ぶつぶつ日記
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2004年08月02日(月) 銃ではなく、暖かな手で

毎日新聞で、「悲しみの星に生まれて」というシリーズが
毎朝連載されている。
昨日の朝刊では、サッカーの親善試合で来日し、
同じ家にホームステイしたパレスチナ人とイスラエル人の
小学生の男の子の話だった。
パレスチナ人の男の子の父親は、ファタハ(パレスチナ解放戦線、いわゆるテロ組織と言われている)の幹部の子供。
イスラエル人の男の子は、壁による分離政策を進めている鷹派国会議員の息子。

日本人のホストファミリーが知らなかった、夜中のけんか。
そんなことがあっても、相容れないはずのこの子達は、
小さな友情を育んで、それぞれの住む場所に帰っていった。
今は、もう会えない。
すごく近くに住んでいるはずなのに、
連絡もいつのまにか途絶えてしまった。

でも、イスラエルの男の子は、友だちが言う
「パレスチナ人を皆殺しにしろ」「パレスチナ人を銃で撃ち殺せ」
という言葉に、苛立ちを覚え、
パレスチナ人の男の子は、記者に託した写真の裏側に、
こう書いている。
「君に会えなくてさびしいよ。君の幸せを願っています。」

多国籍軍なんかに参加しなくても、
できることは、たくさんあると思う。
一見すると無駄なこと、実りの少ないように思うことでも、
日本だからこそ出来ることが、たくさんあると思う。
特に、子供たちに。
恐怖や偏見で心が曇っていても、
その曇りは、真実の光の前に、短い時間で、きれいに消え去る。
また、曇りが戻ってくることがあったとしても、
それはきっと、以前とは少し違っているはずだ。
なぜなら、彼らは「お互いを」知ることができたから。
思い出は何かを作っていくだろう。
彼らの心の中に。

銃で世界に貢献するのではなく。
暖かい手で世界に貢献したい。
そしてそれこそが、子供たちを、悲しみから守るのだと思う。


2004年07月28日(水) テスト期間中

すみません。
今週はテスト期間中&ばたばた仕事中。
日記は来週の半ばまでお休みさせていただきます。


2004年07月25日(日) ちょっと進む

思い切って、はじめの一歩、やってみました。
冷たい返事がきたらどうしよう・・・と思いましたが、
そうでもなくて、良かった。
ちょっとずつ、ちょっとずつ、準備を進めます。


2004年07月21日(水) フランスを捨て、イスラエルへ!

つい先日、イスラエル首相シャロンが言ったせりふです。
その心は、
・フランスはムスリム人口が多く、このところイスラム原理主義が台頭してきている。
・そのため、ユダヤ人にとって危険。
・なので、フランスを捨て、イスラエルに移住し、身の安全を図ろう!

・・・・(−−;)。
フランス政府だけでなく、呼びかけられたフランス在住のユダヤ人ですら、
困惑、迷惑。

一見すると、フランスに住む同胞を案じているようなメッセージだけれど、
その裏には、イスラエル存続の危機があるのだ。
つまり、イスラエル国内において、
「イスラエル人」よりも、「パレスチナ人」の方が人口増加が多く、
このままでは、「イスラエル」なのに、「イスラエル人」の方が少なくなってしまう!

あれだけ、テロの温床をぶっつぶす!と言う政策の下、
パレスチナ人の人権を無視し、
妊婦ですら(いや、妊婦だからこそ、かも)、
なんら温情の対象にならない行動をしていても、
パレスチナ人は、増える。
産めよ、増やせよー、地に生えよ〜。
危機感があるからこそ、増える。

そして、統治するもの(上から押さえつけるもの)としての立場であるイスラエル人たちは、
国内の情勢が悪化すればするほど、
子供を産まなくなっているように思える。

フランスにも徴兵制度はあるかもしれません(イタリアとスペインはある)。
でも、イスラエルの徴兵とは、危険の度合いが全く違う。
嫌がらせもテロも、フランスにもあります。
でも、テロに限って言えば、
イスラエル国内にいるユダヤ人が、日常的に巻き込まれているテロ
(パレスチナ側からみたらレジスタンス行為)に比べれば、
巻き込まれる確立なんて、格段に低いでしょう。

そんなことは、誰にだってわかっている。
でも、シャロンの詭弁は、続きます。
イスラエルが、パレスチナを排除し続ける限り。


2004年07月20日(火)

昨日見た子は、ワンショルダー・へそだしのカットソー、
パンツもぴったり、なんと、下着のひもパンが見える大胆なカット。
おじさんにはたまらんな!というスタイルでしたが、
ヒモパン(タンガーですね)も目にまぶしい真っ白、
スタイルもよろしい子だったので、女性の私にも、目の保養になりました(笑)。

その人に似合っていて、その人なりの計算があるのであれば、
どんなかっこでもしてください、と思います。
デコラちゃんだろうが、ボディコンだろうが、なんだろうが。
ただ、最近、いただけない子が多いのが、

靴。

どんなに高そうな服を着ていても、
がんばっておしゃれしている気になっていても、
靴のかかとが斜めに減っていたり、
かかとを踏んでいるようでは、
完全にアウト、でしょう。

渋谷では、とっても多いんです。
かかとが減り過ぎて、ヒール自体が斜めに湾曲しちゃってる子とか。
今日見た子なんて、上はおしゃれにがんばってるつもり。
でも、なんで、靴のかかとを踏んでるんだ!
しかも、いい年して!!!

洋服が少しきつくても、体に影響はないかもしれません
(いや、実はあるんですけどね、冷えてもだめだし)。
でも、靴は、きちんとしたものを履かないと。
普通にしていても、ある程度の年になると、
ひざ腰にがたが来るのです。
それが、あんな靴を履いていたら、
骨格ぼろぼろよ。
それに、そういう子の歩き方って、うるさいんですよねー。

一流ホテルでは、まずその人の靴を見るそうです。
その点、日本人はまず最初にダメだしされそう。
高い靴を履けとは言いません。
私自身、安い靴はいてるし。
でも、最低限の手入れというか、そういうのは気をつける。
おしゃれだからじゃなくて、
自分の体のことも、考えて。

ほんと、頼むから、湾曲したヒールの靴を履くのだけは、
やめてくれ〜!!!!


2004年07月15日(木) 人種差別主義は、自らの首を絞める

22:15
新聞に、下記ニュースがでっち上げだったと、
発表がありましたね。
とりあえず、良かったー(^^;)=3

でも、書いてしまったので、
このままにしておきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

フランスのパリで、ユダヤ人に間違えられた女性(しかも幼児を連れていた)が、
10分間にわたり、地下鉄の中で、中東・アフリカ系と見られる男性達に、
暴行を受けたそうです。
フランスでは、周囲の人が誰一人として助けなかったこと、
そしてユダヤ人と間違えられたということで、
大きなニュースになっているようですが・・・。

犯行を起こした中東・アフリカ出身の男性達も、
普段は、自ら人種差別を受けているのでしょう。
そのつらさや怒りを、理解していながら、
自分とは違う人種に対して、攻撃を加える。
その結果、また、中東やアフリカ出身の人たちに対する、
人種差別が激しくなっていく。

人間とは、なんとおろかで、浅はかな生き物なんだろう。
自分の怒りを、他人にぶつければ、
それ以上の新たな怒りが、自分に向けられるというのに。


2004年07月14日(水) I remember you.

自分のちっぽけな生活の中でも、色々なことが毎日毎日起こって。
それを、日本レベル、世界レベルで広げてみると、
本当に、次々と激しい出来事が起こり続けていて。
ふと気がつくと、この前まで気になっていたことを忘れている自分。
もう、ニュースにもならなくなってしまった、たくさんのこと。

でも、完全に忘れてしまっているわけじゃない。
どこかで、何かの瞬間に、
「どうなっているんだろう?」と思い出す、たくさんのこと。

I remember you.
We must remember you.

秋に、またチャリティーをしようと思っています。
日本のニュースにほとんど載らなくなってしまった、
アフガンや、パレスチナの子供たち。
その他、忘れられた紛争地帯の、子供たちのために。
そしてまだニュースに出てくる、イラクの子供たちに。
何も解決されていない、子供たちに。






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