皇帝の日記
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2012年04月12日(木) |
I'm your mother(ダースベーダーの声で |
イサムさんは自分の名前も答えられないし、年も言えないし、お母さんが誰だかもわからないし、迷子になったら絶対に戻って来れないんだけど。
ふと「イサムはそういう事が理解できない子なんじゃないだろうかねえ?」とジャバ夫さんに言ったら、 「大変だ!アインシュタインになっちゃう!」 と言出した。 え? い、いいんじゃない?アインシュタインなら・・。
さて、イサムさんの朝の送りに、完全復活しました。 産後は起きれない理由をああだこうだつけながら、ジャバ夫さんにメインで送って行ってもらっていたけれど、これからは私がやります。 ふふふ(威張って言う程の事ではない 学校のスケジュールも、そのように調節いたしましたんで。
やはり、マジでお母さんがわからないのには凹んだんだよ。 とほほだよ。
乳腺炎が一段落したので、今更鏡餅食べてます。 もっちもっちもっち。
そう言えば先日、ウイジに蒙古斑が無い事に気がついたのですが。 モンゴロイドの誇りを忘れたか。 忘れても良いが、福耳なので安心している。
さて、授業参観的なものが、イサムさんのプリスクールであったのだが。
私は新学期のクラス調整のため行けず。 ジャバ夫さんが行ってきました。
授業とは言っても、プリスクールなので単に先生が「○○ちゃんは、いつも学校で何をしているのかな〜?お父さんお母さんに見せてあげて〜」というような感じなので、フリースタイル。 そこでジャバ夫さんが衝撃を受けたのには、他の子達はわりと先生の言う事を良く聞いているというか、理解しているようなのですよね。
例えば、「〇〇ちゃんは、いつも何をするのが好きかな?」と言われると、すっと画用紙の前に行ってお絵描きを始めたり。 「お絵描きが好きなのね。他には何をしているの?」と言われると、さっとパズルを出して来て、遊んでみせたり。 2−3歳児ですからね。 言葉の理解の速い子は余裕でしょう。
ではイサムさんは、お父さんに得意な事を見せなかったのでしょうか。 見せなかったと言うか、見せつけたと言うか・・。
「イサムはいつも学校で何をしているのかな?」の先生の問いを聞き終わる前から、グルグル教室を旋回。 「回るのが好きなのねー。でも、いつも回ってるわけじゃないでしょ。他にも色々好きな事あるでしょ」と(何故か)先生が焦ったけれど、かまわず旋回。 最後に目が回って床に倒れ込み、両腕を天に突き上げて、お得意のプラトーンで〆。
・・・それ、家でもしょっちゅうやってますよね・・・。
更に、知らないお母さんを指差して「まみー!」。
違います。
ジャバ夫さんに「その人イサムのマミーじゃないでしょ」と指摘されると、先生を指差して「まみー!」。
違います。
その後、髪の毛が黒いだけで色んな人をマミー指名したらしいんだけれども、それは暗に私のマミー度が低いと言っているのかい? 黒髪の女性は、みんなマミーかい?
というわけで「イサムは何もわかっちゃいない!」とジャバ夫さんは憤りを感じて帰って来たのでした。 何を今更。
これから、イサムの語学強化週間と称して、スーパーに買い出しに行ってきます。 スーパーで色んな商品の名前を教えるんだってさ。 にわか教育パパ。
猫のトイレ掃除は、宝探しに似ていると見つけたり。 もしくは潮干狩り。
さて、義父母の体調は年なりに不調であったり、回復したりしなかったり。 とりあえず、義父が毎日2リットルくらい飲んでいたペプシを、ようやくやめさせることが出来たと思ったら、7アップになったりとかして、一進一退の攻防戦を繰り広げている。
あちらが良くなったと思えば、こちらが故障したり。 まあ年なんでしょうな。
我等が義両親との同居を決めたのは、二人の体調管理をするのが大きな目的でもあったので、使命感に燃えて色々試してみてはいる。 ロスに住んでいた頃には、毎日電話がかかって着て「もう駄目だ。死ぬ前に一度、息子の顔を見たい。ううー」と言うから、毎週末サンタバーバラに行っていたな。 やがてイサムが産まれると「もう駄目だ。イサムに会いたい」と言うので、やっぱり毎週末遊びに行っていた。
運転するのが面倒くさいから、同居したとも言う。
もちろん全然病気でない時にも「もう駄目だー」と言っていたのですが。 最近本当にもう駄目だーと思わせる時もあり。 まだそこそこ元気な時に同居に踏み切っていて良かった、とも思うんでありますよ。
だって、本当に具合悪くなっちゃったら、大変な事しか記憶に残らないかもしれない。
家族みんなが元気な事って、大事な事なんですよ。 と、イースターで「背中痛い」「脚が痛い」と言いながら孫の写真を撮りまくっている義父母を見て思うわけです。
昨日アップした記事が、インターネット接続不良で消えていたのでちょっとショック。 はう。
今日はイースターの日曜日だったのですが。 去年と同じく、タマゴを茹でて染めて庭に蒔いて、それをイサムとユアンが拾い集めて、それを私が回収して、殻を取ってタマゴサンドの具を作りましたとさ。 ボール一杯のタマゴペーストが出来たので、消費し切れずに困っております。 何故40個ものタマゴを・・・。 子供二人だというのに。 まだ10個程手を付けていないので、ゆで卵の活用法を考えています。 うーむ。 タンパク質。
天気が良かったので、そのまま庭でピクニックなどをしたり。
そして義母が体調を崩し気味で、医者に運動を命じられたため、毎日ブーマーさんとお散歩に行くのに誘ったり。 新しい日課が追加されている。
さらに明日から新学期だ。 イサムさんの送り迎えと、ウイジの授乳時間とのタイミングが勝負。
上手に回せるかな〜。
また17歳の誕生日がやって来たか・・・。 17歳、二児の母ですけど何か?
さて、誕生日ケーキはどんなんが良い?と聞かれていたので、ベイクドチーズケーキが良いとリクエストしました。 材料をミキサーで混ぜて焼くだけなので、簡単なのでうちの母親がよく作っていたのです。 ところが、誰もベイクドチーズケーキを食べた事無いと言うんでございます。 ここではレアチーズケーキがメインらしく。
ちなみにレシピはこれ。 http://cookpad.com/recipe/1603648
これを自動翻訳機で英語にして、コックさんに渡してあったのですが。
今日になって出て来たチーズケーキ、どうみてもレアなんですが・・・。 レア、あれ? 回文。
いやいやいや。 生でしょ、これ。 コックさんも「これ、写真と違う」と言いながら「温度が低かったのかな?」て。 温度が低かったんですよ、奥さん。 オーブン170度とか言って、摂氏170度ですから。 華氏170度じゃないですから。 あああケアレスミス。 ちゃんとチェックしてあげれば良かった。
でも材料がまだあったので、ちょっと小さめでもう一回焼いてくれました。 ふう。 美味しかったぜ。 でも母が作ったより、チーズ味が濃かった。 チーズの種類が違うのかな?
毎年思うんだけれど、今が人生で一番良いと。 おめでたいからね。 嫌な事があった年も、嫌な事忘れちゃうし。 毎年、出来るようになった事があったりして、なかなか良い人生ですよ。 イサムは元気だし、去年は無事にもう一人赤ちゃんを運んで来れたし(英語でデリバリー)。 今年も前進の年でありますように。
住宅事情のついでに。 今家を借りているホープランチ。 ここはサンタバーバラでは古参の高級住宅地として知られている。
地形の問題で区画の大きさはまちまち。 ただ街の設計で「ここを高級住宅地にしーよおっ」と決めていたので、ホープランチ出口には大きなモールがあり、ベーカリーやスーパーなどが充実しているのが良い。 普通のサンタバーバラの住民は、ゴリータかサンタバーバラのダウンタウンに買い物に行くので、ホープランチ出口のラカンブラモールまで遊びにわざわざ来ない。 そのため、いつもモールは人が少なくスッカスカ。 だのに、ティファニーとルイヴィトンの直営店が、突如として現れる不思議。
ホープランチ内の家は著名な建築家が建てている事が多く、住んでいる人の名前ではなく建物の名前が門にかかっていたりする。 建物に名前がついているんですよ、奥さん。 三軒茶屋のゴリラビルの如しですよ(違。
家は道から見えないところに建って居ることもあるが、海近くの丘になると、家からの景観を重視して、前庭に建っていることも。 モダン建築だとか、ポストモダンだとか。 1960年代あたりに「ちょー未来っぽくねえ?」と思ったのか、やたら四角いだけの家とか、丸い窓ばかりの家だとか。 「ムーミンが好きざます!」と家主が思ったのか、北欧建築だったり(雪も降らないのに屋根がやけに斜め。 「ベニスに死すんざます!」と思ったのかルネッサーンスなおうちがあったり。
ブーマーさんの散歩をしていても、飽きないのです。
でも一様に言えるのは、どの建物も、ものすごい古い。 その古さたるや。
もちろん、新しく建て直している家もあるけれど。
なんでそんな古い家ばかり残っているかと言うと、家と土地に関する法律が変わって、もし今建て直したら、同じ土地に同じ広さの家を建てる事が出来ないからだそう。 下手したら、離れを壊したら、母屋以外の建物は駄目!と言われて、壊して終わりになってしまう事もあるんだとか。
そんなわけで古い家達。
我が家も恐ろしく古いのは何度も書いているが。
どの古い家だって、内装くらいは新しくして、綺麗に住んでいると思いますよ。 でも我が家は、内装もボロい。 ボロいと言うか雑。 ペンキの塗り方も、壁紙の張り方も、ドアの建付けも、ライトの設置も雑。
犯人は大家さんです。
間違いない。 大家さんがDIYで改装を続けた結果だ。
アメリカには、設計士顔負けのDIYをする強者が多く存在するが。 残念ながら大家さんはあんまり器用な人では無いらしく。 彼の作品はことごとく雑なのだ。
そういうところも、奥さんの気に入らなかったのではないか、と毎日勝手に思いながら暮らしています。
一個前に住んでいたモンテシトにはロウアービレッジと、アッパービレッジがあります。 下の方の村と上の方の村。
なんか下の方はやじゃない?
地理的に、ロウアーの方がやや標高が低い場所にあるので、そういう意味で下村さんなのかと思っていたら、かつて開拓時代、下の方には使用人や肉体労働者が住んでいたためだそうな。 失敬な。
しかし今ではモンテシト全体の地価が上がっており、ロウアービレッジでも土地家を買うのはお金持ちばかり。 更にロウアービレッジの方がハイウエイ出口に近く、お店も多く利便性があるため、区画によってはアッパービレッジよりも高額な家がある。 フォーシーズンズもロウアービレッジに属しています。
失敬ついでに、なんとなくロウアービレッジと聞くと、東京23区以外の東京を、東京都下と呼ぶのを思い出します。 我が心の東京町田も都下。 失礼な。
さて、残念ながら背中の痛みは不死鳥のように戻って来た。 元通りだよ。 針ってのは、何度か継続しないと意味ないのかも知れないが。
針もたいして効かなかった場合、私はこれからどうしたら良いのでしょうか。 背中難民。
ついに鍼灸に行ってきました。
針刺すんですから。 よく痛くないとか言いますけど、痛いですから。 ちょっと爪でつねられるくらいには痛い。 あちこち30カ所くらい針で刺されて「はい、このまま10分動かないで〜リラックスしてて」とか言われたんだけど。
こ、この間に地震が来たらどうすんの・・・。
と、常に地震の事を考えながら生きている日本人。 もうね、常にですよ。
上半身裸だし、背中中針刺さってるし、手足にも針付いてますからー。 地震来たら、まず背中にかざされてるヒーターが落ちてきますからー。 もしもの時は、自分で針抜けるだろうか。 しかも逃げながら。 ドキドキ。
と、リラックスとはほど遠い状態で10分。
痛みは取れました。
なんと言う事でしょう。 超嬉しかったよ。 なんせ何ヶ月ぶりか、背中が痛くないんだもん。 ふはは。
でも3時間後にはまた痛くなってた。
うん・・・だよね・・。
そういえば旅行中、プロポーズ5周年記念日を迎えていました。 ついに記念日を忘れてしまう日が来たけれど、ジャバ夫さんは覚えていたよ。 「(プロポーズに)イエスと言ってくれてありがとう」とお言葉を述べられました・・・。
は?
ってなったのは内緒です。 ちょっと間を置いて(は!プロポーズ記念日か!)と思い出したので、「ああ、はい。こちらこそどうも」と間の抜けた返事をしてしまったよ。 イサムさんが「いえーしゅ!いえーしゅ!」と言いながら走り回っておりました。
3月29日。 さあ!肉の日です。
それにしても、ジャバ夫さんは本当に毎日色んな事にお礼を言いながら生きている。 感心する。 藤岡弘もびっくりなくらいだ。
奥さんを幸せにしたいけれど日本男児な俺は口下手で・・という人には、一日三言くらいわけてあげたい程。 それも思いも寄らぬ事に感謝されるので、一々驚かされる。 帰りには「旅行に一緒に来てくれてありがとう」とまで言われた。 私が旅行に行こうと言ったのですが。 言い出しっぺが行かなかったら、どうなるのだ。
まあ言われて悪い気はしないので、ちょっと皆様も口豆を心がけてみてはいかがでしょうか。 私もちゃんとお礼を言うように気をつけないとなあ、と思います。
最新のいちゃむ語
しょおーしゃ=消防車 いやおー=イエロー おーんじ=スポンジ
今回の旅で反省しなければならない事が。
お散歩から戻って、部屋に入ったら前日のルームサービスのお皿が置いてあったのね。 (ジャバ夫さんがこっそり夜中に取って食べたらしい) 「あ、廊下に出しておこう」と思って、ひょっと皿を持って廊下に出た瞬間、後ろでドアがバタン!
あ
オートロックで閉まってしまったのです。
ああ〜。
部屋の中にはイサムさん。 ストローラーに入ったままのウイジ。
あああ〜。
ジャバ夫さんはスパでマッサージ中。
心臓がきゅ〜っとなりましたが、運良く隣の部屋が清掃中だったので、すぐメイドさんにドアを開けてもらう事ができました。 あーべっくらこいただ。
三階だったから、フロントに言いにいっている間に、イサムさんが窓の鍵を開けてベランダに出てしまったらどげんしよ!!という恐怖。 ウイジはまあなんもできないでしょうが。 でも、ウイジの入ったストローラーを、イサムさんがベランダに出して、そのまま一緒に!!!
ぎゃああああああああ。
と、今思い出しても鳥肌もん。
ばかばか、自分のバカ。 はー再発に気をつけなきゃ。
皇帝
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