ぶつぶつ日記
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2003年03月25日(火) 閑話休題

ということで、身近な話題でも。
新聞のコラムに載っていた記事だが、
とある女性が電車の中でゲージからチワワを出し、
自分のとなりに座らせた(タオルは引いたそうですけど)。
小型犬でも電車の中でゲージから出すのはルール違反だし、
立っている人もいる時間帯だったので注意をすると、
「でもきれいですから。」。
ってそーいうことじゃないでしょう〜〜〜。
ってもう一回注意すると
ものすごーくいやな顔をして別車両へ。

私は人の顔色をうかがって何か行動したり
決めたりするのは好きじゃない。
でも、周囲の状況を見て判断するというのは、
絶対に必要なことだと思う。
出来るだけ、周りに迷惑をかけない。
それで自分の好きなことをする分には
摩擦はそんなに起きないと思う。
犬を連れて歩きたかったら最低限のルールは守るべき。
守っている人には誰も目くじら立てない。
でもそれが出来ないんだったら、
電車になんて乗らないで車を買えば?って思う。

電車の中の化粧も、最近ではどんどんエスカレートしていて、
朝の満員電車の中、立ったままマスカラだけじゃなく、
ハイライトをつけ始める人がいたり、
夕方の電車でマニュキュアをつける人がいたり。
彼女たちもきっと、「迷惑かけてない。」っていうのだろうが、
そのマスカラ、誰かの服につくこともあるかもしれない。
マニュキュアははっきり言ってくさいです。

私は思う、
迷惑はかけてない、私はこれが好き、私はこうしたい、
自分以外の人が、自分がしたいことをした時、
それを100%許容できるのか。
許容できたらある意味すごい、まさに究極の無関心。
でも、そんな人は多分、ほとんどいない。
他人の行動の、何かが気になる、何かにイライラする。
それはある意味当たり前の心理だから、
その気持ちを忘れないようにしよう。
そして自分の行動に、
誰かがイライラしているかもしれないことも、
忘れないようにしよう。
イライラしている人だけがおかしいんじゃない。
自分もまた、どこかおかしいかもしれないんだから。


2003年03月24日(月) 踊らされる

気がつくと、アメリカの情報戦に踊らされていることに気がつく。
アメリカ人捕虜の映像。
米当局は「捕虜の撮影をすることは捕虜の保護を定めたジュネーブ条約違反だ」と
抗議している。

そうそう、こう言うルールは守らんといかんよ、イラク・・・。
自分たちの立場が悪くなるじゃん・・・。

って、メールの転送をもらう。

> ふざけるな!!!ラムズフェルド!!!!
> 米英侵略軍の捕虜になったイラク軍兵士は、既に、米英系メディアによって撮影さ
> れ、全世界に放送されている。
> なのに、「捕虜の撮影をすることは捕虜の保護を定めたジュネーブ条約違反だ」と
> 抗議するとはよくいえたもんだ!
> 自分達はジュネーブ条約など無視同然じゃないか!
> まず自分たちが、遵守してからものを言え!アメリカ!


・・・。
そう言われてみれば、そうだった。
イラク人が白旗もって投降してきている映像を何度見せられた?
彼らは自ら投降してきた捕虜だから写してもいいんかいな。
それともフセインなんて指導者におめおめ従っていたぼんくらだから、
写してもいいのかいな。

イラク側には、アメリカ人捕虜の身柄の安全を求めるのは当然。
しかし、自分たちばかりを正当化する姿勢にはほとほとうんざりです、
アメリカさん。
国連の拒否権発動然り。

そして、いつまでもあると思うなブッシュと金。
ブッシュはいずれはいなくなる。
なぜならアメリカは民主主義の国だから。
ブッシュが死ぬまで大統領ってことはない。
ブッシュがいなくなったあと、
どれだけの大きいつけを彼のために払わされるのか。
それに気がついた時には、
すでに手遅れになっていやしないか。
何に、どうして踊らされているのか。
日々、足元を見つめる。



2003年03月23日(日) 何もいえない

人間の盾についてはいろいろ言われているし、
私自身考えることもあるけれど、
それが崇高な目的からだけじゃなくて、
もしかしたら売名行為とか、
そういう動機だったとしても、
やっぱり私のような、何もしていない人間は、
何もいえないなーと思う。
言うのは簡単、行うのは難しい。
そしてそう言う人たちの声が、
色んなことを知る事にも役に立っている。

http://m17n.cool.ne.jp/kubota/2003/iraq9

ご無事で日本に戻ってこられますように・・・。


2003年03月22日(土) 攻撃で死ぬってことは・・・

このサイトは以前にも紹介しました。
パレスチナのジェニン虐殺の時の遺体写真です。
全ての人にお勧めできません。
食事前、食事後は絶対におやめください。
そして心臓の弱い方、精神的にまいっている方は、
むしろ見ないでいただきたい。

見て欲しいのは、武力攻撃致し方なし、
そう思っている人たちにです。
アメリカでは攻撃のよるイラク側の死者は
100人くらいですむだろうなどという、
なんともお気楽な推測もあるようです。
そしてアメリカ兵はミサイルに「911」と書いて、
イラクに向けて発射しています。
911に報復に、イラクの一般人が死ねば、
それで気が済むのでしょうか。
911で亡くなった人たちが、満足するのでしょうか。

攻撃で死ぬというのは、こう言うことなのです。
人が人として、尊厳をもって死ぬことが出来ないのです。
もののように、一瞬にして破壊されていくのです。
建物の瓦礫のように・・・。

http://www.ummah.com/inewsletter/massacres/palestine/jenin.htm


2003年03月21日(金) 本物の、孤高のヒーローならば

結局始まってしまったイラク攻撃。
一部では戦後の復興をアメリカ抜きで
国連とEUを中心に進めようという意見が出ている。
これ、いいじゃん!と思う。

アメリカはたぶん、自分たちのことを
周囲に理解してもらえない、
孤高のヒーローだと思っていると思う。
そう、ランボーにしろたーミネーターにしろ、
ヒーローはいつも周囲の理解を得られず、
でも誰かのことを思って戦うのだ。
そして彼らこそが(=自分たちこそが)、
理解を得られなかったとしても、
正しいのだ・・・!!!!
って、映画の観すぎですが、こう言う感じ。

でも、映画の中の孤高のヒーローとアメリカと、
決定的な違いがある。
だからこそ、映画のヒーローはヒーローとして存在しつづけ、
アメリカは、気がつきゃ世界の独裁者扱いになるわけだ。
それは、本物の、孤高のヒーローは、
なんら見返りを求めない。
人知れず戦い、その勝利を周囲にアピールなどしない。
なんの報酬も名声も求めず、
傷ついた体を誰かに治してもらう事もなく、
ひっそりと、自分の役目に満足し、
どこへともなく去っていくのだ。
うーん、これって武士道。

しかし、アメリカはどうだろう?
全然そんな謙虚な気持ち、ないでしょうね。
やった=勝った=利権獲得!!
ちなみに、今回の場合は世界でも最も良質な、
石油。
アフガンがある程度ほっておいてもらえるのは、
あの国には利権になるような資源が
ほとんどないからなんですよね。

そしてサウジアラビアなんて、ほとんど属国。
だって、アメリカとサウジ合弁石油会社の、
アメリカ人がいっぱい住んでいるコロニーの隣りには、
サウジアラビア人ですらしらない、
秘密のアメリカ軍基地があるそうだ。
そこではもう去年から、離着陸の訓練が行われていた。
イラクだって、絶対にそうなる。
そしてイラクが終わったら、
次は念願のイラン、でしょうかね?

本物ならば、そっと去っていってくれ。
戦後の復興は国連中心でやってくれ。
そうしたら、認めてもいい。
アメリカが本物の孤高のヒーローである、と。
今のままでは、偽者だ。


2003年03月20日(木) 開戦あたり、色々考えること。

【13:10、考えてみよう】
ちょっと考えてみよう。
例えば、アメリカ以外の国がどこかの国を攻撃したとする。
それは日本が北朝鮮を攻撃するのでもいいし、
突然エジプトがスーダンを攻撃するのでもいい。
理由は「自国民保護のため」、「テロ支援国だから」、
「民主国家樹立のため」。
国際社会はどう反応するだろう。
当然の権利、と認めてくれるだろうか。
アメリカがイラクを攻撃できるように、
今の日本には北朝鮮を先制攻撃するだけの立派な理由があると思う。
しかもアメリカがイラクを攻撃する理由と、
ほとんど同じ理由だ。
しかしその時、アメリカは日本を支持してくれるだろうか。

フランスが、ドイツが、中国が、ロシアが、
「自国民保護」のためにどこかの国を攻撃することを想像してみよう。
それがどんな理由であっても、
絶対に激しい非難にさらされるだろう。

どうして、アメリカだけはやってもいいの?

子供の問いかけに、優しい言葉で答えられる人がいたら、
どうぞ私にも、教えて欲しい。
使い古された、聞き飽きたせりふではなく。



【12:00、反日感情】
中東の人々は親日家と言われますが、
それもそろそろ終わりのようです。
湾岸戦争、パレスチナ問題、
そして今度のイラク攻撃。
中東の人々は、日本に対して失望感を強めている。
疑問をたくさん持っている。
どうして、世界でただ一カ国原爆を落とされたのに、
どうして、有色人種では数少ない先進国(しかもナンバーワン)なのに。
その上、あちらでは大々的に
米ドル保守のために、日本が数兆円も米国支援をしたと報道され、
所詮日本は自分たちの仲間ではない、
自分たちのリーダーにはなりえない、
白い人たちの言うことを聞いている、
自分たちとは協力しようなんて考えない国、
という感情が爆発的に増えているようです。

みんなが、日本をいい国だって思っているような、そんな時代は終わり。
その尊敬や羨望や期待を裏切っているのは、
間違いなく、「私たちの」日本なのです。



【9:13、どうせ死ぬのは自分たちじゃない】
あと一時間で期限切れです。
どれだけ反対しても、声をあげても無駄だった。
自分たちだって立派な独裁者だと思うけどね。
「外交解決の失敗」何ていうけど、
最初っから攻撃する気満々だったでしょう?
攻撃を一度でも良いから、引っ込めようなんて発言、
なかったじゃないですか。

私は今回本当に思った。
「独裁的指導者を倒し、民主主義をもたらすために、
一般市民の多少の犠牲はいたしかたない。」
って、日本人の攻撃賛成の人も言うけど。
結局、死ぬのは自分たちじゃないもんね。
自分でも、自分の家族でも、自分の友だちでもないもんね。
どっかの国の、誰かさん。
知らない人、関係ない人、
その人が死んだって、自分は悲しくもない人、だもんね。

でも、それをその人たちにいえますか、面と向かって。
これから犠牲になる人たちに、
これまで犠牲になってきた人たちに、
面と向かって言ってみろっていうの。
広島・長崎の原爆投下だって、
アメリカじゃあそう言われてるんだよ。
「戦争を終えるためには仕方のない犠牲だった。」
はいその通りでした、って頭下げられるのか、素直に。

その人たちの瞳を、まっすぐ見られるのか。
私には無理。
目をそらしてしまうだろう。
止められない、自分たちの不甲斐なさに。
でも、それが人間だし、
後ろめたさや後味の悪さを感じない人間は、
優しさのかけらもない、傲慢な人間だ。


2003年03月19日(水) 大馬鹿やろう!!!でも・・・

今日は絶対にイラクのことを書こうと思っていたのです。
でも、昨日家に帰ったらそれどころではなくなってしまいました・・・。
生活に追われてイラクのことなんて正直どうでもいい、
と思ってしまっているエジプト人の気持ちがよくわかるわ〜。
全く、そこまで馬鹿だとは思わなかったよ!!!!
ばんばんばんばんばん!!!!<机をたたく音。

はあ〜〜〜〜。
馬鹿なやつでもなあ、しょうがない。
家族だから。
家族が助けないで、どなた様が助けてくれると言うのでしょうか・・・。
よいしょ、とふんどし締めなおして、
びっといきまっしょい。


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