人を探しているというので す。
3日間の激しい砲撃や銃撃と家宅捜索のあげく、彼らはその手配中の誰一人として発 見することもできず、やったことといえば、兵士が来るのを聞きつけるとテーブルの 下に隠れてしまうような6歳の幼い少女リハブや、私たちに今日パンを求めた75歳 の老婦人や、大学に行こうにも町から出られない21歳の学生ナセルに、恐怖を与え たり、暴力をふるったりすることだけです。
だから私たちは外出禁止令に従わないのです。それが違法だからというだけではな く、食料や医薬品やその他多くのものを生きぬくために必要とする人間が、屋内に閉 じ込められているからです。私たちが、人影もなくなった通りを忙しく歩き回ってい ると、窓や屋上から人々が私たちに呼びかけるのです。私たちを見つけてホッとして いるのが、その表情からよく分かります。彼らが必要なものを言えば、私たちはそれ をどこかで探してきて持って行きます。ヤギの餌を取りに行くのに一緒に行ってくれ という男性もいました。家に上がりこんで話を聞き、彼らのことを心配している人た ちがいることを伝えたりもします。
この小さな町が、イスラエル政府公認のテロでこんなにひどく苦しめられていること を誰かが知るまで、一体何日かかるのか私には分かりません。
中東に平和を打ち立てるには双方からの善意がなければならないということに世界の 指導者たちが気づくまでに、どれだけ多くの侵略と屈辱と死が必要なことでしょう。
パレスチナ選挙後に政治家たちがあれほど平和について言葉巧みに語ったあとなの ですから、サイダの住民がいささかの幻滅を感じても許されるでしょう。
彼らはいまだに、和平の相手となるはずの人々からどんな好意的態度も見せられたこ とはありません。それどころか、すさまじい銃撃によって自由を剥奪されて3日にな り、それがあと何日続くのか、私たちには分からないのです。
皆さんの巡礼者
ドナより
追伸:これで、近頃しばらく沈黙していたわけが分かっていただけると思います。イ ンターネット接続も難しいし、パレスチナの村から村へと渡り歩きいろいろな緊急状 況に応えるのに忙しい上に、そのすべての恐ろしさに自分自身呆然としてしまいま す。書くことが難しいのです、ここでは思っていた以上に状況は悪く、たいがいの日 については、語るべき言葉がないのです。
追追伸:私の新電話番号は[訳注:番号省略]です、気兼ねなくかけて「グダイ」と 言ってください。サイダの住民の話に興味を持ちそうなどんなメディアに教えても らっても結構です。 [訳注:グダイ G'day (Good Day の短縮形)オーストラリアで「こんにちは」の意 味。現在では実際に使う人は少ないが、オーストラリアのシンボルのような挨拶言 葉。オーストラリアでは、しばしば英語の「エイ」は豪語の「アイ」として発音さ れ、「グダイ」と発音される]
追追追伸:「怪物と戦うものは、自らが怪物にならないように気をつけなければなら ない」――ニーチェ
原文:House arrest in Palestine URL: http://groups.yahoo.com/group/ThePilgrim/message/147
2005年01月28日(金) |
誰かのせい?自分のせい? |
なぜか、日本語教師向けの掲示板に、 公立小学校での賠償問題の書き込みがあったのだけれど、 それを読んでいて、最近は面白い親御さんが多いなあ、 と思ってしまった。
自分ちの子供が暴れて、トイレの窓を割り、 そのことで怪我をした子がいたという話なのだが、 よくよく読んでみると、
・兄:低学年暴れる、最近になり落ち着いてきた ・弟:低学年現在暴れ中、授業中も歩き回るなど、多動傾向あり
「兄もそうだったから、下の子も落ち着いてくると思うんですけど〜。」 と、お母さんははなはだのんきな口調だけれど、 私だったら、自分の子育てに関しての 相談トピをあげるだろうなあ(^^;)。 兄弟二人が二人とも暴れるって、 そりゃ、全て学校のせいにはできないんじゃないのかな?
自分自身に置き換えてみると、 例えば、担当しているあるクラスが荒れたとする。 最初は、学生のせい・・・にしたい。 誰しも、そういうもの。 でも、クラスが変わって、その新しいクラスも荒れたら? メンバーも一新されているのに? それはもう、担当教師である自分自身に何らかの問題あり、 と考えなければならないでしょう。
失敗は誰にでもあるし、 うまく行かないこともある。 でも、繰り返されるのって、やっぱり自分にも原因があるんだよね。 そこの見極めが、なかなか難しい。 しかし、やはり、つらい現実(=自分のせい?)を 受け入れなければならないこともある。 そして、それが人を成長させていくと思う。
まだ、本命の受験が終わっていないのだけれど、 大学院に行ったら、あれもしたいこれもできたら・・・、 なんて、お気楽に考えていることがいくつかあって、 そういうことを考えると、ちょっとわくわくする。 プールとか利用したいし、 茶道のサークルとかないかなあ、とか。
勉強と仕事と、やっていけるのか不安はあって、 時間は絶対に足りないはずなのに、 なんだか、のんきなことを考えているなあ。 でも、そういう楽しいことを考えることも、 時には必要。
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